マイクロソフト「Windows 11 24H2」リモートデスクトップの不具合に対処
マイクロソフトは3月24日、Windows 11(24H2)の不具合情報に関するページを更新。一部環境でリモートデスクトップ接続が切断される不具合について、部分的なロールバックで対処したことを明らかにした。
マイクロソフトは3月24日、Windows 11(24H2)の不具合情報に関するページを更新。一部環境でリモートデスクトップ接続が切断される不具合について、部分的なロールバックで対処したことを明らかにした。
不具合の内容は、1月に公開された「Windowsプレビュー更新プログラム(KB5050094)」以降の更新プログラムを適用したWindows 11(24H2)で、リモートデスクトップが予期せず切断されるというもの。
通常、こうした不具合は次回以降の更新プログラムで修正されるが、本件は3月公開のセキュリティー更新プログラム(KB5053598)でも解決せず、むしろ不具合の報告数が大幅に増加していた。
同社は本件について、適用済みのセキュリティー更新プログラムから問題のある部分だけをロールバックする「Known Issue Rollback(KIR)」で対応。KIRはほとんどの場合、ユーザーがマシンを再起動した際に自動適用されるとしている。
今回のKIRはあくまで応急処置であり、同社は今後の更新プログラムで、永続的な解決を図る方針だ。