動車メーカー認証不正で県内の部品供給会社にも影響か 県が中小企業対象に相談窓口を設置 メーカーの一部出荷・生産停止受け(山形)
トヨタ自動車やマツダなど5社が不正なデータを使って国の認証を取得し、一部車種で出荷・生産が停止されていることを受け、山形県は、部品などを供給する中小企業への影響が懸念されるとして、特別金融相談窓口を設置しました。
これは、自動車の大量生産に必要な「型式指定」の取得について、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの5社が「認証不正」を行っていたと発表したものです。
これを受け、国土交通省では現在生産中の一部車種の出荷の停止を指示しています。
自動車メーカー各社は下請け企業などへの発注量が多く、県内でも自動車に関わる中小企業が多いことから影響が懸念されるとして、県はきょう、部品などを供給する中小企業などを対象にした、金融に関する相談窓口を設置しました。
相談は、県が、面談か電話で受け付けています。
時間は午前8時半から午後5時15分までで、土日祝日を除き、当面の間相談を受け付けるということです。
トヨタ 型式指定で不正発覚の3車種6月28日まで生産停止
自動車などの大量生産に必要な「型式指定」の取得に関して大手メーカー5社が不正を行っていた問題で、トヨタ自動車は6日午前、不正があった3車種の生産を停止しました。
この問題でトヨタでは過去に生産していた車種も含めあわせて7車種で不正行為が見つかり、このうち「カローラ フィールダー」「カローラ アクシオ」「ヤリス クロス」の3車種について出荷と販売を停止しています。
この3車種は「トヨタ自動車東日本」の宮城大衡工場と岩手工場で作られていますが、トヨタでは6日午前、3車種の生産を停止しました。
トヨタによりますと、生産停止は6月28日までだということです。
6日朝、宮城大衡工場に出社した従業員は「作業の数は減ると思いますが、通常と変わらず勤務します。今後の見通しはまだわかりませんが、私たちは現場でできることをただやるだけだと思います。会社へのイメージも良くないと思うので、早く通常に戻ってほしいです」と話していました。
中部経済産業局が中部地方の部品メーカーに聞き取り調査したところ、「生産が止まる車種の部品を供給しているため影響がある」という回答が寄せられていて、取引先や地域経済への影響が懸念されます。
