トヨタが「スープラ」生産終了を宣言! 「直6+MT」搭載した“名スポーツカー”の再消滅に「悔やむ」声も! もはや“素”の仕様も「買えない」状況に「次期型」期待集まる

トヨタが「スープラ」生産終了を宣言! 「直6+MT」搭載した“名スポーツカー”の再消滅に「悔やむ」声も! もはや“素”の仕様も「買えない」状況に「次期型」期待集まる

新車の「GRスープラ」が欲しい人はどうしたら良いのか!?

 2019年1月にアメリカ・デトロイトモーターショーでデビューし、日本では同年5月から販売が開始されたトヨタ「GRスープラ(A90型)」ですが、2024年11月に、一部改良および特別仕様車の限定発売をもって生産終了となる予定が明らかにされました。

 一部の販売店などでは「標準仕様もすでに受注停止の状態にある」との情報もあり、SNSなどでは多くの声が集まっています。

 現行型のA90型スープラ(GRスープラ)は、先代モデルにあたるA80型の生産が2002年に終了してから17年振りに復活を遂げたことで、発売当時大きく話題を集めました。

 また、初代から続く「直列6気筒エンジン(上級モデル)+FR」の希少なレイアウトを継承し、2022年からは3リッターモデルに6速MTも追加されるなど、スポーツカーファンにとっても常に気になる存在といえます。

 ボディサイズは全長4380mm×全幅1865mm×全高1275mmで、乗車定員は2名。

 3リッター直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載するトップモデルのほか、出力の異なる2リッター直列4気筒ツインスクロールターボエンジンモデルもあり、幅広い選択肢を揃えているも特徴です。

 そして前述の通り、そして2024年11月の一部改良時に「スープラの集大成」として発表されたのが、世界300台限定の「スープラ“A90 Final Edition(ファイナルエディション)”」です。

 3リッターモデルをベースに、エンジンはノーマル+48psの435psまで性能をアップし、ボディの補強やサスペンション・ブレーキなどの性能アップ、レース参戦のノウハウを反映したカーボン製エアロパーツや、レカロ社製フルバケットシートの採用など、細部まで手が入っています。

 なお一部改良モデルの発売は2025年春以降の予定ですが、ファイナルエディションの国内導入に関してトヨタは「現在検討中」としており、300台のうち何台が正式に導入されるかどうかも不明となっています。

 首都圏近郊のとあるトヨタ販売店では「ファイナルエディションの販売時期に関しては、我々も『検討中』としか聞いておりません」との回答。一方で現行モデルに関しては「現在は受注停止の状態です」とのことでした。

 また別の店舗の営業スタッフは、苦しい胸の内について「欲しいとおっしゃっていただけるお客様にお届けできないのは、現場の人間にとっても辛いところです」と吐露。

 スープラの受注枠は、もともと非常に限られていたといい、現時点でもかなりの争奪戦であることがうかがえます。

 ファイナルエディションのみならず、一部改良後のモデルが欲しい場合も、早くから販売店と交渉しておくことが重要なようです。

 そんなGRスープラに対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

 多かったのは「直6ターボとMTの組み合わせなんてもう今後出てこないだろうな」「やっぱり買っておけば良かった」など、モデル消滅を悔やむ声でした。

 また実際にトヨタの販売店に行ったものの「割り当ては不明です」「うちの店に入荷できるかどうかもわかりません」など、ファイナルエディションが発売されても、手に入るかどうか現段階では「まだまったくわからない」とするコメントも見られました。

 一方で「次期型も開発されているとの噂」「今度はBMWとじゃなくてトヨタで独自開発して欲しい」「ターボじゃなくていいからお値段控えめに」など、早くも次期スープラに期待を寄せる意見も少なくありません。

 トヨタから次期スープラに関する情報は出ていませんが、多くのファンが今後の動向にも大いに注目しているようです。

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