アップル、Apple Watch向け最新OS「watchOS 11」はApple Watch 6以降に対応へ

アップル、Apple Watch向け最新OS「watchOS 11」はApple Watch 6以降に対応へ

 アップルは、2024年6月11日(日本時間)に開催されたWWDC 2024で、Apple Watchシリーズ向けのOSであるwatchOSの最新バージョン「watchOS 11」を発表した。リリースは今秋を予定している。

 対応機種は、Apple Watch Series 6以降、Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch Ultra、Apple Watch Ultra 2で、iOS 18が搭載されたiPhone XS以降とペアリングされている必要がある。ソフトウェアアップデートは無料となる。

 watchOS 11では、睡眠中に測定した健康指標をすばやく確認できる「バイタル」アプリや、妊娠中によく経験する症状の記録、トレーニングの強度と継続時間から推定する「トレーニング負荷」、よりパーソナライズ化されたスマートスタック機能などが利用できる。

 また、20言語をサポートした翻訳アプリも追加され、スマートスタックから直接アクセスできる。

アップル、アクティビティやヘルスケア、スマートスタックに新機能を追加した「watchOS 11」を発表

 アップルは、「WWDC 2024」で、2024年秋にリリースされるApple Watch向けOS「watchOS 11」を発表した。iOS 18を搭載するiPhone XS以降とペアリングされた、Apple Watch 6以降のモデルに提供される予定。

 アクティビティ機能としては、新たにトレーニングの負荷を計測する機能が登場。ワークアウトが、時間の経過とともに体にどう影響しているのかが測定できるようになる。

 心拍数やペース、高度などの熱量測定データと、年齢や体重といった個人データをもとに、センサーで取得したデータを自動的に推定エフォート評価に変換する。

 ワークアウト終了後には、自分で「簡単」から「かなりきつい」までの10段階で評価できる。評価は、ワークアウトの時間とともに、トレーニングの負荷の計算に用いられ、平均値を上回っている場合は、疲労による怪我のリスクなどがアナウンスされる。

 また、iPhoneのフィットネスアプリ上では、概要タブをカスタマイズして、見たい情報を表示できるようになるほか、1週間の走行距離の表示や、曜日ごとにゴールを調節する機能が追加される。

 ヘルスケア関連では、バイタルアプリで、睡眠中に記録できる、心拍数や呼吸数、手首皮膚温といった、健康に関する指標を一目で確認できるようになる。過去の測定値を元に算出される標準値との比較もでき、標準値から外れた記録は、過去1週間と比較した詳細情報と並べて、強調表示される。複数の数値が標準値から外れた場合は、状況に応じてメッセージで通知される。

 周期記録では、妊娠期間を表示できるようになり、高い心拍数を通知する際の閾値など、様々な項目での見直しを促してくれる。妊娠期間は、ヘルスケアアプリのすべてのグラフに表示される。

 昨年より追加されたスマートスタック機能には、降水や翻訳など、新たなウィジェットが必要なシーンで自動追加される。翻訳アプリには機械学習モデルが使用されており、音声入力をするだけで、Apple Watch上で翻訳を見聞きできるようになる。

 ライブアクティビティも追加され、よく行くイベントの詳細や、フライトの到着時間などが表示される。帰宅時に友人や家族へと通知を送る機能も搭載される。また、スマートスタックは、デベロッパもライブアクティビティが表示できるようになる。

 自分が撮影した写真を文字盤に使う場合は、顔の表情、美学、構成から、機械学習がベストショットを特定し、専用のアルゴリズムで時刻と画像を組み合わせてくれる。

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