「インターネットの安全・安心ハンドブック」Ver.5.10、NISCが公開。使いやすいリーフレットも

「インターネットの安全・安心ハンドブック」Ver.5.10、NISCが公開。使いやすいリーフレットも

 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は3月11日、サイバーセキュリティに関する幅広いテーマを分かりやすく解説した「インターネットの安全・安心ハンドブック」Ver.5.10を公開した。同センターのウェブサイトから、PDF版を無料でダウンロードできる。

 2023年3月に公開されたVer.5.00から、最新状況を反映して全面的に再編されているほか、生成AI、サプライチェーン攻撃、ラベリング制度「JC-STAR」などの内容が新たに加えられている。全192ページで、構成は次のとおり。

・イントロダクション:インターネットにある基本的なリスクやトラブルを知ろう

・第1章:まずはサイバーセキュリティの基礎を固めよう

・第2章:よくあるサイバー攻撃の手口やリスクを知ろう

・第3章:SNS・ネットとの付き合い方や情報モラルの重要性を知ろう

・第4章:スマホやパソコン、IoT 機器を安全に利用するための設定を知ろう

・第5章:パスワードの大切さを知り、通信の安全性を支える暗号化について学ぼう

・第6章:セキュリティ向上が利潤追求につながることを理解しよう(中小企業等向け)

・付録:知っておくと役立つサイバーセキュリティに関する手引き・ガイダンス

・用語集

・おわりに~インターネットとよい付き合いを続けるために

・NISC 関連ウェブサイト、SNS 一覧..

 現在公開されているPDF版のほかに、ePub版と、ウェブブラウザー上での閲覧用のデジタルブック版が3月下旬に公開予定。また、一般利用者向けと中小企業等向けの、一部を抜粋したバージョンのPDFが近日公開予定となっている。

■ まず手に取るならリーフレット版

 このほかに、一般利用者向けと中小企業等向けのリーフレット版のPDFも公開されている。一般ユーザーと中小企業などのユーザーのそれぞれ向けに内容を抜粋したうえで、より読みやすいよう再編集したもの。どちらも全16ページで、図解が増えているほか、重要な内容のチェックリストが付いて、必要な事項に気付き、具体的なアクションにつなげやすいようになっているという。

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