トヨタ自動車、ヤリスクロスやロードスターなど3社計6車種、「型式指定」不正で出荷停止、豊田章男会長「自動車メーカーが絶対やってはいけないこと」…会見し謝罪

トヨタ会長が謝罪「心よりおわび」 ヤリスクロスなどで認証不正

 トヨタ自動車は3日、車両認証不正をめぐる問題を受けて記者会見を開き、豊田章男会長が「今回の事案はトヨタ自動車とトヨタ自動車東日本の2社にまたがる問題。日野、ダイハツ、豊田自動織機に続き、グループ内で問題が発生しておりますことに対し、トヨタグループの責任者として、お客様、車ファン、ステークホルダーの皆様に心よりおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 トヨタによると、生産中のヤリスクロス、カローラフィールダー、カローラアクシオの計3車種で歩行者・乗員保護試験でのデータ不備があった。生産を終了したクラウン、アイシス、シエンタ、レクサスRXの計4車種について、衝突試験などの試験方法に誤りがあったという。

 豊田氏はこの日の会見で「法規に定められた基準はクリアしておりますので、お客様に安全にお使いいただけることは確認している」としたうえで、「しかしながら、こうした行為は認証制度の根底を揺るがすものであり、自動車メーカーとして絶対にやってはいけないことだと考えている」と語った。

ヤリスクロスやロードスターなど3社計6車種、「型式指定」不正で出荷停止

 自動車などの量産に必要な「型式指定」に関する不正が相次いだ問題を受け、国土交通省が国内85社の自動車関連メーカーに求めた社内調査で、不正が確認された現行生産中の車種は次の通り。

トヨタ自動車(3車種)=ヤリスクロス、カローラアクシオ、カローラフィールダー▽マツダ(2車種)=ロードスター、マツダ2▽ヤマハ発動機(1車種)=YZF―R1

 国交省は3日、これら計6車種について、国の保安基準への適合が確認されるまで出荷を停止するよう、3社に指示した。

トヨタ・豊田章男会長が認証不正問題で謝罪「全てのステークホルダーの皆様に心よりお詫び」現行3車種の生産・出荷停止

トヨタ自動車は3日午後、認証不正問題について調査した結果、不正が発覚したとして会見した。豊田章男会長は会見冒頭で、「今回の事案はトヨタ自動車とトヨタ自動車東日本の2社にまたがる問題でございます。日野、ダイハツ、豊田自動織機に続き、グループ内で問題が発生しておりますことに対し、トヨタグループの責任者として、お客様、車ファン、全てのステークホルダーの皆様に心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。」と謝罪した。

その上で、豊田会長は「法規に定められた基準はクリアしておりますので、お客様に安全にお使い頂けることを確認しております。しかしながら、こうした行為は認証制度の根底を揺るがすものであり、自動車メーカーとして絶対にやってはいけないことだと考えています」と述べた。

トヨタ自動車は3日、車体やエンジンを大量生産するために必要な認証制度である「型式指定」を巡って、2014年以降に、「クラウン」「アイシス」「シエンタ」「RX」「カローラ フィールダー」「アクシオ」「ヤリス クロス」の7車種で、国が定めた基準と異なる方法で不正な認証試験を行っていたことが判明したと発表した。

生産終了している「クラウン」「アイシス」「シエンタ」「RX」の4車種については、衝突試験等の試験方法に誤りがあり、生産中の「カローラ フィールダー」「アクシオ」「ヤリス クロス」の3車種については、歩行者・乗員保護試験でのデータ不備があったとしている。

不正があった事は5月31日に国土交通省に届け出ていて、このうち現在も生産している、「カローラ フィールダー」「アクシオ」「ヤリス クロス」の3車種については、きょう3日からいったん出荷と販売を停止することを決定した。

豊田会長は、問題点を洗い出すためにトヨタ、日野、ダイハツ、豊田自動織機に呼びかけて研究会を実施し、認証業務での物と情報の流れを可視化。課題についての改善に着手しているとしている。

衝撃でなくタイマーでエアバッグを…トヨタが衝突時の性能調べる試験で不正行為 ヤリスクロス等7車種で判明

 トヨタ自動車で、エアバッグの性能などの試験に不正があったことが明らかになりました。

 国土交通省は、豊田自動織機やダイハツで相次いで発覚した自動車の量産に必要な認証試験の不正を受けて、トヨタやホンダなど85社に対し過去10年間、同様の不正がなかったかの調査と報告を求めていました。

 国交省によりますと、トヨタでは衝突時の性能を調べる試験で、衝撃ではなくタイマーでエアバッグを開かせるなど、7車種についての不正行為が判明したということです。

 国交省はこのうち、現在も生産しているカローラフィールダーとアクシオ、ヤリスクロスの3車種の出荷停止を指示し、6月4日にもトヨタの本社を立ち入り検査する方針です。

 3日午後5時から、トヨタの豊田章男会長が緊急の会見を開き、不正の詳細について説明しています。

豊田章男会長:

「トヨタグループの責任者として、お客さま、クルマファン、全てのステークホルダーの皆さまに、心よりおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。今回の事案はいずれも認証に関わる問題でございます。今回の問題は正しい認証プロセスをふまずに、量産・販売してしまった点にございます」

 豊田会長は、販売済みの車の安全性に問題はないと話しました。

トヨタ会長「認証制度の根底揺るがした」 不正は7車種

 国土交通省が自動車メーカー5社に対して、型式指定申請で不正のあった車種の出荷停止などを指示したことを受け、トヨタ自動車の豊田章男会長は3日の記者会見で「日野自動車やダイハツ自動車、トヨタ自動織機に続き、グループ内で問題が発生していること、責任者として、お客さまや車ファン、全てのステークホルダーにおわび申し上げる」と陳謝した。

【一覧表】国土交通省が公表したメーカーと不正の有無の一覧

 不正行為があったのは7車種。このうち生産中の「カローラ フィールダー」「アクシオ」「ヤリス クロス」の3車種では、歩行者・乗員保護試験でデータの不備があった。国内で生産中のこの3車種については、3日から出荷・販売を停止した。国交省の指導のもとで「速やかに立ち会い試験などの適切な対応を進めていく」としている。

 生産を終了した「クラウン」「アイシス」「シエンタ」「RX」の4車種では、衝突試験などで試験方法に誤りがあった。豊田会長は「認証制度の根底を揺るがすものであり、自動車メーカーとして絶対にやってはいけないことだ」と述べた。

 不正のあった7車種は社内で検証した結果、いずれも性能に問題はなく、使用を控える必要はないという。

トヨタなど5社が型式指定申請で不正、国交省が立ち入り検査へ

 国土交通省は2024年6月3日、トヨタ自動車など5社から型式指定申請における不正行為が行われていたとの報告があったと発表した。

 ダイハツ工業や豊田自動織機などの認証試験不正の発覚を受けて同省は、型式指定を取得している自動車メーカーなど85 社に対して、型式指定申請における不正行為の有無などに関する調査・報告を指示していた。

 同年5月31日までに、トヨタ自動車とホンダ、マツダ、スズキ、ヤマハ発動機の5社から、型式指定申請における不正行為が行われていたとの報告があった。

 国交省はこれらの5社に対して立ち入り検査を行い、不正行為の事実関係や不正行為のあった車種の基準適合性を確認する。「その結果を踏まえて、道路運送車両法に基づき厳正に対処する」としている。

 また、不正行為の報告があったメーカーに対して、(1)国交省が基準適合性を確認するまで、不正行為のあった現行生産車の出荷を停止すること、(2)最終的な調査結果を速やかに提出すること、(3)ユーザーなどへの丁寧な説明や対応に努めること──という3点を指示した。(1)はトヨタとマツダ、ヤマハ発への指示、(2)は調査を継続中のトヨタへの指示である。

 なお、トヨタグループでは日野自動車とダイハツ、豊田織機に続き、トヨタ自身でも認証に関する不正が発覚した。トヨタ経営陣の責任問題が改めて問われる。

「型式指定」不正、トヨタ・マツダ・ヤマハなど5社で確認…国交省が計6車種の出荷停止指示

 自動車などの量産に必要な「型式指定」に関する不正が相次いだ問題を受け、国土交通省が国内85社の自動車関連メーカーに求めた不正の調査で、国交省は3日、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの計5社で不正が確認されたと明らかにした。国交省は5社に対し、道路運送車両法に基づく立ち入り検査を行い、詳しい事実関係を調べる。

 国交省の発表によると、型式指定を取得するための社内試験を巡り、トヨタで7車種、マツダで5車種、ヤマハ発動機で3車種、ホンダで22車種、スズキで1車種について、それぞれ不正行為が確認されたと報告があった。

 国交省はこのうち、現行生産車での不正が確認されたトヨタ(3車種)、マツダ(2車種)、ヤマハ(1車種)に対し、国の保安基準への適合が確認されるまで、不正のあった車種の出荷を停止するよう指示した。

 国交省は、ダイハツ工業や豊田自動織機で型式指定を巡る不正が続発したことを受け、今年1~2月、型式指定を取得している自動車メーカーなど23社と装置メーカー62社に対し、過去10年間の取得時にデータ改ざんなどの不正がなかったか改めて社内で調査し、報告するよう指示していた。

 不正のあった5社以外では、64社が「不正なし」、16社が「5月末時点で判明した不正なし」と報告したという。

カローラ/ヤリスシリーズ一部出荷停止 不正はダイハツだけじゃなかった トヨタはじめ5社で発覚

トヨタに関しては継続調査中

 国土交通省は2024年6月3日、型式指定を取得している自動車メーカー等85社に対し行った調査の結果、5月末までに自動車メーカー計5社から、型式指定申請における不正行為が行われていたとの報告があったと発表しました。

 これは、タイハツ等の不正事案を踏まえ、型式指定を取得している自動車メーカー等85社に対し、型式指定申請における不正行為の有無等に関する調査・報告を指示した結果、判明した不正です。調査が完了した68社のうち、不正が発覚したのはマツダ、ヤマハ、ホンダ、スズキの4社で、調査継続中の17社に関しても、現状でトヨタ自動車に不正が発覚しているとのことです。

 報告のあった5社に対して国土交通省は、道路運送車両法に基づき立ち入り検査など更なる調査を実施し、その結果に基づき、厳正に対処していくとのことです。

 現状、報告のあった不正行為の内容については以下の通りです。

●トヨタ(※調査継続中のため、現時点で判明している不正行為のみ記載)

・現行生産車3車種について、歩行者保護試験における虚偽データの提出等

・過去生産車4車種について、衝突試験における試験車両の不正加工等

●マツダ

・現行生産車2車種について、出力試験におけるエンジン制御ソフトの書換え

・過去生産車3車種について、衝突試験における試験車両の不正加工

●ヤマハ

・現行生産車1車種について、騒音試験における不適正な試験条件での実施

・過去生産車2車種について、警音器試験における試験成績書の虚偽記載

●ホンダ

・過去生産車22車種について、騒音試験における試験成績書の虚偽記載等

●スズキ

・過去生産車1車種について、制動装置試験における試験成績書の虚偽記載

 なお、トヨタでは既に公式HP上において、日本国内で生産中の3車種である「カローラ フィールダー」「カローラ アクシオ」「ヤリス クロス」については6月3日より一旦、出荷・販売を停止をすると発表しています。

「型式指定」不正、トヨタ・マツダ・ヤマハなど5社で確認…国交省が計6車種の出荷停止指示

 自動車などの量産に必要な「型式指定」に関する不正が相次いだ問題を受け、国土交通省が国内85社の自動車関連メーカーに求めた不正の調査で、国交省は3日、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの計5社で不正が確認されたと明らかにした。国交省は5社に対し、道路運送車両法に基づく立ち入り検査を行い、詳しい事実関係を調べる。

 国交省の発表によると、型式指定を取得するための社内試験を巡り、トヨタで7車種、マツダで5車種、ヤマハ発動機で3車種、ホンダで22車種、スズキで1車種について、それぞれ不正行為が確認されたと報告があった。

トヨタ自動車本社(愛知県豊田市で、読売ヘリから)

 国交省はこのうち、現行生産車での不正が確認されたトヨタ(3車種)、マツダ(2車種)、ヤマハ(1車種)に対し、国の保安基準への適合が確認されるまで、不正のあった車種の出荷を停止するよう指示した。

 国交省は、ダイハツ工業や豊田自動織機で型式指定を巡る不正が続発したことを受け、今年1~2月、型式指定を取得している自動車メーカーなど23社と装置メーカー62社に対し、過去10年間の取得時にデータ改ざんなどの不正がなかったか改めて社内で調査し、報告するよう指示していた。

 不正のあった5社以外では、64社が「不正なし」、16社が「5月末時点で判明した不正なし」と報告したという。

型式不正、豊田章男会長「自動車メーカーが絶対やってはいけないこと」…会見し謝罪

 トヨタ自動車、マツダなど国内自動車メーカー5社で「型式指定」に関する不正が確認された問題で、トヨタの豊田章男会長は3日、都内で開いた記者会見で、「トヨタグループの責任者としてお客様、車ファン、全てのステークホルダーの皆様に心よりお詫び申し上げる。認証制度の根底を揺るがすもので、自動車メーカーが絶対にやってはいけないことだと考えている」と謝罪した。

 異なる方法で試験を行っていたのは、生産中のカローラフィールダー、カローラアクシオ、ヤリスクロスの3車種と、既に生産を終えたクラウン、アイシス、シエンタ、RXの4車種。生産中の3車種については、3日から出荷と販売を停止する。豊田氏は「当局に全面協力しながら、いち早く、生産開始することに全力を尽くしていく」と述べた。

ホンダ、マツダ社長もきょう午後記者会見

 ホンダは3日、国土交通省に型式指定を巡る不正を報告したことを明らかにした。同日午後6時から社長が東京都内で記者会見する。国交省から出荷停止の指示を受けたマツダも午後4時から都内で社長が記者会見を開く。

【速報】トヨタ自動車やホンダなど5社 型式指定申請めぐる不正行為発覚を報告 国交省

国土交通省は、ダイハツ工業などによる車両認証試験での相次ぐ不正を受けて実施した自動車メーカーなどの内部調査で、トヨタなど5社から不正行為が報告されたと明らかにしました。

 国交省によりますと、5月末の時点で不正行為が報告されたのは、トヨタ自動車、本田技研工業、マツダ、ヤマハ発動機、スズキの合計5社です。

 5社は、自動車の大量生産に必要な型式指定の認証試験で、虚偽データの提出や試験車両の不正加工などを行っていたということです。

 国交省は5社に対して立ち入り検査を実施し、不正行為の事実関係などの確認を行うとしています。

 車両の認証試験を巡っては、トヨタグループのダイハツや豊田自動織機で不正が相次いだことから、国交省が完成車や装置メーカーなど85社に型式指定の申請における不正の有無などを調べるよう求めていました。

トヨタ自動車、型式指定申請における不正行為を謝罪 豊田章男会長「お客様、車ファン、すべてのステークホルダーの皆さまに心よりお詫び申し上げます」

 トヨタ自動車は3日、記者会見を開催し、豊田章男取締役会長と、カスタマーファースト推進部・宮本眞志本部長が登壇。型式指定申請における不正行為を謝罪した。

 豊田会長は会見の冒頭、今回の事案について「本年1月26日、型式指定申請に関しまして、国土交通省から実態調査の指示を受け、調査を進めてまいりました。まだ調査の途中ではございますが、2014年以降、すでに生産を終了しているものも含め、7車種において国が定めた基準とは、異なる方法で試験を実施していたことが判明し、5月31日に国土交通省にご報告いたしました」との経緯を説明。

 続けて「今回の事案はトヨタ自動車と、トヨタ自動車東日本の2社にまたがる問題でございます。日野、ダイハツ、豊田自動織機に続き、グループ内で問題が発生しておりますことに対しまして、トヨタグループの責任者として、お客様、車ファン、すべてのステークホルダーの皆さまに心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と、約6秒にわたり、深々と頭を下げて謝罪した。

 豊田会長は、「今回の事案はいずれも『認証』に関わる問題でございます。日本国内における認証制度は、主に安全と環境の分野において、ルールに沿った測定方法で、定められた基準を達成しているかを確認する制度でございます。認証試験で基準を達成して初めて量産、販売することが可能になりますが、今回の問題は、正しい認証プロセスを踏まずに、量産、販売してしまった点にございます」と話し、以降、カスタマーファースト推進部・宮本本部長が事案の詳細について、説明した。

 宮本本部長は、今回の問題について6つ事案があったとし、そのひとつひとつを丁寧に説明。5つを「開発試験での有効データを認証データとして提出した事案」、1つを「メーカー自ら実施する認証試験」とした。

 この説明を受けて豊田会長は「まだ継続中ではございますが、今回数万におよぶ調査の結果、6つの事案が明らかになりました。いずれにいたしまして、法規に定められた基準はクリアしておりますので、お客様に安全にお使いいただけることを確認しております」と、安全性に問題がないことを説明。続けて「しかしながら、こうした行為は認証制度の根底を揺るがすものであり、自動車メーカーとして絶対にやってはいけないことだと考えております」と、厳しい言葉を並べた。

 豊田会長は「本年1月30日の記者会見を受け、私自身がすぐに動き出しましたことは、私を含めた関係者が何が問題なのかを正しく理解することでした。そこで本年2月より、グループの責任者である私自身が中心となり、トヨタ、日野、ダイハツ、トヨタ自動織機に呼びかけ、法規認証をテーマとした、トヨタ生産方式TPS自主研究会を実施いたしました。まずは認証に関わる業務のなかで特に不具合が多く発生している工程に着目し、物と情報の流れ図を見える化するところから始めました」と、早速今回の事案の問題点を洗い出し、改善に向けて取り組んでいると述べた。

 なお、現在判明している対象は、生産中の3車種(カローラ フィールダー/アクシオ、ヤリス クロス)における歩行者・乗員保護試験でのデータ不備と、生産終了した4車種(クラウン、アイシス、シエンタ、RX)における衝突試験等の試験方法の誤り。この調査結果を踏まえ、現在、日本国内で生産中の3車種(カローラ フィールダー/アクシオ、ヤリス クロス)について、本日より一旦、出荷・販売を停止することを決定している。

型式指定申請における不正行為の有無等に関する自動車メーカー等の調査報告の結果等について

国土交通省は、ダイハツ工業等の不正事案を踏まえ、型式指定を取得している自動車 メーカー等 85 社に対し、型式指定申請における不正行為の有無等に関する調査・報告を 指示していました。

その結果、5月末までに自動車メーカー計5社から、型式指定申請における不正行為 が行われていたとの報告がありました。

型式指定申請において不正行為を行うことは、ユーザーの信頼を損ない、かつ、自動車認証制度の根幹を揺るがす行為であり、新たな不正行為が明らかになったことは極め て遺憾です。

国土交通省としては、道路運送車両法に基づき、報告のあった5社に対して更なる調 査を実施し、その結果に基づき、厳正に対処してまいります。

1.型式指定申請における不正行為の有無等に関する調査報告の結果概要

ダイハツ工業等の不正事案を踏まえ、国土交通省は、型式指定を取得している他の自 動車メーカー、装置メーカー等 85 社(別紙1)に対し、型式指定申請における不正行為の有無等に関する調査・報告を指示したところ、5月末時点の報告結果は以下のとおり。

調査完了            68社

不正行為なし         64社

不正行為あり

調査継続中           17社

4社 (マツダ、ヤマハ発動機、本田技研工業、スズキ)

現時点で判明した不正行為なし 16社 現時点で判明した不正行為あり 1社 (トヨタ自動車)

2.報告のあった不正行為の内容

(1)トヨタ自動車株式会社(※調査継続中のため、現時点で判明している不正行為のみ記載)

    現行生産車3車種について、歩行者保護試験における虚偽データの提出等

    過去生産車4車種について、衝突試験における試験車両の不正加工等

(2)マツダ株式会社

    現行生産車2車種について、出力試験におけるエンジン制御ソフトの書換え

    過去生産車3車種について、衝突試験における試験車両の不正加工

(3)ヤマハ発動機株式会社

    現行生産車1車種について、騒音試験における不適正な試験条件での実施

    過去生産車2車種について、警音器試験における試験成績書の虚偽記載

(4)本田技研工業株式会社

過去生産車 22 車種について、騒音試験における試験成績書の虚偽記載等

 (5)スズキ株式会社

    過去生産車1車種について、制動装置試験における試験成績書の虚偽記載

  ※本件報告内容に係る各社の問い合わせ先は、別紙2のとおり。

3.国土交通省の対応

 (1)不正行為の報告があった5社に対し、以下のとおり指示した。

国土交通省が基準適合性を確認するまで、不正行為のあった車種の出荷を停止す ること※1

最終的な調査結果を速やかに提出すること※2 ユーザー等への丁寧な説明や対応に努めること

※1 現行生産車について不正行為の報告があった3社(トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機)に対する指示

※2 調査継続中の1社(トヨタ自動車)に対する指示

 (2)今後、以下のとおり対応する。

不正行為の報告があった5社に立入検査を行い、不正行為の事実関係等の確認を行う。 国土交通省及び(独)自動車技術総合機構において、不正行為のあった車種の基準適合性を速やかに確認する。 立入検査及び基準適合性の確認結果を踏まえ、道路運送車両法に基づき厳正に対処する。

 • 自動車の型式認証制度は、自動車製作者等が新型の自動車等の生産又は販売を行う場合に、予め国土交通大臣に申請又は届出を行い、保安基準への適合性等について審査を受ける制度である。

自動車の型式認証制度には、新規検査の合理化を目的として、「型式指定制度」と「新型届出制度」がある。

• 「型式指定制度」は、現車によるブレーキ試験等の基準適合性審査と品質管理(均一性)の審査の結果、指定された型式の自動車について、新規検査時の現車提示が省略される制度であり、主に、同一モデルが大量生産される乗用車に利用される。

• 「新型届出制度」は、現車によるブレーキ試験等の基準適合性審査の結果を新規検査時に活用する制度であり、 主に、仕様が多様な大型トラック、バスに利用されている。

トヨタ・豊田章男会長が会見 車両認証不正で3車種が出荷停止(2024年6月3日)

トヨタ自動車の豊田章男会長は、3日午後5時から都内で記者会見を開く。

同社によると、本年1月の国土交通省からの指示に基づき型式指定申請に関する調査を進める中で、2014年以降で、生産終了を含む7車種において国が定めた基準と異なる方法で試験を実施していたことが判明したという。生産中のカローラフィールダー、カローラアクシオ、ヤリスクロスの3車種については本日より出荷や販売を停止する。

【LIVE】トヨタ自動車が緊急会見 「型式指定の認証試験」で不正|6月3日(月)17:00頃〜

自動車型式指定制度(じどうしゃかたしきしていせいど)

自動車型式指定制度とは、新車の販売前に対象車両のブレーキ性能や品質管理体制などが保安基準を満たしているかを国が審査する制度である。審査を通過した車両には国が型式指定を行う仕組みで、これにより、メーカーは量産車の個別の審査を省略することができる。

型式指定とは 量産前に安全基準への適合性を審査

▼型式指定 自動車の大量生産と安全性を両立するための仕組み。自動車メーカーは新車を生産する際、国土交通相に申請し、ブレーキ性能などの安全性や環境性能に関する基準に適合しているか審査を受ける。審査が通り型式指定されると、メーカー内で基準に適合しているかを確認する「完成検査」を経れば済み、1台ずつ車を提示して国の検査を受ける必要はなくなる。

型式指定制度を定めた道路運送車両法は1951年に施行された。同法などは何らかの事情で車が安全基準に適合しなくなった場合などに型式指定を取り消せると定めている。自動車メーカーでデータ改ざんなどの不祥事が2016年以降に相次いで発覚し、国交省は行政処分などの対策を強めてきた。

三菱自動車の燃費不正を受け、不適切な手段で指定を受けた場合にも指定を取り消せるようにした。17年の日産自動車などの検査不正の発覚を契機に、メーカー側に組織の改善を命じる「是正命令」を出す制度が導入された。一方で時代に合っていない内容の規定やメーカー側が解釈を求められる基準が残っているといった認証制度自体の課題を指摘する声もある。

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「あってはならないこと」 車両認証めぐる不正 トヨタ社員ら絶句

 国土交通省がトヨタ自動車などによる車両認証の不正を発表した3日午後、愛知県豊田市内の同社工場では、交代制の勤務を終えた大勢の社員らが通常と変わらない様子で帰路についていた。

 30代の男性社員は、「ダイハツであったので、他でもあるかも知れないと思っていましたが、トヨタもでしたか……」と絶句。今回の不正について現段階で社内で説明は無かったといい、「とにかくお客さんに迷惑がかからないようにして欲しい」と述べた。

 生産現場で働く40代の男性社員は「日ごろから点検漏れなどはないように厳しく言われているので、今回の件は何とも言いようがない」と肩を落とした。

 60代の男性社員は「あってはならないこと。自分たちがやるべきことをやっていれば起こりえない。他社で起こった時でも、自分事として捉えて、自分たちのやるべきことをもう一度見つめ直さないといけなかったのではないかと思う」とうつむいた。

「8月納車なんだが?!どうなるんや?!」トヨタの『ヤリスクロス』不正問題めぐりトレンド入り、ウェブでは悲鳴

 トヨタ自動車など5社の車両認証不正問題で、同社は3日、「カローラ フィールダー」「アクシオ」「ヤリスクロス」の3車種について出荷と販売を停止することを公表した。

 X(旧ツイッター)では、トヨタの人気車種「ヤリスクロス」がトレンド入り。「納車待ちのヤリスクロスはどうなるんだ?wとりあえず今乗ってる車の車検が近いんだが!w」「8月納車なんだが?!どうなるんや?!」「6/20ぐらいに納車ってこの前電話あったのに。。販売停止」「私のヤリスクロスはどうなっちゃうんだろうか」といった戸惑いの声が見られた。

 また、昨年、衝突試験の不正を巡る調査の長期化から、トヨタは小型SUV(スポーツ多目的車)「ライズ」の顧客からの注文を取り消しており、ライズからヤリスクロスに購入を変更した消費者がいた模様。Xでは「いちばん悲惨なのは、ライズ出荷停止くらってヤリスクロスに切り替えて今納車待ちの人」「車買うの嫌になりそう」「一番の被害者はライズの購入層だろこれ...」「ライズがだめになったからヤリスクロスにした人絶対いるやん」「あまりにも可哀想すぎんか。みんなに100万円くらいあげてほしい」「ヤリスクロス…お前もか…」といった声が相次いでいる。

トヨタの不適切事案は「法規要件より厳しい」試験がほとんど……そもそもの認証制度に課題はないの? 豊田会長が登壇で説明

 6月3日、トヨタ自動車は1月から進めてきた型式指定申請に関する調査の中間報告を行った。その結果、数万件の中から6件の不適切事案が見つかったというのだが、はたしてその内容と影響はどれほどのものなのだろうか。国沢光宏氏に分析してもらった。

■見つかった6件の不適切事案とは?

 ダイハツ不正問題を受け、国交省は自動車関連企業に「3ヶ月を目処に認証申請の不正を総点検しろ」という指示を出していた。本日より各社から五月雨式に状況説明があると思う。そんな中、トヨタは数万件前後の実験、試験データの全てを再確認し、6件見つかった不適切事案の詳細を公表している。具体的な内容は以下の通り。

 1)エアバッグのタイマー着火させたデータをマイナーチェンジ車の認証申請に使用(2014年クラウン/2015年アイシス)。

2)歩行者保護の試験を規定と異なる厳しい角度で行う(2015年カローラ)。

3)歩行者保護の試験場所を申請と左右違う場所で行った(2015年シエンタ&クラウン)

4)規定より700kg重い台車を使い後突試験を行った(2014年クラウン/2015年シエンタ)

5)新規定の認定を取っていない荷物試験用ブロックを荷室に積んで試験を行った(現行モデルのヤリスクロス)

6)エンジン出力が申請内容より低かったのでロムチューンした(2015年レクサスRX)

 1)はマイナーチェンジ車両であり、新車登録時はクリア済み。だったらシートベルト性能のチェックをするため、エアバッグの展開を遅らせてみようという趣旨のため、市販車の安全性には問題ないと思う。2)と4)は国交省指定より厳しい条件なので不安なし。3)についていえば構造的に同じ。申請した場所にしておけばよかった。5)ブロックの重さは同じなので差は無い。6)シャシダイナモで使ったエンジンの排気管が一部潰れていた。市販車はクリア確認済み。

■日常のクルマ使用に不安を抱く必要なし

 ということなので当該車両に乗っていても不安を抱く必要はないだろう。ダイハツは当初からトヨタのように詳細の説明をすればよかったのに。はたまた今回発表したトヨタの不適切事案、問題なしと判断して「不適切事項ありませんでした」と発表しても何ら問題無かったと考える。聞けば豊田章男会長が直接「全ての書類を調査して国交省に対し申請した内容と、実験/試験データの齟齬あればどんなことでも報告すること」と指示を出したという。

 ちなみに本日発表された不適切事案の記者会見の出席者は他の企業が社長なのに対し、トヨタだけ会長。会長出なければ「当時の責任者なのに現社長に責任を負わすのか!」と言われ、かといって会長出てくれば「佐藤社長は操り人形だった」みたいなことを言われる。どちらにしろ叩かれる。この手の記者会見、本来なら当時の責任者が登壇すべきだと思う。なかには自分が社長やってた時に出た不正なのに、関係ない後任社長に責任取らせる人もいる。

 ここは会長の登壇でいいと考えます。認証不正問題については、これまでも豊田章男会長が説明してきたからだ。

 ただ佐藤さんの存在感を薄めるのもよくない。佐藤さんのコメントもあったほうがいいと思う。また、トヨタ以外の企業を見ると不適切事案の詳細を出したり、出さなかったり。日産のように「皆無」という企業もある。日産、ルノー分もあるし下請けいじめの調査もある。詳細確認は大変だったと思う。

 いずれにしろ、自動車産業は問題ないと思われるデータだったとしても全て公開すべきだろう。

対象車種は計7モデル トヨタが型式指定申請における不備を発表

トヨタ自動車は2024年6月3日、同社製品の型式指定申請に関し、試験におけるデータ不備や試験方法の誤りがあったことを明らかにした。

今回の発表は、同年1月26日の国土交通省からの指示に基づく、型式指定申請に関する調査の結果として報告されたもの。

同社によれば、すでに生産を終了している4車種を含め、2014年以降、7車種について国が定めた基準と異なる方法で試験を実施していたことが判明。同年5月31日にその旨を国土交通省に報告したという。

7車種のモデル名と不備の内容は以下のとおり。

・生産終了モデル(トヨタ・クラウン、トヨタ・アイシス、トヨタ・シエンタ、レクサスRX):衝突試験等の試験方法の誤り

・現行生産モデル(トヨタ・カローラ フィールダー/カローラ アクシオ、トヨタ・ヤリス クロス):歩行者・乗員保護試験でのデータ不備

すでに生産を終了しているものも含め、対象となる車両については、社内での徹底的な検証を実施。その結果、法規に定められている性能に関しては問題がないことを確認しており、対象車種のユーザーはその使用を直ちに控える必要はないとしている。

なお、生産中の3モデルについては、同年6月3日に出荷・販売を停止することを決定。国土交通省の指導のもと、速やかに立ち会い試験などの適切な対応を進めていくという。

同社は「先般、認証に関する問題が発覚した日野自動車、ダイハツ工業、豊田自動織機に引き続き、トヨタで問題が判明したことは重大なことと受け止めている」との声明も発表している。

トヨタ社長「現場の負荷を経営層が理解できていなかった」豊田自動織機でのエンジン試験の不正発覚受け陳謝

 豊田自動織機の自動車向けエンジン試験で不正が発覚した問題について、トヨタ自動車の佐藤社長が陳謝しました。

トヨタ自動車の佐藤恒治社長:

「多大なご迷惑、ご不安を与えてしまっておりますことを、改めまして心よりおわび申し上げたいと思います」

 グループの豊田自動織機で発覚した不正を受けて、トヨタの佐藤社長は陳謝し、技術の高度化による現場の負荷を経営層が理解できていなかったと説明しました。

 豊田自動織機は29日、トヨタの車で使われるエンジン3機種の試験で、燃料の噴射量を調整し、見栄えの良いデータに見せて提出する不正があったと発表していました。

 トヨタはこのエンジンを搭載する「ランドクルーザー」や「ハイエース」など、国内向け6車種を含む10車種の出荷停止を決めています。

宮城と岩手の一部ラインが停止…トヨタがエアバッグやエンジン性能等の試験で“不正” 豊田会長「心よりお詫び」

 トヨタ自動車で、エアバッグやエンジンの性能などの試験に不正があった問題で、宮城県と岩手県の工場で一部ラインの稼働が停止されることが明らかになりました。

 トヨタの豊田章男会長は3日午後5時から会見を開き、自動車の量産に必要な認証試験に不正があったと明らかにしました。

豊田章男会長:

「トヨタグループの責任者として、お客さま、クルマファン、全てのステークホルダーの皆さまに、心よりおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。今回の事案はいずれも認証に関わる問題でございます。正しい認証プロセスをふまずに、量産・販売してしまった点にございます」

 衝突時の性能を調べる試験で、衝撃ではなくタイマーでエアバッグを開かせたり、エンジンの試験データを改ざんしたりするなど不正は7車種に及びます。

 国交省は、このうち現在も生産しているカローラフィールダーとアクシオ、ヤリスクロスの3車種の出荷停止を指示し、6月4日にも、トヨタの本社を立ち入り検査する方針です。

 トヨタは販売済みの車の安全性に問題はないとしていますが、宮城県と岩手県の工場での一部のラインの稼働を停止すると明らかにし、取引先のメーカーや納車待ちのユーザーへの影響が広がりそうです。

豊田章男会長:

「当局に全面協力しながら早い時期にご了解をいただいて、いち早く生産開始することに全力を尽くしてまいりたいと思っております」

トヨタの豊田章男会長、不正発覚で陳謝 「間違いをした時は一度立ち止まる」 認証プロセス管理の仕組みは年内に構築

トヨタ自動車の豊田章男会長は6月3日、型式認証の不正が発覚したことを受けて都内で記者会見を開き、「お客さまとステークホルダーの皆さまに心からお詫び申し上げる」と陳謝した。開発のリードタイムが短くなる中、開発工程で得られたデータを認証プロセスに利用したことなどによって不正が起こった。不正防止対策について、認証プロセスで発生した異常を管理する仕組みを年内にも構築する方針を示した。

トヨタが発表した不正行為と対象車種の一覧

不正が発覚した「カローラフィールダー」や「ヤリスクロス」など現行生産車3車種は、国が定める試験項目についてデータ不備が発覚。開発中に実施したデータを認証プロセスで使用していた。開発データは法規基準より厳しい条件で実施していたため安全性に問題はないというが、カスタマーファースト推進部の宮本眞志本部長は「(開発担当の)本当にいい車を届けたいという意識が勝っていた。ただ、認証に対する意識が薄かったことは否めない」と述べた。

豊田会長は、グループ不正が相次ぎ発覚する中でトヨタ本体の不正が発覚したことについて「トヨタは完ぺきな会社ではない。間違いをした時には一度立ち止まる。まだ改善の余地があるという気づきができた」と語った。

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