「YouTube」が20周年--近日公開の新機能や便利な小技、統計データなど発表

「YouTube」が20周年--近日公開の新機能や便利な小技、統計データなど発表

20年前の2005年4月23日、YouTubeの共同設立者の一人であるJawed Karim氏は、記録に残る最初の動画を動画共有サイト「YouTube」にアップロードした。その20秒に満たない動画には、同氏が動物園の象の前に立ち、「象は本当に、本当に長い鼻を持っている」と説明する様子が収められている。

 それから20年が経過した現在、この動画共有サイトは当時とは比較にならないほど巨大な存在へと変貌を遂げた。YouTubeの発表によれば、これまでにユーザーは「YouTube Music」を含め、20兆本以上の動画をサイトにアップロードしたという。単純計算で、これは地球上の全人類1人当たり約2500本の動画に相当する量だ。現在では、毎日約2000万本の動画が投稿され、1日当たり平均1億件のコメントと35億件の「いいね」が付けられている。

近日公開の新機能

 しかし、YouTubeは過去を振り返るだけでなく、未来に向けた発表も行っている。同社は、YouTubeおよび「YouTube TV」における複数の新機能を明らかにした。

YouTube TVでは、ユーザーが独自のマルチビューを構築できるようになる。この機能はまず、一部の非スポーツコンテンツを対象に提供が開始され、今後数カ月かけて対象範囲が拡大される予定

YouTubeでは、より多くのクリエイターがコメントに対して音声で返信できるようになる

Premiumプラン向け機能「YouTube Ask」では、聴きたい音楽の雰囲気を説明するだけで、パーソナライズされたラジオ局をストリーミングできる機能が順次提供

Premiumプランでは、既存の2倍、2.5倍、3倍速の再生に加え、新たに4倍速の再生も利用可能になる

今夏、YouTubeはテレビ向けの視聴体験を刷新する。ナビゲーションや再生機能の改善、画質調整の容易化、コメント・チャンネル情報・登録チャンネルへのアクセス合理化などが図られる予定

見逃しているかも?--YouTubeの便利なヒント

 YouTubeはまた、ユーザーが見逃しがちな便利なヒントも幾つか紹介している。

 動画の任意箇所を長押しして2倍速で再生する機能や、意図しない操作を防ぐアプリの画面ロック機能に加え、就寝時に役立つスリープタイマー機能があることはご存じだろうか。

 デスクトップ版では、便利なキーボードショートカットが利用できる。例えば、左右矢印キーで5秒スキップ(進む/戻る)、スペースバーで再生/一時停止、「>」「<」キーで再生速度の変更などが可能だ。

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