ニンテンドー2DS本体、Newニンテンドー3DS本体およびNewニンテンドー3DS LL本体の修理終了予定に関するお知らせ

ニンテンドー2DS本体、Newニンテンドー3DS本体およびNewニンテンドー3DS LL本体の修理終了予定に関するお知らせ

平素は、弊社製品をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

このたび、「ニンテンドー2DS本体」、「Newニンテンドー3DS本体」および「Newニンテンドー3DS LL本体」につきまして、各商品の修理サービス規程に定める修理用部品の保有期間が経過したため、現在保有している部品在庫がなくなり次第、修理サービスを終了させていただきます。

ご使用いただいているお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

対象商品(3商品とも全色対象)

ニンテンドー3DSシリーズの種類を確認する方法はこちら

※「Newニンテンドー2DS LL」は引き続き修理を承ります。

部品の在庫がなくなった商品から修理受付を終了いたします。

※修理受付を終了した際は、修理の受付が終了した商品のページにてご案内いたします。

※具体的な修理受付終了日は修理受付状況により変動するため、ご案内いたしかねます。誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

※各商品の修理サービス規程(PDF)はこちらをご覧ください。

ニンテンドー2DS、Newニンテンドー3DS/3DS LLの本体修理サービスは部品在庫がなくなり次第終了に

 任天堂は2月13日、ニンテンドー2DS、Newニンテンドー3DSおよびNewニンテンドー3DS LLの本体修理サービスについて、部品在庫がなくなり次第終了することを発表した。

 今回の発表は、各商品の修理サービス規程に定める修理用部品の保有期間が経過したためお知らせされたもの。現在保有している部品在庫がなくなり次第、修理サービスは終了となる。修理受付が終了した際には任天堂サポートのサイト内にある「修理の受付が終了した商品」ページにて案内される。

 なお、「Newニンテンドー2DS LL」の修理サービスについては継続される。

さようなら、ニンテンドー3DS 「不運」だった携帯ゲーム機

 任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」シリーズの生産終了が発表され、9年の歴史に幕を下ろしました。1億5000万台以上を出荷するなど大ヒットした「ニンテンドーDS」の後継機として、期待には及ばないながらも奮闘しました。そして3DSは、一言で言えば、ツキがなかったのではないでしょうか。

◇四つの不運 裸眼3Dの着眼点はユニークも

 ニンテンドー3DSは、2011年2月に発売されました。売りは当時に注目された3D映像を、専用メガネなしの裸眼で楽しめることでしょう。3D映像の先行きは未知数でしたが、“保険”としてDS用ソフトとの互換性もありましたから、メディア的には評判は上々でした。3D映像の最大の弱点は、コンテンツ不足ともう一つ、専用ゴーグルなどを装着する手間だったので「いけるかも」という期待がありました。任天堂も最初は「裸眼で手軽に立体視が楽しめる」と強調していましたし、3Dだから演出できる面白さに自信があったのでしょう。

 しかし第一の不運は、3Dの技術を活用した3DSならではのヒットソフトが生まれなかったことです。コンテンツのヒットは、出してみないと分からない「水もの」です。もちろん「ポケットモンスターX・Y」や「とびだせ どうぶつの森」など、人気シリーズのヒットは生まれましたが、3Dである必要はありません。DSのときは「ニンテンドッグス」や「脳を鍛える大人のDSトレーニング」など、タッチパネルならではの楽しさがあり、普及の原動力となりましたから、その差は歴然です。

 最初こそ、裸眼3Dに興味を示したゲームファンですが、何度かプレーすると飽きが来たのです。また長時間プレーにも不向きでした。3DSを手に入れた周囲の友人・知人が、3Dの機能を切って遊ぶようになり、「3Dなし」が当たり前になりました。

 第二の不運は、発売タイミングです。発売1カ月後の2011年3月、東日本大震災が発生して消費は冷え込み、世の中はエンタメどころではない空気になりました。どうにもならないことですが、ゲームの普及で重要な、初期販売の逆風になったのは確かです。

 第三の不運は、強気の価格設定が裏目に出たことです。当初の2万5000円は、携帯ゲーム機にしては割高で、「3D映像もいらない」となれば、余計に高く思えるでしょう。発売から半年後、普及に苦しんだ3DSは異例の1万円の値下げに踏み切ります。このテコ入れで売れ行きは伸びましたが、コストが商品の販売価格を上回る「逆ざや」になり、任天堂は2012年3月期の決算で、初の営業赤字を計上します。

 第四の不運は、任天堂の不振が際立つ流れにあったことでしょう。2012年に発売された任天堂の据え置き型ゲーム機「Wii U」の販売が極度の不振となりました。累計出荷数はわずか1361万台で、1億台を突破したWiiに遠く及びませんでした。任天堂はこれまで、据え置き型ゲーム機の業績が伸び悩んでも、携帯ゲーム機がヒットするなど、リスク分散がされていました。ところが、3DSとWii Uは、ともに苦戦という状況でした。

◇2DSの登場で上向くも

 3DSは、日本では売れたものの、任天堂の売上高の6割を占める欧米市場で伸び悩みました。2013年10月、任天堂は裸眼3D機能を外し、価格を129.99ドルと約2割下げた「ニンテンドー2D」を発売し、一定の成果を挙げます。しかし、同商品の登場は、裸眼3Dに“戦力外通告”を突き付けたのも同然でした。

 2014年10月、3DSと互換性のある上位機種「Newニンテンドー3DS」を出しますが、流れを変えるには至らず、業界の関心は、2015年に発表したDeNAとの提携と任天堂のスマートフォンビジネス、次のゲーム機「NX(後のニンテンドースイッチ)」に向くようになります。3DSは、2012年3月期から2014年3月期までの3年間の年間出荷数は、いずれも1200万台を達成しましたが、年間2000万台を突破したスイッチと比べると物足りないのは否めません。そして、2015年3月期に大台(1000万台)を割り込み、その後の売れ行きは、ほぼ右肩下がりとなりました。

 スイッチが発売されて人気になると、当然3DSシリーズの存在感は薄くなります。その後、「3DSの後継の携帯ゲーム機はあるのか」と注目が集まりますが、現段階では「ニンテンドースイッチ」が据え置きゲーム機と携帯ゲーム機の両方を統合する形になっています。ゲームはビジネスであり、「売れた商品が正義」というのは、その通りです。DSの成功があるだけに、ビジネスとしては3DSに厳しい評価が下されるのは仕方ありません。

 しかし、3DSは「3D映像を気軽に楽しむ」という新しい要素を持ち込もうとした“哲学”を持った携帯ゲーム機であり、任天堂はさまざまな手を駆使して、世界で7500万台以上を売ったことは確かです。それにしても、3D映像を生かしてファンの心をつかむユニークで面白いヒットゲームが何か出ていれば……。違った結果があったのではないかと残念でなりません。

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