「座椅子の色がダサい」と屈辱的ダメ出し! ドンキが新商品に採用した流行のカラーとは?

「座椅子の色がダサい」と屈辱的ダメ出し! ドンキが新商品に採用した流行のカラーとは?

 「色がダサい」「1カ月で飽きる」――利用客からのダメ出しを受け、ドン・キホーテが改善した座椅子がある。商品開発の背景について、商品担当者に聞いた。

今秋、発売したのは「もっちリラックス低反発座椅子」(3289円)だ。サイズは幅39×奥行43×高さ40センチで、ピーチ、ミント、セサミラテの3色を用意した。この座椅子は、利用客の声を受けてリニューアルした商品となっている。

 ドンキでは、利用客の声をオリジナル商品ブランドの開発に反映させるため、ダメ出しを募集する特設サイト「ダメ出しの殿堂」を運営している。「ダメ出し募集中」として挙げた商品の中にあったのが、シリーズ累計で10万台以上売れていた人気の座椅子だ。サイズは幅40×奥行48×高さ42センチで、カラーは、ブラック、マロンブラウン、マルセーユイエロー、アッシュブルーを用意していた。

 担当者は「低反発ウレタンで沈み込むような座り心地。使わない時は二つに折りたたんでコンパクトに収納。でもリクライニングが出来ない。。。コスパを重視した商品ですが細々弱点があります。この商品の弱点にドンドンダメ出しをお願いします」と呼びかけていた。

 ダメ出しの期限を2022年6月16日までとしたところ、200以上の声が寄せられた。数あるダメ出しの中で、担当者が特に注目したのが「骨組みがあたって痛い!」や「色がダサい」といった内容だった。

どんな点を改良したのか

 この声を受けて、担当者は改善に着手した。

 まず、低反発ウレタンを厚くすることでもっちり感を向上。「使っているうちに、クッションがペッチャンコになってしまう」「お尻や太ももが痛くなる」という声に対応するとともに、フィット感の向上を目指した。

 「色がダサい」という声を踏まえ、同社の女性社員にアンケートを実施。新たに、ピーチ、ミント、セサミラテという「くすみカラー」を厳選した。これらは近年流行している色で、彩度が低くグレーっぽさがあるのが特徴だ。

 ドンキでは、若者を中心にくすみカラーが支持されていることを受け、さまざまな商品に同色を取り入れている。具体的には、ノイズキャンセリング対応のワイヤレスイヤホン、おもちのような感触のサンダル、フリル付きラグ、フリル付きフロアクッション、ビーズクッションなどだ。商品担当者によると、ニーズを探るために同社が意見交換会を実施した際、Z世代を中心にくすみカラーが流行していることが判明したという。

 ドンキは、21年2月にプライベートブランド(PB)「情熱価格」をリニューアルすると同時に、ダメ出しを募集する特設サイトをオープンしている。もっちリラックス低反発座椅子が生まれた背景にはこの改革がある。「色がダサい」とダメ出しされ、改良した新しい座椅子は利用者の支持を得られるだろうか。

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