テスラの人型ロボ、“キレキレ”ダンス披露 華麗にステップ・サイドターン、片足立ちでポーズ 連日動画を公開

テスラの人型ロボ、“キレキレ”ダンス披露 華麗にステップ・サイドターン、片足立ちでポーズ 連日動画を公開

米Teslaは5月14日(日本時間、以下同)、同社の人型ロボット「Optimus」がダンスする動画を公開した。音楽に合わせ、手振りを加えながら素早くステップを踏んだり、片足立ちでポージングを決めたりする姿を披露している。同社のイーロン・マスクCEOが13日にXに投稿したOptimusの動画を引用する形で、OptimusのX公式アカウント(@Tesla_Optimus)が投稿した。

 動画では、その場でウオーキングする、左右に揺れながら片足ずつステップを踏む、素早く180度のサイドターンを決めるなどの動きを確認できる。動画の下部には「1x Speed」と表示し、実際の動きであることをアピールしている。

 このOptimusの動きに対し、Teslaのエンジニアを務めるミラン・コヴァック氏は「CGもゼロ」と補足しながら、Xの引用投稿で解説した。それによると、完全なシミュレーション環境で学習後、追加学習をせずに現実世界で動かしたという。一方、シミュレーション内のロボットモデルの改良や、ハードウェアの調整なども必要だったとしている。

 Optimusを巡っては、2023年に発表した最新モデル「Gen 2」とみられるロボットが、24年10月にTeslaが開催したイベントに登場。ダンスなどを披露して話題を呼んだ。一方で、この動きは完全に自律しておらず、一部の機能で遠隔操作を使っていたと、米Bloombergなどが報じていた。

 その後、Teslaのイーロン・マスクCEOは5月13日、Gen 2とみられるロボットが、素早くサイドステップする動画をXに投稿した。この動画では、Optimusの背面に落下時の対策のためにケーブルをつないでいた一方、14日の動画ではケーブルを確認できない。XのOptimus公式アカウントは「まだウオーミングアップ中だった」との説明とともに、今回の動画を投稿しており、動作の安定性が高まったことを示唆している。

 なお、マスクCEOは14日、米国とサウジアラビアの投資フォーラム(サウジアラビアの首都・リヤドで開催)で、同氏とサウジアラビアのムハンマド皇太子が対談する動画をXに投稿。同フォーラムに出席していたドナルド・トランプ米大統領と、ムハンマド皇太子に対し、「Optimusがトランプダンス(トランプ大統領が楽曲「YMCA」に合わせて踊るダンス)を披露した」と発言している。

Optimus - Gen 2 | Tesla

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