小林製薬「紅麹」 プベルル酸以外に複数の物質検出
小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントについて「プベルル酸」以外の物質が少なくとも2つ検出されたことが新たに分かりました。
厚生労働省は国立医薬品食品衛生研究所で、健康被害の報告が集中している去年6月から8月に製造された紅麹原料のサンプルを解析しています。
その中間報告によりますと、すでに分かっている青カビから発生する「プベルル酸」のほかに、通常は入っていない物質が少なくとも2つ検出されたと明らかにしました。
厚労省は物質の特定を急ぐとともに、人体への影響などを調べていますが、原因の究明には時間がかかるだろうとしています。
これまでに、小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントを摂取していて亡くなった人は5人、寄せられた相談件数は8万8000件に上っています。
「紅麹」プベルル酸以外にも“複数の物質” 通常入らない物質が…
小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントについて「プベルル酸」以外の物質が複数、検出されたことが新たに分かりました。
厚生労働省は健康被害の報告があった去年6月から8月に製造された紅麹原料のサンプルについて、国立医薬品食品衛生研究所で成分を調べています。
その結果、今月19日午後に公表された分析の中間報告で、すでに分かっているプベルル酸以外にも複数の化合物が検出されたことが分かりました。
厚労省は通常、紅麹菌からは発生しない物質の可能性があるとして、物質の特定を進めるとともに人体への影響などを調べるということです。