寒さ耐える「サル団子」ぎゅっと 鳥取県米子市

寒さ耐える「サル団子」ぎゅっと 鳥取県米子市

 冬型の気圧配置が強まった23日、米子市西町の湊山公園のニホンザル飼育施設「猿が島」では、身を寄せ合って体を温め合う「サル団子」の光景が見られた。

 猿が島では46匹を飼育する。この日は午前9時に氷点下0・5度を記録し、雪が吹き付ける中、ふかふかの冬毛に覆われたサル同士が体を寄せ合い、3~5匹が集まって暖を取って寒さに耐えた。

 施設によると、気温が下がって風が強まると集まりだすという。飼育員の谷沢栄さん(79)は「冬場は7、8匹でつくる大きな団子がみられる。とてもかわいらしい」と話した。

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