自然な風合いの素材に拘り、安心感と開放感に包まれる空間
「ヘリテージコルク」
量産車としては世界初となる、コルクがMX-30の内装材として採用されています。
コルクといえば、マツダは1920年1月30日、旧広島市中島新町(現在の広島市中区中島町)にコルクを製造する会社、東洋コルク工業株式会社として発足しました。
コルクの瓶栓に始まり、まだ当時の日本では珍しかったコルク板の製造への挑戦など、当時のモノづくりへのこだわりは現在のマツダへ引き継がれています。
この開発には、1944年にコルク製造事業を移転した、岡山県の内山コルク工業所と共に取り組みが行われています。
暖かみのある質感や触れたときの自然な肌触り、耐久性をどのように実現させたのでしょう?
車の内装材として最適化された、このエコマテリアルの開発を追っていきます。