「007」の世界は本当にあった!?実在した「死のレモン」「秘密のパウダー缶」英MI5が実際のスパイグッズや事件を公開

実在した「死のレモン」「秘密のパウダー缶」英MI5が実際のスパイグッズや事件を公開

「007」の世界は本当にあった!?―。英国の諜報機関・情報局保安部(MI5)本部が、過去1世紀の主なスパイ事件を巡る展示を開始した。レモン汁の隠しメッセージから、フィルムが隠されたパウダー缶まで、実際の事件で使用された様々なスパイグッズを公開。話題になっている

 キュレーターのマーク・ダントン氏は展示物を見ながら「これはドイツのスパイ、カール・ミュラーの死を招いたレモン。1915年に渡英したミュラーは手紙の行間にレモン汁で隠しメッセージを書いたため捜査対象となり、裁判で有罪判決を受け、ロンドン塔で銃殺された」

 「ポートランドの事件で使われたパウダー缶には2カ所、隠し場所があった。1つにはスパイが文書などを保存する極小画像、マイクロドットの解析機材。もう1つには、3つのフィルムが入っていた。よくあるものが、スパイ機材を隠すために使われていた」と説明した。

 展示品は、MI5が英国国立公文書館と協力し、数年にわたって収集したという。展示は4月5日から9月28日まで。

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