ミュージカル映画「オズの魔法使」を生成AIで高画質化…グーグル、ラスベガスの巨大スクリーンで上映へ

ミュージカル映画「オズの魔法使」を生成AIで高画質化…グーグル、ラスベガスの巨大スクリーンで上映へ

米IT大手グーグルは8日、ジュディ・ガーランド主演で1939年に公開された米国のミュージカル映画「オズの魔法使(つかい)」を生成AI(人工知能)で高画質化し、ラスベガスの球体型施設「スフィア」の巨大スクリーンで上映すると発表した。

 発表によると、グーグルの動画生成AI「ベオ2」や画像生成AI「イマジェン3」などの技術を活用する。画質を大きく改善させるだけでなく、オリジナル作品では撮影されていない背景をAIで生成し、大画面化に対応するという。

映画は8月28日の初公開を予定している。グーグルは「(主人公の)ドロシーたちとともに、生成AIが映画の主役を務めることになる」との声明を公表した。

 映画業界では、AIを使った新しい表現手法への期待がある一方で、関係者の雇用が奪われるとの懸念が根強い。名作を通じた取り組みがどのような評価を受けるか、注目を集めそうだ。

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