紅麹、台湾で集団提訴 小林製薬などに7億6000万円賠償請求、135億円の賠償請求

紅麹、台湾で集団提訴 小林製薬などに7.6億円賠償請求

小林製薬の紅麹(べにこうじ)関連製品の健康被害拡大で、台湾の消費者支援団体は27日、小林製薬の現地法人や輸入業者など6業者を相手取り、被害を訴える55人に対する約1億6800万台湾ドル(約7億6000万円)の損害賠償を求める集団訴訟を台北地裁に起こした。

 台湾メディアが伝えた。

 訴訟を起こした民間団体、台湾消費者保護協会によると、55人は主に腎疾患の症状が出ており、人工透析を受けている患者もいる。同協会は「業者は企業の良心を持ち、責任を果たすべきだ」と訴えた。

 台湾ではこれまでに、原料として輸入された小林製薬の紅麹を台湾のメーカーが加工、販売した製品を摂取した人や、日本でサプリメントを購入し摂取した人による体調不良が報告されている。衛生当局によると、9月20日までに寄せられた報告は計69件に上った。

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小林製薬の紅麴問題でオアシスが株主代表訴訟 135億円の賠償請求

香港の投資ファンド「オアシス・マネジメント」は7日、小林製薬の旧経営陣に約135億円の損害賠償を求める株主代表訴訟を大阪地方裁判所に提起したと発表した。紅麴(こうじ)サプリメントによる健康被害問題を巡って、取締役が実効的な対応策をとらなかった責任を問うとしている。

 提訴は3日付で、対象となったのは創業家の小林一雅元会長と章浩元社長、山根聡前社長、元社外取締役の伊藤邦雄・一橋大名誉教授ら計7人。小林製薬の品質管理体制や危機対応に不備があったことは、取締役の善管注意義務違反にあたると主張している。

 オアシスは昨年12月時点で小林製薬株の約1割を持つ第2位株主。昨年11月、この7人を会社側から提訴するよう求めたが、小林製薬は「法令違反は認められない」として拒否していた。

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