食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」

食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」

 YouTubeチャンネル「のりんご」に、食べたパイナップルの葉っぱを育ててみた様子が投稿されました。3年半にわたる努力と愛情が詰まった動画は記事執筆時点で40万回以上再生され、「パイナップルがこんなに神々しく見えたことがかつてあっただろうか……」「もう、ただただ感動です」といった称賛の声が寄せられています。

パイナップルの再生栽培に挑戦!

 投稿主であるのりんごさんは家庭菜園が大好き。日々、食べた野菜や果物から取った種を育てたり、再生栽培に挑戦したりしています。前回は生ごみで古い土を再生させる方法と、落ち葉を腐葉土にする方法を教えてくれました。そんなのりんごさんは今回、パイナップルの再生栽培に挑戦します。おいしく食べたパイナップルの葉っぱを育てて、もう一度おいしいパイナップルを食べることはできるのでしょうか……?

日々試行錯誤を繰り返す→3年半後……?

 スタートは7月。まずはパイナップルの葉っぱをひねって取り、切り口を水に浸します。しばらくすると根が出てくるので、大体1カ月くらい経過したところでプランターに植え替えていきます。夏の間はすくすくと成長するため、適宜大きなプランターに植え替えていきます。11月には室内に移動させ、寒さで枯れてしまった葉っぱを切り、酸性に傾いてしまった土を入れ替え……。のりんごさんのパイナップルに向ける細やかな気遣いと愛情に、思わず「すごい……」という声がもれてしまいますね。

 翌年4月には一度外に出したものの、まだ早かったため一度室内に戻します。5月には夏を迎える前に、また土を入れ替え、6月にはあらためて外に出し、夏場はすくすくと成長するパイナップルを見てうれしい気持ちになるのりんごさんなのでした。

 その後、根腐れしてしまうトラブルがありつつも、パイナップルはなんとか回復して成長を続けていきます。何度も土を入れ替えたり植え替えたり、葉っぱを切ったりとお世話を続けていき……パイナップルは3年目の冬を迎え、葉っぱの太さは約5センチにまで成長しました。

 なかなか花が咲かないなぁと思っていたのりんごさんは、エチレンガスでパイナップルの花が咲くという耳寄りな情報を入手。土の上にリンゴを置いてパイナップル全体をビニール袋で覆い、10日間のエチレン処理を施しました。エチレン処理の実施開始日は4月16日、処理後3カ月くらいで花が咲くとのことですが……?

 なんということでしょう。エチレン処理から4カ月後の8月を迎えると、本当につぼみが出てきたのです。9月にはなんとも美しい紫色の花が咲き、咲き終わった花は日に日に、私たちがよく知るパイナップルの形へと姿を変えていきます。

「素晴らしい動画でした」「敬意を表します」の声

 そして葉っぱを植えて1295日目、ついに収穫の時を迎えました。収穫したパイナップルをカットして食べてみると葉っぱに近いほうはやや酸味があるものの、下の方は甘くてとってもおいしかったそうです。食べ終わったパイナップルの葉っぱは記念の観葉植物として、お部屋に飾ることにしたのりんごさんなのでした。

 3年半かけてパイナップルの再生に大成功したこちらの動画には、「パイナップルの花を初めて見ました。貴重な国産のパイン。3年かけて作った素晴らしい動画でした」「のりんごさんの気長に根気よく向き合う姿勢に、敬意を表する所存でございます」といったたくさんの感動の声が寄せられています。のりんごさんが手掛ける家庭菜園や再生栽培の様子は、同チャンネルとXに投稿されています。

パイナップルの葉っぱを植えたら、約3年半後にパイナップルが出来た

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