iPhoneに「iOS 18.5」登場 スクリーンタイム機能の通知やバグ修正など
アップルは、iPhone向けに「iOS 18.5」を公開した。新たにプライドハーモニーの壁紙が追加されたほか、スクリーンタイム機能の改善や、iPhone 13がキャリアの衛星通信機能に対応するなどのアップデートが行われている。
今回のアップデートでは、新しいプライドハーモニーの壁紙の追加に加え、子供の端末でスクリーンタイムのパスコードが使用された際、親/保護者に通知が届く機能が追加された。
さらに、iPhone 13のすべてのモデルが、キャリア提供による衛星通信サービスに対応した。
そのほか、他社製デバイス上のApple TVアプリでコンテンツを購入する際、“iPhoneで購入”機能が利用できるようになったほか、Apple Vision Proアプリで黒い画面が表示される不具合も修正されている。
また、セキュリティ関連の修正も行われ、アプリがユーザーの機密データにアクセスできる可能性があったBluetoothの脆弱性(CVE-2025-31212)や、FaceTime通話中にマイクをミュートしても音声が消音されない場合があった問題(CVE-2025-31253)など、CVE番号ベースで33件の脆弱性が修正された。
「iOS 18.5」配信スタート iPhone 13でも衛星通信が使えるように
米Appleは5月13日、iPhone用アップデート「iOS 18.5 ソフトウェア・アップデート」の配布を開始した。このアップデートでは、新しいプライドハーモニーの壁紙がロック画面に追加される他、iPhoneでのその他の機能、バグ修正、セキュリティアップデートも含まれる。
追加された機能としては、子どものデバイスでスクリーンタイムパスコードが使用されると、親/保護者に通知が届くようになった他、他社デバイス上の「Apple TV」アプリでコンテンツを購入するときに、「iPhoneで購入」を使用できるようになった。「Apple Vision Pro」アプリで黒い画面が表示されることがある問題も修正されたという。
その他、iPhone 13シリーズの全てのモデルで、通信事業者が提供する衛星通信機能が利用可能に。モバイル回線が届かないエリアでも、衛星と直接通信できるようになる。