エヌビディアの決算から読み解く生成AIとAI半導体の今後

エヌビディア（ NVIDIA ）の2025年1月期第4四半期決算は、売上高393.31億ドル（前年比77.9％増）、営業利益240.34億ドル（同76.5％増）と好調だった。

データセンター向け売上高が355.80億ドル（前年比93.3％増）で、この約半分が大手クラウドサービス会社（アマゾン＜ AMZN ＞、マイクロソフト＜ MSFT ＞、アルファベット＜ GOOGL ＞、オラクル＜ ORCL ＞）向けであり前年比倍増となった。

新型AI半導体「Blackwell」の出荷は第3四半期の数十億ドルから第4四半期約110億ドルに急増。一方、売上総利益率は第3四半期74.6％から第4四半期73.0％へ、営業利益率も同じく62.3％から61.1％へ低下した。

2026年1月期第1四半期の会社側業績ガイダンス（レンジ平均値）は、売上高430億ドル（前年比65.1％増）、営業利益251.6億ドル（同48.8％増）。売上総利益率は70.6％、営業利益率は58.5％の見込みで引き続き低下が予想される。