ロシア、日本との非核化協力協定を履行停止 日本側に通知へ

ロシア、日本との非核化協力協定を履行停止 日本側に通知へ

 ロシア政府は9日、ロシアの核兵器廃棄を支援する日露政府間協定の履行を停止すると発表した。政府のホームページに、ミシュスチン露首相が7日付で署名した関連政令を掲載した。今後、露外務省から日本側に通知するとしている。ロシアのウクライナ侵攻を巡る関係悪化を受けた対応とみられる。

 協定は1993年10月に結ばれた。ロシアの核兵器解体の作業で生じる核物質の貯蔵や核の平和利用研究、環境汚染対策などの支援を目的とし、日露の関係者による「委員会」を設置。財源は日本側が負担し、極東地域の退役原子力潜水艦の解体支援などが行われた。

 国営ロシア通信によると、露外務省は、ウクライナでの「特別軍事作戦」が始まって以降、日本はロシアに対して敵対的な態度をとり続けていると主張しており、新たな対立的行為に対しては厳しい対応をとると警告している。ロシアは2022年3月、日本の対露制裁への対抗措置として、平和条約締結交渉の中断を発表。その後、両国間の協力事業は停滞している。

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