海保機長「着陸機が来ることを知らなかった」聴取に対して認識話す|海保機は指示を“勘違い”? 衝突直前の「交信記録」公開

【独自】海保機長「着陸機が来ることを知らなかった」聴取に対して認識話す|TBS NEWS DIG

羽田空港で、日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、海保機の機長が「着陸機が来るのを知らなかった」などと話していることが新たにわかりました。

今月2日、羽田空港で起きた事故では、海保機が滑走路に進入してからおよそ40秒間停止していたとみられ、着陸した日本航空機と衝突しました。

海保機の機長には、警視庁や国交省の聞き取りが行われていて、その後の関係者への取材で機長が「着陸機が来ることを知らなかった」などと話していることが新たに分かりました。

また、機長は、海保機を滑走路に進入させたことについて、「他の乗組員にも確認した」とも話しているということです。

管制官とのやりとりは、機長と副機長が聞いていたとみられることから2人は同じ認識のもと、滑走路に機体を進入させた可能性があり、国の運輸安全委員会などは事故の原因を慎重に調べています。

一方、3連休初日のきょうも、羽田空港を発着する便を中心に欠航が決まっています。

日本航空は、国内線で100便の欠航を決め、およそ1万4000人に影響が出るとしています。

全日空でも、国内線の96便が欠航し、およそ1万8000人に影響が出るということです。

あすも、日本航空と全日空であわせて194便が欠航になる見通しです。

【羽田“航空機衝突”】カメラがとらえた衝突直前の海保機、一部始終【鮮明化映像】

今月2日、羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突する事故が発生しました。事故直前、海保機が滑走路に向かった後、衝突するまでをとらえた情報カメラ映像を日本テレビは3分28秒にわたり鮮明化しました。

こちらは、今月2日の事故直前、羽田空港に設置された日本テレビの情報カメラに映った映像を鮮明化したものです。

赤い丸で囲まれているのが海保機で、機体のライトが画面右から左に向かう様子が見えます。海保機は向きを複数回変えながら滑走路へと進むと、滑走路上で停止しました。

そのおよそ40秒後、画面右上からJAL機が滑走路に進入、海保機と衝突し激しい炎が上がりました。

※音声はありません。

海保機は指示を“勘違い”? 衝突直前の「交信記録」公開 元日航機長が解説

羽田空港で起きた航空機の衝突事故。

その原因の究明が進められています。

管制官との交信記録が公開され、衝突直前のやり取りが明らかになりました。

滑走路でなぜ事故が発生したのか。

その原因・理由を元日本航空機長で航空評論家の杉江弘さんが解説します。

【日航機・海保機衝突事故】公開された管制塔との交信記録の日本語訳(公開部分の全文)

国土交通省が3日午後公開した管制塔と日航機、海保機、空港を発着する別の航空機との交信記録の日本語訳は以下の通り(実際の交信は英語)。

17:43:02 

JAL516(衝突した日航機):

東京タワー、JAL516 スポット18番です。

東京タワー(管制塔):

JAL516、東京タワー こんばんは。滑走路34Rに進入を継続してください。風320度7ノット。出発機があります。

17:43:12 

JAL516(衝突した日航機):

JAL516 滑走路34Rに進入を継続します。

17:43:26 

DAL276(出発機2番目):

東京タワー、DAL276 誘導路上Cにいます。停止位置に向かっています。

東京タワー(管制塔):

DAL276、東京タワー こんばんは。滑走路停止位置C1へ走行してください。

DAL276(出発機2番目):

滑走路停止位置 C1 DAL276。

17:44:56 

東京タワー(管制塔):

JAL516 滑走路 34R 着陸支障なし。風310度8ノット。

17:45:01 

JAL516(衝突した日航機):

滑走路 34R 着陸支障なし JAL516。

17:45:11 

JA722A(衝突した海保機):

タワー、JA722A C誘導路上です。

東京タワー(管制塔):

JA722A、東京タワー、こんばんは。1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください。

17:45:19 

JA722A(衝突した海保機):

滑走路停止位置 C5に向かいます。1番目。ありがとう。

17:45:40 

JAL179(出発機3番目):

東京タワー、JAL179 滑走路停止位置 C1へ走行しています。

東京タワー(管制塔):

JAL179、東京タワー 3番目。滑走路停止位置 C1へ走行してください。

JAL179(出発機3番目):

滑走路停止位置 C1 へ走行、離陸準備完了。

17:45:56 

JAL166(到着機2番目):

東京タワー、JAL166 スポット21番です。

東京タワー(管制塔):

JAL166、東京タワー こんばんは。2番目、滑走路 34R進入を継続してください。風320度8ノット。出発機あり。160ノットに減速してください。

17:46:06 

JAL166(到着機2番目):

減速160ノット、滑走路34R 進入を継続。こんばんは。

17:47:23 

東京タワー(管制塔):

JAL166、最低進入速度に減速してください。

JAL166(到着機2番目):

JAL166。

17:47:27 

(3秒無言)

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海保機長、時間余裕なく判断鈍る「ハリーアップ症候群」か 羽田事故報告で元機長ら指摘

運輸安全委員会が25日に公表した羽田航空機衝突事故の経過報告について、パイロット経験者らは海保機の機長が時間的余裕がない状況で判断力が鈍る「ハリーアップ症候群」に陥った可能性を指摘する。

海保機は機材変更などで出発時間が遅れた上、滑走路の途中から離陸する「インターセクション・デパーチャー」を行うなど離陸準備を急いでいた。元日航機長の土井厚氏は「原因はそれだけとはいえないが、世界の事故にはハリーアップ症候群が原因とみられる事例は多々ある」と話す。

その上で土井氏はインターセクション・デパーチャーを決定した経緯が不透明と指摘し、「機長の確認があいまいなまま、副操縦士が管制に応答するなど手順に違和感もある。書き起こしでなく音声自体を聞けば、こうした疑問が解消するのではないか」と述べた。

一方、航空評論家の青木謙知氏は「離陸順位1位と言われて進入の許可を得たと思ったのがおかしいが、海保機の動きを追えていない管制官にも責任がある」とする。

米国の国家運輸安全委が独立組織なのに対し、日本の運輸安全委は国土交通省の外局に位置付けられる点を踏まえ、青木氏は「経過報告とはいえ、一定の再発防止策は示せたはず。海保機長も管制官も身内の職員だからか、歯切れが悪い印象も受ける」と話した。

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