「フレンズ」出演のマシュー・ペリーさん死亡巡り医師ら5人訴追…米連邦検察、不正に麻薬のケタミン販売し摂取させたか
米連邦検察は15日午前(日本時間16日未明)、人気コメディードラマ「フレンズ」に出演していた俳優のマシュー・ペリーさん(享年54歳)に麻薬のケタミンを不正に摂取させた疑いで、医師、麻薬密売人、ペリーさんの助手ら計5人を訴追したと発表した。
発表によると、ペリーさんは昨年10月28日、ロサンゼルスの自宅で、ケタミンの急性作用により死亡した。ケタミンは強力な麻酔薬で、米国では医師の監視の下での使用が義務付けられている。
医師はケタミンの危険性を認識しながら、同年9月以降、少なくとも7回にわたり、ペリーさんと助手にケタミンを販売し、ペリーさんを適切に監視しなかった疑い。一方、助手は医師や密売人からケタミンを入手し、ペリーさんの死の直前まで、複数回にわたりペリーさんにケタミンを注射した疑いが持たれている。
ペリーさんはケタミン中毒に陥っていたという。捜査を指揮したマーティン・エストラーダ連邦検事は15日の記者会見で、「5人はペリーさんの幸せより、ペリーさんから利益を得ることに関心があった」と糾弾した。
マシュー・ペリーさんの死因を警察と麻薬取締局が調査
昨年、他界した米俳優マシュー・ペリーさんの死因をロサンゼルス警察(LAPD)と麻薬取締局(DEA)が捜査していると、米ハリウッド・レポーターが報じている。
米シチュエーションコメディ「フレンズ」のチャンドラー役として知られる米俳優ペリーさんは、昨年、ロサンゼルスの自宅のジャグジーで心肺停止のところを発見された。その後、ケタミンの急性作用が原因だったと診断されている。
現在、LAPDとDEAはペリーさんが服用していたケタミンの出所と使用方法を詳しく調べている。ケタミンは医療用麻酔薬として使用されることもあるが、乱用のリスクが高い薬物としても知られている。
ペリーさんは以前から薬物依存や健康問題を抱えていたことを公表していた。1997年から2001年にかけて、アルコールとバイコディン(オピオイド系鎮痛剤)の依存症と闘ったことを明かしている。また、18年には大腸破裂で緊急手術を受け、長期間の入院を余儀なくされたこともあった。今回の死因調査では、こうした過去の問題との関連性も検証されているようだ。
