固定電話やガラケーからでもChatGPTが利用可能に
OpenAIは19日、電話を通じてChatGPTを利用できるサービスを発表した。現時点では米国およびカナダで利用でき、料金は無料、時間制限は月15分間まで。スマートフォンだけでなく、フィーチャーフォンや固定電話などからでも利用できる。
専用の電話番号に発信することで、音声でChatGPTを利用できるサービス。電話越しに聞きたいことなどを音声で伝えると、ChatGPTが解釈し、合成音声で返答してくれる。同社ではChatGPTと会話する方法の1つとして実験的に提供するものだとしており、利用の可否や制限を変更する可能性もあると説明している。
これにあわせて、メッセージングアプリのWhatsAppでChatGPTを使えるサービスも発表。音声電話と共通の番号を用いたサービスで、アプリ上でChatGPTとテキストメッセージでのやりとりが行なえる。
電話で「ChatGPT」との会話が可能に--さっそく試してみた
OpenAIは米国時間12月18日、1-800-CHATGPT(1-800-242-8478)の電話番号を使って「ChatGPT」と会話したり、「WhatsApp」でメッセージを送ったりできるようになったと発表した。毎月15分まで無料で利用できる。通常の通信料は適用される場合がある。
ChatGPTとの通話は、米国とカナダの電話番号から利用できる。WhatsApp経由でメッセージを送れる機能は、ChatGPTが提供されているすべての国で利用可能だ。
OpenAIは米CNET宛ての電子メールで、これはChatGPTをより利用しやすくするための広範な取り組みの一環だと述べた。
「高速データへの安定したアクセスを得ることは、多くの人にとって困難で費用がかかる」とOpenAIは述べた。「AIに不慣れな人にとって、これは使い慣れた手段を通じてAIを試すための、簡単で便利かつ安価な方法だ」
実際に試してみた
米CNETはこの番号に電話をかけ、まずサンフランシスコの天気について尋ねてみた。女性のような声がすぐに応答したが、リアルタイムの天気情報にアクセスできないため、最新情報を提供するアプリの使用を推奨するとのことだった。Appleの「Siri」やAmazonの「Alexa」などのバーチャルアシスタントなら、この質問に簡単に答えられる。
エッフェル塔が完成した年を尋ねると、「1889年」という正確な答えが返ってきた。さらに、最上階を訪れるのに事前にチケットが必要かどうかなどの情報も提供してくれた。一方、このサービスには限界があり、パリへの旅行を計画しているかと聞かれたので、そうだと答えると、後になってまったく同じ質問を繰り返すということがあった。
一般的にAIは不正確な情報を提供することがある(幻覚として知られている)点にも留意すべきだ。
OpenAIは公式ブログで、この機能は「実験的」なものであり、いくつかの制限があるとした。例えば、この機能は静かな環境で最もうまく機能するため、同社はデバイスのノイズアイソレーション機能を有効にすることを推奨している。
同社は、安全性と悪用防止のために通話やメッセージを短期間保存し、確認することがあると述べた。
