トランプ大統領がアップルに強硬姿勢! 製造場所を巡る関税問題で今秋発売iPhone17は値上げ確実?

トランプ大統領がアップルに強硬姿勢! 製造場所を巡る関税問題で今秋発売iPhone17は値上げ確実?

 日本でも人気のスマートフォンiPhoneの製造場所を巡り、アメリカのトランプ大統領がアップルのティム・クックCEOに対して強い圧力をかけています。

 対中関税の高さからiPhoneの製造工場を中国からインドへと移転させようとしているアップルに対して、アメリカ国内で製造しないのであればiPhoneを狙い撃ちにした関税をかけると宣言しているのです。

ココがポイント

インドで組み立てるスマートフォン「iPhone」の米国向け出荷を増やす計画(中略)厳しい関税の影響を回避する狙いがある。

出典:JBpress(日本ビジネスプレス) 2025/4/15(火)

トランプ大統領は「(中略)インド全土に工場を建設していると聞いた。私は君がインドに建設することを望んでいない」と述べた

出典:江南タイムズ 2025/5/16(金)

トランプ米大統領は23日、米アップルがiPhoneを米国内で生産しなければ「少なくとも25%の関税を払うことになる」

出典:朝日新聞 2025/5/24(土)

著名アナリストのミンチー・クオ氏は、アメリカ国内での製造は現実的でなく、関税を払ってでも海外製造を維持する方が得策と指摘

出典:Reinforz Insight 2025/5/27(火)

エキスパートの補足・見解

 現時点ではアメリカでのiPhoneの値上げは避けられない状況だと言えます。

 5月28日に米国際貿易裁判所がトランプ関税の差し止めを発表し一時は救われたかに見えましたが、ホワイトハウス側は上訴。連邦控訴裁は29日、「トランプ関税の維持」を認める判断を下したからです。

 ただ、各市場調査会社のアナリストらはアメリカ国内での製造によるコストアップは関税を超えるものと分析しており、アメリカで作ろうが、関税を払おうがiPhoneの値上げは確実です。

 また、この追加の関税がなくても現時点で対中関税が30%かかるため、アップルは「トランプ関税のせいだ」とは言わず「新機能を追加した」ことを理由にiPhone 17シリーズを値上げするとの見方が有力視されています。

 今年秋発売のiPhone 17、はたして日本円価格はいくらになるのでしょうか……。

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