オープンAI、アルトマン氏の取締役復帰を発表…マイクロソフトとの関係さらに強化の可能性

オープンAI、アルトマン氏の取締役復帰を発表…マイクロソフトとの関係さらに強化の可能性

 対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」を開発した米オープンAIは8日、サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が取締役に復帰すると発表した。取締役復帰は昨年11月の解任騒動でオープンAIを退社して以来となる。アルトマン氏の取締役復帰により、提携するマイクロソフトとの関係強化やAI開発がさらに推進される可能性がある。

 アルトマン氏は昨年11月の解任騒動直後にCEOに復帰していたが、解任劇の内部調査を実施するため、当面の間取締役会に参加しない意向を示していた。

 オープンAIは8日、取締役会でつくる特別委員会による調査結果を発表し、アルトマン氏は引き続きオープンAIのトップに就くにふさわしいとの認識を示した。調査結果によれば、アルトマン氏が解任されたのは取締役会との信頼関係が失われたためであり、AIの安全性を巡る意見の対立が理由ではなかったという。

 また新たに、ソニー米国法人元社長のニコール・セリグマン氏ら3人が新たに取締役に加わると発表した。元ツイッター会長のブレット・テイラー氏や元米財務長官のラリー・サマーズ氏らを加え、取締役会は総勢7人となった。テイラー氏は「全人類にAIの利益をもたらすという我々の使命を確実に追求できるようになる」との声明を出した。

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