次世代iPhone 17 Proは背面カメラ部分を再設計? バッテリーの持ちもさらに長く

次世代iPhone 17 Proは背面カメラ部分を再設計? バッテリーの持ちもさらに長く

9月に発売されると考えられている次世代iPhone 17シリーズに関して、以前から根強く囁かれているのは、背面カメラパネルが完全に再設計されるという噂がある。しかも、iPhone 17 Proの新しい外観を示すレンダリング画像が1つではなく2つ存在している。ただし、個人的には片方のほうがより実現性が高いと感じている。また別のレポートによれば、iPhone 17シリーズのバッテリーの持ちがさらに長くなるという歓迎すべき変更もあるという。

■バッテリー寿命の改善

まずはバッテリーの話題から始めよう。9to5Macのライアン・クリストフェルが指摘しているように、現行ラインナップで最大のモデルであるiPhone 16 Pro Maxは、すでに優れたバッテリーの持ちを実現している。

「アップルのウェブサイトによれば16 Pro Maxは大容量バッテリーによって最大33時間のビデオ再生が可能です。これはiPhone 15 Pro Maxの29時間から伸びています。そして今年は、さらに良くなるでしょう」とレポートは述べている。

これは、iPhone 17 Pro Maxが、従来モデルより厚みを増すという複数の噂があるためだと考えられる。内部のコンポーネントが厚くなるとは考えにくいため、追加の厚みはバッテリーを大型化するために使われるのではないかと推測されている。

クリストフェルは、Apple Watch Ultraに最も大きなバッテリーが搭載されているように、今年秋に発売されるPro Maxが「iPhone 7 Ultra」に改名される可能性もあると示唆している。名称については確証がないものの、以前からそうした噂は存在していた。ただ、最も大きなiPhoneが過去最高のバッテリーの持ちを誇るという点をアップルが前面に押し出す可能性は十分にある。

「超大容量バッテリーを搭載した『怪物』のようなスマートフォンをお求めなら、今年のiPhone 17 Pro Maxはこれまで以上の性能でそれに応えるでしょう」とレポートは結論づけている。

■新しい外観デザインを示す2つのレンダリング画像

話を再設計が噂される背面カメラパネルに戻そう。iPhone 17 ProとPro Maxでは従来のように左上隅が四角く盛り上がった形状ではなく、グーグルのPixel 9 Proのカメラバーのように、本体の横幅いっぱいへと広がるパネルになると考えられている。

最初に登場したレンダリング画像は、3Dデザイナーのkanedacane tweetsによる画像と動画だ。ここではiPhone 17 Proの背面がどのようになるがが示されている。

このレンダリング画像が以前のものと異なるのは、背面パネルの色が他の背面部分と同じである点だ。最近の報告でも「パネルは本体と同色になる」という興味深いアップデートが指摘されていた。今回のレンダリング画像はダークグレー仕上げで、実際にどのようなカラーバリエーションになるかはわからないものの、一体感のある色合いは従来のリークとはかなり異なる印象を与えている。

もう1つの公開されているレンダリング画像

描かれているのは、iPhone本体からなめらかに盛り上がるパネルに、3つのレンズとフラッシュ、マイク、LiDARセンサーが組み込まれた点だ。現行のiPhone 16 Proではフラッシュが3つ目のレンズの上、LiDARセンサーとマイクがその下にあるが、このレンダリング画像ではパネルが横に広がり、右端にフラッシュ、LiDARセンサー、マイクが縦に整然と並んでいる。

なお、3つのカメラレンズはこれまでと同様、パネル表面からさらに突き出している。

続いて、2つ目のレンダリング画像は、4RMDによるコンセプトトレーラー動画として公開された。見た目は美しいが、いくつか疑問点がある。まず、カメラパネルが背面と異なる色になっており、ガーマンの報告とは矛盾している。ただし、4RMD側が正しい可能性も否定はできない。

さらに、このコンセプト動画では、背面に長方形の開口部を持つペリスコープカメラが示され、48メガピクセルセンサーを搭載する可能性が指摘されている。センサーのアップグレードはあり得るが、アップルはすにペリスコープ式の望遠レンズを「テトラプリズム」と呼んで搭載し、外観が他のレンズと同じに見えるよう工夫している。

したがって、このレンダリング画像のように明確な長方形を見せるデザインは違うと考えられるし、同じくTouch IDが復活するという示唆にも疑問が残る。

率直に言うと、これら2種類のレンダリング画像が示す新しい背面カメラパネルデザインには、まだ大きな魅力を感じていない。ただ、過去にもリーク段階ではピンとこなかったデザインが、実物を見て考えが変わった例はある。

横幅いっぱいのカメラバーによる利点には、たとえば机の上に置いた際に、従来型の隅に偏ったカメラ突起ほどガタつかないことが挙げられる。ただし、レンズ部分が突き出しているため、ケースを装着しなければ安定感が得られるかどうかは微妙だ。

それでも、今回の情報はiPhone 17 Proの外観がどうなるかを推測する上で有益なヒントとなっているのは間違いない。

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