「カバー」を付けると、iPhoneの寿命が縮む? 考えられるリスクとは【専門家が解説】

「カバー」を付けると、iPhoneの寿命が縮む? 考えられるリスクとは【専門家が解説】

iPhoneにお気に入りのカバーを付けて使用している人も少なくないでしょう。しかし、場合によってはiPhoneに悪影響を与える可能性もあるのです。

「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。

 (今回の質問)

カバーを付けると、iPhoneの寿命が縮みますか?

(回答)

基本的に、適切なカバーを使用すればiPhoneの寿命が縮むことはありません。むしろ、物理的なダメージ(落下、擦り傷など)を防ぐため、カバーは寿命を延ばす効果があります。しかし一部の品質の悪いケースでは、iPhoneに悪影響を及ぼす可能性があると考えられます。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

◆カバーがiPhoneに与える影響

前提として、カバーがiPhoneに与える悪影響としては、以下のようなものが考えられます。

▼熱がこもってしまう

一部のカバー、特に通気性の悪いものは、iPhoneの放熱を妨げることがあります。iPhoneは高温に弱く、バッテリーの寿命が短くなってしまうことも考えられます。

▼ゴミやホコリが蓄積してしまう

カバーとiPhoneの間にゴミやホコリがたまってしまうことがあります。これが摩擦を引き起こし、iPhoneの外装に傷がつくこともあるのです。

◆寿命を縮める可能性のあるカバーの特徴

とはいえ、基本的には適切なカバーを選べば寿命が縮むことはありません。むしろ、物理的なダメージを防いでくれます。

では反対に、「iPhoneの寿命を縮めてしまうカバー」とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

▼通気性が極端に悪いもの

通気性が悪いとiPhoneが放熱できず、内部温度が異常上昇してしまいます。特に夏場は高温になりやすく、バッテリーの劣化を早める可能性があります。

▼硬い素材で精度が悪いもの

カバー自体が硬くて弾性がなく、かつ、密閉性が高過ぎてiPhone本体を圧迫してしまうようなケースは、ボタンの故障やフレーム変形のリスクがあります。

このほか、ケースに定めている対象モデルと異なるiPhoneの機種で使用するのも避けた方がよいでしょう。

◆適切なカバーの選び方

iPhoneの寿命を縮めず、むしろ伸ばしてくれるような、適切なカバーにはどのような特徴があるのでしょうか。

▼1. 通気性・放熱性に配慮されている

ケースを装着するとiPhoneに熱がこもってしまうのは、一般的に周知されている事実です。そのため、放熱性・通気性に配慮したケースも珍しくありません。個人的におすすめなのが「バンパータイプ」のケース。iPhoneの側面のみを保護するケースで、背面が開放されているので放熱性が高いのが特徴です。iPhone本来のデザインも活かされるのも魅力ですね。

▼2. 適切なフィット感

iPhoneのサイズにピッタリとフィットするケースを選びましょう。また、ボタンや充電ポートなどが適切に使用できるような設計でなくてはいけません。

▼3. 信頼できるブランド・メーカー

Amazonや楽天市場では、中国産の安価なケースも多数販売されています。低品質なケースも少なくないため、注意して購入した方がいいでしょう。

おすすめなのは、やはり著名なブランドやメーカーのケースです。古いモデルのiPhoneから開発しているブランドであれば、経験と実績があるので安心できます。

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