南部鉄器で作ったギターエフェクター。個性的な音色で沸かす
お湯は沸かせないが会場は沸かせる。
日本が誇る、岩手の南部鉄器。鋳型で作る鉄瓶やフライパンが活躍しているご家庭もあるのでは?
日本古来の道具に使われるイメージがありますが、なんとギターエフェクターになっちゃいました。
楽器になった南部鉄器
アメリカのEarthQuaker Devicesと日本のKGR HARMONY USAがコラボし、筐体は1848年創業の鉄工所及富が担当。
見るからに冷たく重そうな、南部鉄器のオーバードライブ「Cast Iron Blumes and Plumes Overdrive Pedals」が誕生しました。
こちらは限定100個がアメリカで売られましたが、すでに完売とのこと。
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ガワが南部鉄器ではない、オリジナル版のエフェクターは販売中なんですけどね。
南部鉄器は一味違う
KGR Harmonyの代表フクシマ氏は、楽器の音色は筐体によって変わるのか? という研究を10年以上続け、南部鉄器にたどり着いたのだそうです。
通常のアルミ製筐体と違い、南部鉄器だとピッキングに対する反応や音圧感などが特徴的なのだとか。
他にもオーバードライブやブースター、バッファー、コンプレッサーなどがアレコレあります。揃えて持ち運ぶと重そう。
これでヘヴィメタルを弾かずして何を弾く!? というエフェクターですね。ちなみに日本の箪笥みたいなアンプも激シブです。