スーパーチューズデー、トランプ氏11州で勝利確実 指名獲得に迫る

スーパーチューズデー、トランプ氏11州で勝利確実 指名獲得に迫る

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、15州で一斉に投票が実施される「スーパーチューズデー」の開票が5日、始まった。トランプ前大統領(77)の圧倒的な優勢が見込まれており、AP通信によると、バージニア、ノースカロライナ、テネシー、オクラホマ、メーン、アラバマ、テキサス、マサチューセッツ、アーカンソー、コロラド、ミネソタの計11州で勝利を確実にした。

 スーパーチューズデーに先立つ選挙戦を含め、トランプ氏は計20州・地域で勝ったことになる。

米大統領選、トランプ氏の出馬認める 最高裁、州の資格剝奪を覆す

 11月の米大統領選に向けてトランプ前大統領に立候補資格があるのかが問われた訴訟で、連邦最高裁が4日、トランプ氏の立候補資格を認める判決を示した。立候補資格を剝奪(はくだつ)したコロラド州最高裁の判断を覆した。トランプ氏にとっては勝訴となり、大統領返り咲きに向けた法的なハードルを一つ乗り越えた。

 最高裁の結論は、9人の判事による全員一致。トランプ氏は「米国にとって大きな勝利だ」とSNSに投稿した。コロラド州の予備選が含まれる「スーパーチューズデー」は5日に迫っていたが、トランプ氏は立候補が可能となる。また同様の訴えが起こされていた他州でも、トランプ氏の立候補は認められる見通し。

 今回の訴訟では同州の一部の有権者が、国家への暴動に関与した者に官職への就任を認めないという憲法の規定を理由に、2021年の連邦議会議事堂襲撃事件を引き起こしたトランプ氏には大統領になる資格がないと訴えていた。

米大統領選、なぜ火曜日? スーパーチューズデーと19世紀の事情

 米大統領選は3月5日に「スーパーチューズデー」を迎えます。大統領選の大切な節目とされるこの日は、そもそも何なのか。今年の見どころとともに、かみ砕いて説明します。

 法律で日付が決まっているようなものではありません。米国の大統領選は、本選挙に先立って、各州が民主、共和各党の候補を選ぶための「予備選挙」を実施するのが特徴です。そのための予備選や党員集会が、多くの州では大統領選の年の2~3月の同じ日に集中しています。その日が「スーパーチューズデー」と呼ばれており、今年は3月5日(火)がその日にあたります。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏