羽田の航空機衝突、英政府が調査官チーム派遣…JAL機にロールス・ロイス製エンジン
英政府の航空事故調査局は3日、羽田空港滑走路で起きた航空機衝突事故を受けて、調査官チームを東京に派遣したと発表した。日航機(エアバスA350型機)に英ロールス・ロイス製エンジンが使われており、監督当局として調査に協力するという。航空機製造元のフランス当局も人員派遣を発表している。
日本航空が150億円の損失計上へ、衝突事故でエアバス新鋭機が全損
日本航空は4日、羽田空港の滑走路で海上保安庁の航空機と衝突した旅客機(エアバスA350―900)が全損した影響で、約150億円の損害が発生する見込みだと発表した。2024年3月期に営業損失として計上する。
衝突事故は2日午後5時47分、羽田空港に着陸直後に発生した。機体は21年11月に納入された新鋭機で、炎上して全損となった。航空保険が適用される見込みで、24年3月期の業績への影響は精査中としている。
日航は昨年10月時点で、24年3月期の最終利益は前期比約2・3倍の800億円になると見込んでいた。
日航機からフライトレコーダー回収、ボイスレコーダーは未発見
警視庁は4日も現場検証を行い、滑走路の状況や炎上した日航と海保の機体を調べた。海保などは4日夕から機体の撤去作業を始めた。日航機は5日朝に移動を開始する。国交省は滑走路点検などを済ませた上で、運用再開を検討する。
運輸安全委は4日、日航機の乗員から聞き取り調査を実施した。一方、日航機から飛行状況を記録するフライトレコーダーを回収。操縦室内の音声を記録するボイスレコーダーは未発見のままだという。
