任天堂「スイッチ」減速に歯止めかからず…今期2度目の下方修正、最終利益は45%減予想

任天堂「スイッチ」減速に歯止めかからず…今期2度目の下方修正、最終利益は45%減予想

 任天堂は4日、2025年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、最終利益が昨年11月時点の予想より300億円少ない2700億円(前期比45・0%減)になると発表した。発売から8年目となる主力の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の減速に歯止めがかからず、今期2度目の下方修正となった。

 売上高は900億円少ない1兆1900億円(28・8%減)、本業のもうけを示す営業利益は800億円少ない2800億円(47・1%減)を見込む。スイッチはかき入れ時の年末商戦でも想定以上に苦戦し、昨年4~12月の販売台数は前年同期比30・6%減の954万台にとどまった。

 24年4~12月期の連結売上高は前年同期比31・4%減の9562億円、最終利益は41・9%減の2371億円だった。

 任天堂は今年1月、後継機となる「ニンテンドースイッチ2」を年内に発売すると発表した。ただ、具体的な発売時期は明らかにしておらず、オンラインで記者会見した古川俊太郎社長は「(スイッチは)品薄になり、転売が相次いだ時期もある。需要を満たす数量を用意することが重要で、発売に向けて準備を進めている」と強調した。

ニンテンドースイッチ2の年内発売を公表、任天堂株価は前日比4%下落…「真新しさや情報少ない」

任天堂は、家庭用の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」を2025年に発売すると発表した。17年に登場した初代「ニンテンドースイッチ」の後継機となる。発売から約8年が過ぎ、スイッチの販売台数は減少傾向をたどっている。スイッチで獲得したユーザーをつなぎ留めつつ、どれだけ新たなファン層を開拓できるかが注目される。

 任天堂が自社ウェブサイトで公開した動画では、スイッチと同様に、左右のコントローラーを画面から取り外せる。画面の見た目はスイッチより一回り大きい。

 発売日や価格は非公表で、4月2日に詳細を発表するとしている。4月以降、北米や欧州など、世界の主要都市で体験会を開催。日本では4月26、27日に千葉市の幕張メッセで開く。

 スイッチは据え置き型と携帯型を一体化した画期的なゲーム機として、国内外でヒットした。24年9月末時点の販売台数は1億4604万台と、自社のゲーム機では携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」に次ぐ。

 ゲーム機は、長期間にわたりユーザーの興味を引き続けるのが難しく、5~7年程度で新型機に置き換わるのが一般的とされる。スイッチの販売台数も21年3月期の2883万台をピークに、3年連続で減少している。25年3月期は、前期より320万台少ない1250万台を見込む。

 後継機はスイッチのソフトも楽しめる。公開された動画では、見た目や使い方がスイッチと似ており、大ヒットしたスイッチのユーザーを、後継機に引き継ぐためとみる向きが多い。そのため「発表内容に目新しさがなく、情報量も少なかった」(アナリスト)との声が上がる。17日の任天堂の株価は、終値ベースで前日比4%超の下落となり、株価上昇につながるほどの期待を呼び起こせなかった。

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