仲間とのつながり。それが、Nintendo Switch 2の最重視しているポイント
ゲームは皆で楽しく!
Nintendo Switch 2の予約争奪戦がヒートアップしています。
いよいよ幸運にも発売と同時にゲットできた人からの声が届く日が迫ってきましたけど、このほどEurogamerは、ハードウェア構成のリークから任天堂の狙いを語っていますよ。
チャットしながらゲームできるのが大事
すでにNintendo Switch 2をめぐっては、公式発表以外にも多くのリークが流れてきました。
新たにDigital FoundryのRichard Leadbetter氏が、情報源は明かせないとしつつ、ハードウェア面での仕様についてわかったことをまとめています。
特に目新しい情報はなく、Nintendo Switch 2には、NVIDIA製のT239チップが搭載されており、ARM製8コアのCortex A78C、理論的には1.7GHzの最大動作周波数とのこと。本体メモリは12GBで確定らしいですね。
事前の予想のとおりですが、興味をそそられるのは、この12GBメモリのうち、3GBはNintendo Switch 2の本体システムに割り当てられているという点です。
また、8コアのCortex A78Cのうち、やはり2コアはシステム本体向けとされています。スペックとして、GPUはAmpereアーキテクチャにより、CUDAコアが1,536にパワーアップしたとのことなので、これは初代のNintendo Switchと比較して6倍に向上。
でも、ここまでシステムのためだけにパワフル性能が割り当てられている理由って…?
発見された情報から判明したのは、チャット機能が、どれほどシステムリソースに多大のインパクトを与えているかだ。任天堂は、チャット機能のためのテストツールまで開発者向けに提供している。
こんなふうにDigital Foundryは明かしています。
新たな専用ボタンまで備え、最大4人が同時にチャットしながらゲームを楽しめるNintendo Switch 2。ゲーム画面を共有し、内蔵スピーカーでボイスチャットが流れ、アクセサリーのビデオカメラを使えば、決してフレームレートは高くないものの、ビデオ通話しながらゲーム進行させられます。
このすべてを実現するため、本体システムに多大のリソースが割かれているというわけですね。
PS5に遠くおよばないものの…
NVIDIAもアピールしているように、Nintendo Switch 2は、初代からの大幅な性能向上を達成しています。
DLSSというアップスケーリング技術のサポートで、AIを利用してゲームを高画質化させた美しい映像まで楽しめそう。そうはいっても、その中身のハードウェア構成だけを取るならば、XboxやPlayStation 5(PS5)のハイスペックぶりに比べ、ウンと見劣りするレベルなことは否めないのかも~。
しかしながら、細部の映像の美しさにまでこだわらなければ、もし『ストリートファイター6』をNintendo Switch 2でプレイしたユーザーが、PS5 Proで同じようにプレイし、どこまで違いを体感できるかは微妙だそう。
Nintendo Switch 2でのゲームプレイは、それくらいユーザーをうならせる完成度になっているだろうと指摘されています。しかも8年ずっと使い続けても、まだいけるくらいのスパンで、スペック的にロングヒットで現役稼働しそうとのことですよ。
今ビデオ通話が日常の時代とはなったものの、マルチ画面でスムーズにコミュニケーションしながら仕事するには、かなりハイスペックなシステムも求められます。
画質などはさておき、Nintendo Switch 2が、4人でオンラインにてスムーズにつながり続け、なおかつ美しい映像でゲームプレイを楽しめる仕上がりとあれば、これは十分に買いなゲーム機なのでしょうね。