マスク氏がオープンAI買収を提案と報道、アルトマン氏即座に拒否
米実業家イーロン・マスク氏率いる投資家連合が、米オープンAIの非営利部門を974億ドルで買収すると提案した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が10日報じた。
この報道に対し、オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は「買収は必要ない。希望なら(マスク氏の傘下にある)Xを買収する」とXに直ちに投稿した。
WSJ紙によると、マスク氏の弁護士が10日にオープンAIの取締役会に同案を提示。マスク氏は弁護士を通して発表した声明で「オープンAIはかつてのようにオープンソースで安全性を重視する組織に戻るときが来た」とし「われわれはそれを実現させる」と表明したと報じている。
買収提案にはマスク氏率いる人工知能(AI)スタートアップ「xAI」が関与しており、買収が成立すればxAIとオープンAIが合併する可能性があるという。
マスク氏は2015年にアルトマン氏と共にオープンAIを設立。オープンAIが飛躍する前に離脱し、23年に競合するxAIを設立した。
オープンAIは非営利組織(NPO)として発足したが、AIモデル開発に必要な資金を確保するため営利組織への移行を試みている。
