20代女性の半数は「睡眠時差ぼけ」? 日々の眠気など不調の原因に
20代女性の約半数が、平日(勤務日)と休日で就寝、起床の時刻が大きく異なり、体調に影響する「睡眠時差ぼけ」に陥っている。エステーが行った睡眠習慣や就寝、起床リズムについての調査でこんな結果が出た。
エステーによると、「睡眠時差ぼけ」は、海外渡航時に起こる時差ぼけと同様の不調が起こり、精神的不調や肥満、糖尿病などのリスクが高まるという。
20~40代の男女を対象にした今回の調査では、平日と休日の就寝・起床時間のずれ「睡眠時差」を算出した。時差は60分以内が理想といい、20代男性、30代男女、40代男女は66~78分に収まったが、20代女性は最も時差が大きく、平均で102分。45・1%が安全ラインの60分を超えていた。
平日と休日の睡眠時間を比較すると「平日の方が短い」という人は全体の約6割で、平日の睡眠時間が平均36分短かった。休日の睡眠時間が平日と比べて2時間以上長い人は全体の約2割いて、平日の睡眠不足を補うために休日に「寝だめ」していることがうかがえる。
「睡眠に関してやめたくてもやめられない習慣」について複数回答で尋ねると、トップは「就寝直前に布団の中でスマートフォンを見てしまう」(52・3%)で、「休日や在宅勤務の前日は夜更かしをしてしまう」(29・5%)▽「二度寝をしてしまう」(27・3%)▽「休日に寝だめをしてしまう」(26・6%)――と続いた。
そうした習慣からか、休み明けの仕事の日に何らかの不調や症状を感じるかを複数回答で尋ねたところ、「特に当てはまるものはない」と答えたのは約3割だった。不調や症状の上位は「日中に眠くなる」(41・2%)▽「疲労・倦怠(けんたい)感を感じる」(29・5%)▽「目覚めが悪い」(19・7%)▽「寝付きが悪い」(18・5%)▽「仕事に集中できない」(16・8%)――だった。
「質の高い睡眠を取れているか」との問いには、66・1%の人が「取れていない」と答えた。睡眠の質を高めるための対策をしている人は26・1%にとどまり、対策をしていない人の理由(複数回答)として「対策方法がわからない」(38・1%)、「面倒だから」(18・2%)などがあがった。
快眠セラピストの三橋美穂さんは「日々感じる眠気などの不調は、ただの睡眠不足ではなく睡眠時差ぼけによる可能性がある」と指摘。対策として、寝室に香りを取り入れるなど気分を切り替えることをすすめている。
調査はインターネット上で今年10月中旬に実施。男女417人から回答を得た。
