20年前壊れた幼稚園のロボットに高校生が新たな命吹き込む “100kg減量”お喋りも

20年前壊れた幼稚園のロボットに高校生が新たな命吹き込む “100kg減量”お喋りも

 幼稚園の倉庫に20年間眠っていた壊れたロボットが、高校生の手でよみがえりました。「子供達に遊んでもらいたい」と高校生が考えた改良のポイントは?

 鹿児島市のこまつばら幼稚園。倉庫から出てきたのは1台のロボットです。何も知らず集まった園児たちにお披露目しました。

 1993年から10年ほど園で活躍していた「ロボピー」。去年倉庫から20年ぶりに見つかり、鹿児島情報高校メカトロニクス科に修理を依頼。約20人の生徒が課題研究の一環として5か月かけてロボットに命を吹き込みました。

 ライトを光らせくるくる動き回るロボットに子ども達の目も輝きます。ロボピーは大きなタイヤやバッテリーを付け替え100キロの軽量化に成功。リモコンで簡単に動かせおしゃべりも出来るようになりました。

(園児)

「ドキドキしてびっくりした。後ろだったり右回ったり前向いたりしてた」

「(ロボピーと何して遊びたい?)かくれんぼ!」

(鹿児島情報高校3年 鎌田汰知さん)

「最初見たときは無理だと思った。制御基盤が入ってたけど全部壊れていて、新しい基盤を入れて一から動く構成を組み立て直した。子ども達が遊びたいと言ってくれて嬉しかった」

 高校生の技術と情熱がつまったロボピー。幼稚園のアイドルになりそうです。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏