「奇跡」と言われた379人脱出、日航社長「乗員はプロとしての仕事をしっかりやってくれた」
日本航空の赤坂祐二社長は4日、記者団の取材に応じた。東京・羽田空港での日航と海上保安庁の航空機の衝突事故で、日航機の乗員乗客が脱出できたことについて「(乗員は)訓練以上の結果が出せたのではないか。プロとしての仕事をしっかりやってくれた」と述べた。事故後、赤坂氏が公の場で発言するのは初めて。
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赤坂氏は、事故を受けて自民党本部で開かれた党航空政策特別委員会の役員会に出席後、取材に応じた。
海保機と衝突した日航機には乗員乗客379人が搭乗していた。乗員乗客は着陸から18分で機体から脱出し、その約10分後、機体は大きな爆発音とともに炎に包まれた。乗員乗客の脱出について、海外メディアは「奇跡的だ」などと報じている。
羽田航空機事故、乗客全員脱出に海外メディア「奇跡的だ」…「乗員の驚くべき仕事」
東京・羽田空港での日本航空機と海上保安庁機の衝突事故について、海外のメディアは日航機の乗客が全員脱出したことを「奇跡的だ」と相次いで報じた。
ロイター通信は「乗客が全員降りられたのは奇跡的だった」とする専門家の声を伝えた。英BBCは乗客全員が避難できたことについて、「いかに乗員が訓練されていたかが分かる。彼らは驚くべき仕事をしたようだ」とする航空事故調査専門家の見方を伝えた。
英スカイニュースの取材に応じた元旅客機パイロットも「我々はいま奇跡を目撃したのだと思う。乗客を全員降ろせたのは、ほとんど信じがたい」と驚きを隠さなかった。
ドイツの有力紙「ウェルト」は、日本航空の機体が新しいモデルで、機内に延焼しにくい素材が使われていたことなどが乗客の全員退避につながったとの見方を使えた。
