高級スノードーム「爆売れ」の謎。三越伊勢丹やECで2倍超、背景にクリスマスの「ミニマム化」?

高級スノードーム「爆売れ」の謎。三越伊勢丹やECで2倍超、背景にクリスマスの「ミニマム化」?

クリスマスツリーやリース、クリスマスオーナメント、アドベントカレンダー…。

クリスマスシーズンが近づくと、雑貨店ではさまざまなクリスマス商品が並ぶ。中でも、今年特に売れているのが「スノードーム」だという。

いったいなぜなのか。

三越伊勢丹は「前年の2倍」

大手百貨店の三越伊勢丹は今年、スノードームの売り場を前年のおよそ2倍に拡大した。売り上げ点数と売上額はともに2倍超に伸びている。

11月には、伊勢丹新宿店で約200種類ものスノードームを集めた企画展を開催した。ECサイトでもスノードームを多数取りそろえる。

価格は3000円程度から4万円を超えるものまで幅広いが、贈答用に購入する人が多い3000円程度の商品と、自家需要では1万円から2万円弱の商品が売れ筋という。

三越伊勢丹によると、スノードームはこの数年間、クリスマス期間に展開している。リピート客が年々増加していることに加え、ある見立てのもとに今年は大きく売り場を広げた。

「コロナ禍の収束と共に家中需要が落ち着き、クリスマス気分を感じるものがミニマム化している印象。その中で、比較的簡単に取り入れやすいクリスマスアイテムでもあるスノードームを、ボリュームをもって展開しました」(三越伊勢丹の担当者)

手軽さが人気の理由か

高機能化したスノードームも人気だ。約150万点の商品を掲載する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」では、LED電球で照らされ、モーターによって雪に見立てたグリッターが舞い続ける「進化系スノードーム」の受注額が前年比で2.4倍増加している。中にはクリスマスソングが搭載されている商品もある。小売価格で6000円~8000円の商品が多い。

クリスマス関連グッズを扱う専門商社、南貿易(神戸市)では、こうした「進化系スノードーム」を2019年から扱い始めた。直後に新型コロナウイルス禍で全体の商品の売れ行きが鈍る中、進化系スノードームは「家中需要」をとらえて毎年1~2割の成長率で推移してきたという。2023年は、販売個数が昨年比で約1.5倍、売上高が約1.35倍と例年より大きく伸びた。

南貿易の南次郎社長は

「コロナ禍が明けて、より多くの店が扱うようになりました。潜在的に商品力があったのではないかと思います。クリスマスソングが流れるものがあったり、電球がついているものは部屋の電気を消して幻想的なムードも楽しめます。クリスマスツリーと比較して省スペースですし、気軽にクリスマスを感じられて、これからの時代に合った商品」

と話す。

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