「ルンバ史上最大の新製品発表」、アイロボットジャパンが4月16日に実施 ルンバの奇策。ゴミ捨てがめんどうなら、圧縮(物理)するべし!

「ルンバ史上最大の新製品発表」、アイロボットジャパンが4月16日に実施 珍しい予告の意図は?

 アイロボットジャパンは3月28日、「ルンバ史上最大の新製品発表」を4月16日に実施すると明らかにした。同社としては珍しく、公式サイトにティーザー(予告)画像を掲載している。

 アイロボットを巡っては、米国本社(米iRobot)が決算を発表した際、米証券取引委員会(SEC)への提出が義務付けられている年次報告書(Form 10-K)で「消費者の需要、競争、マクロ経済状況、関税政策」といった要因により、新製品ラインが成功する可能性は十分にあるが、それでも負債を返済する他の手段が見つからないと12カ月以上事業を継続できない可能性がある旨を記して注目を集めた。

 この内容が報じられるとアイロボットジャパンは公式サイトに声明を掲載。「昨年までの経営状況と今後の消費者動向、マクロ経済状況、関税政策などの見通しを踏まえ、アイロボット(米iRobot)の取締役会が負債の借り換えや売却可能性など、幅広い選択肢の評価を開始したことは事実」としながら、「現時点において一部の報道にあるような“企業としての存続不可”といった状況には全くない」としている。

 4月16日に行う「ルンバ史上最大」の新製品発表会は、そうした懸念を払拭する意味もあるとみられる。中国メーカーの勢いに押されている状況を打破する新製品となるのか、年次報告書の内容に関する説明があるのかも含め注目を集めそうだ。

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ルンバの奇策。ゴミ捨てがめんどうなら、圧縮(物理)するべし!

トンチ(物理)が利いた解決策。

4月16日、ルンバでおなじみアイロボットから、一気に9種の新型ロボット掃除機が発表されました。エントリーからハイエンドまで幅広い選択肢から、ベストなルンバを選べるのですが、個人的に「なんだそれ!」と驚いたのが、こちら。

名前を「Roomba 205 DustCompactori Comboロボット」と言います。価格は5万9200円。サブスクリプションのロボットスマートプラン+では月額2,880円。

特徴は新搭載の「ClearView LiDAR」によって、素早く正確なマッピングに対応。なおかつ、吸引と拭き掃除の両方に対応したハイブリッドモデル。

そして他のロボット掃除機と違う、このモデルならではのメリットが、ステーションをコンパクトにしながら、掃除毎のゴミ捨ての面倒くささを解消したところ。

便利だけど置き場に困らないルンバ

この「Roomba 205 DustCompactori Comboロボット」、ゴミ捨ては60日に1度でOKという、メンテの面倒くささを解消したモデルとなっています。

それでいて、ステーションが小型、本体も出っ張りが無いフォルムなので、ソファや家具の下とかにも設置できるのが美味しいところ。

ルンバ本体の高さは10.1cm、ステーションに乗った状態だともうちょっと高くなるでしょうから余裕を見て15cmくらいあればルンバ置き場としては十分でしょうか。

LiDARセンサーで位置補足も正確なので、家具の下を基地にしても稼働には問題なし。

ステーションにごみ収集機能を持たせると、この数倍はデカくなるので、こうしたスキマ運用はできません。そう考えると、コンパクトな家庭にもマッチしたモデルですねー。

ゴミ捨てを60日に1度にする奇策

そして、もう1点。ゴミ捨ての面倒くささ解消方法ですが、これがまた奇抜なので聞いて下さい。

一般的にゴミ捨て頻度を減らそうとすると、ステーションのゴミ袋に吸い上げて回収するアプローチがほとんど。僕も、それしか方法が無いと思っていたんですが、アイロボットが提案した解答は…

だったらロボット本体にたくさん詰め込んじゃえばいいじゃない

でした。お前は一休さんなのか…と。

そしてさらにユニークだったのが、この思想を実現するために取った方法です。

ロボット掃除機本体のダストボックスを極限までデカく。入ってきたゴミはパタパタ動くフィンで圧縮(物理)。

という思いっきりシンプルなパワープレイ。

確かにロボット掃除機が吸い上げるゴミって、細かな綿ゴミとかホコリとか髪の毛とか。圧縮しちゃえば小さくなるものがメインですしね。理にかなっているといえばそう。

こんなふうに入ってきたゴミをフィンで後ろへ後ろへと押し固めることで、ゴミ回収ステーションを必要とせず、最大60日間のゴミを貯めておけるというのです。

いやぁ…ロボット掃除機、まだまだ進化の可能性を秘めていて、ホント面白いですね!

ちなみに、試験的に綿を吸わせてみたところ、これだけの量を貯め込めたとのこと。

うそ…だろ?

今までたくさんのロボット掃除機に触ってきましたが、これほどまでに自宅で試したくなったロボットは初めてです。

「Roomba 205 DustCompactori Comboロボット」、お前どんだけ食えるんか。うちのリビングで勝負すっか?

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