【Nintendo Switch2】発表された“伝説級のインディーゲーム”にゲーマー熱狂。『DELTARUNE』『Silksong』がここまで話題になるワケ

【Nintendo Switch2】発表された“伝説級のインディーゲーム”にゲーマー熱狂。『DELTARUNE』『Silksong』がここまで話題になるワケ

4月2日に行われた任天堂(京都府京都市)の公式製品発表「ニンテンドーダイレクト」にて、ついに最新機種「Nintendo Switch 2」の詳細が明かされました。 

発表の中では、今後遊ぶことができるソフトラインナップも紹介され、3Dで描かれるシリーズ最新作『ドンキーコング バナンザ』をはじめ、『エルデンリング』などを手掛けるフロム・ソフトウェア(東京都新宿区)の完全新作『The Duskbloods(ダスクブラッド)』が発表されるなど、期待が膨らむ内容となりました。 

また、ラインナップにはゲーム会社のビッグタイトルだけではなく、『DELTARUNE』『Hollow Knight: Silksong』といった、“レジェンド級”のインディーゲームタイトルも発表され、こちらも大きく話題に。これらがどのようなゲームなのか紹介します。

『DELTARUNE』

『DELTARUNE』は、2015年に発売したRPG『UNDERTALE』の作者が手掛ける新作タイトルです。Nintendo Switch2発売日と同日の6月5日に発売されます。

既に2018年に発表され、体験版が公開されていましたが、6年以上の時を経て、製品版が登場することとなります。

前作『UNDERTALE』のキャッチフレーズは「誰も死ななくていいやさしいRPG」というもの。プレイヤーの選択次第で物語が大きく変わるほか、ドット調のグラフィックや音楽など、語りつくせないほどの魅力がユーザーから評価されました。

当初はPC版(英語)のみでの販売でしたが、「絶対にネタバレを踏まずに遊ぶべき」といった口コミや、有志の日本語翻訳、クリアまで数時間という遊びやすいボリュームなども後押しし、2018年には個人製作ゲームとしては異例の日本語パッケージ版が発売するほどの人気に。

PCゲーム販売サイト「Steam」では23万件中96%がGood評価という超高評価を獲得しています。

そしてとうとうお披露目された製品版『DELTARUNE』は、「『UNDERTALE』のパラレルストーリー」だと明かされて(公式サイト:FAQより)おり、RPGとしてのシステムを一新しつつも、タイトルが前作のアナグラム(並び替え)であることなど、関連も期待されています。

とはいえ、「基本的に、このゲームの世界は、『UNDERTALE』の世界ではない」ということで、今作から始めても問題なく楽しめる内容のようです。

作者のTobyFoxさんは『MOTHER』などの任天堂ゲームに大きな影響を受けたと、任天堂公式サイト「Indie World」のインタビューで語っています。そんなTobyさんの新作がニンテンドーダイレクトで正式発表されるのは、ファンとしても感慨深いものがありました。 

SNSでは、 

「こんなん絶対買わなきゃじゃん」

「嬉しすぎてダイレクトのDeltarune一生観てる良すぎ」

「ずっと家で叫び声あげてるDELTARUNEやりやがった マジかよ!!」 

など、粋なサプライズに多くの反応が寄せられています。 

『DELTARUNE』は現在、PC(Windows / Mac)、Nintendo Switch、PS4で体験版が配信中。チャプター1、2を無料で遊ぶことができます。チャプター3からの製品版はNintendo Switch2、PS5でも配信されるとのことです。

『Hollow Knight: Silksong』

全世界で280万本を売り上げた滅びゆくムシ達の王国を描くアクションゲーム『Hollow Knight』。骨太な難易度と、探索の面白さ、美しいビジュアルなどが評価され、Steamレビューでは36万件中97%が好評を獲得しています。

その続編となる『Hollow Knight: Silksong』の発表も、ファンにとっては待ち望んだサプライズとなりました。 

というのも、このタイトルは2019年に発表され、2023年前半に発売予定でしたが、発売間近となった2023年5月に延期を発表。

そのまま公式の続報はなく、ファンの間では発売が不安視されていたタイトルだったのです。

それがなんと、今回のニンテンドーダイレクトで発売予定が2025年であることが公表されました。あまりに唐突な発表に、ファンからは、

「さらっと流してたけどシルクソングもう一生出ないと思ってた……やっと……」

「永遠に出ないとされていたシルクソングがついに」

「ニンダイのシルクソング2秒で終わって泣いたけど嬉しくてもっと泣いた6年待ったよキミのこと」

など、驚きのコメントが多く寄せられていました。

Steamのデータベースサイト「SteamDB」によると、ウィッシュリスト数は32万4465件(4月4日時点)で、なんと全タイトル中トップ。少なくとも32万人以上が待ち望んでいたタイトルなだけに、短い映像でしたが衝撃は大きかったようです。

『Hollow Knight: Silksong』はNintendo Switch / 2、PC(Steam)、PS4 / 5、Xbox One / Xbox Series X / Sで発売予定となっています。

『Enter the Gungeon 2』など、待ち望まれたゲームが続々登場……発売への期待高まる

発表ではほかにも、全世界300万本を売り上げた見下ろしシューティングゲーム『Enter the Gungeon』の続編、『Enter the Gungeon 2(エンター・ザ・ガンジョン2)』の発表も。

こちらはダンジョン内でランダムに出現する「変な銃」……水鉄砲や極太レーザーなどを使いこなし、運やプレイヤースキルで道を切り開くというゲームで、夢中になる面白さがあります。

前作から約9年の時を経た続編ということで、こちらも待望の発表。Nintendo Switch2 / PC(Steam)向けに、2026年発売予定とのことです。

このように、“待ちに待った”インディーゲームも数多く発表された今回のニンテンドーダイレクト。

6月5日の発売を皮切りに、今後どんな作品が登場し、ゲームファンを驚かせてくれるのか。これからの展開にも目が離せませんね。

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