ビートルズ“最後の新曲”発売 AIでレノンの声復活「今までこんなに感動したことない」涙を流すファンも

ビートルズ“最後の新曲”発売 「今までこんなに感動したことない」涙を流すファンも

「ザ・ビートルズ」の“最後の新曲”が世界同時に発売されました。グループの聖地、イギリスのリバプールでは、新曲を聴いて涙を流すファンもいました。

 2日にリリースされたザ・ビートルズ27年ぶりの新曲「ナウ・アンド・ゼン」は、1980年に亡くなったジョン・レノンが残したピアノの弾き語りのデモ音源から、最新の技術で歌声だけを分離し、グループの曲として完成させました。

 50代女性:「またジョン・レノンの声を聞けて、とても感動しました」

 70代女性:「今までこんなに感動したことはありません。信じられないほど素晴らしかったです。ジョンの声、歌、すべてが私の心を強く打ちました」

 ザ・ビートルズがグループを結成したイギリス・リバプールにあるザ・ビートルズ博物館には、往年のファンが集まり、“最後の新曲”に酔いしれました。

ビートルズ“最後の新曲”世界同時発売 亡きジョンが残した音源…最新技術で歌声分離

2日に世界同時発売されたザ・ビートルズ“最後の新曲”のタイトルは「ナウ・アンド・ゼン」。

 ボーカルは、1980年に亡くなったジョン・レノンさんのものです。

 妻のヨーコさんが保管していたピアノの弾き語りのデモ音源から、最新の技術を駆使して歌声だけを分離しました。

 それに、新たにポール・マッカートニーさん(81)のベース演奏やリンゴ・スターさん(83)のドラム演奏などの音を合わせて曲を完成させました。

 50代:「またジョン・レノンの声を聞けてとても感動しました」

 70代:「今までこんなに感動したことはありません。信じられないほど素晴らしかったです。ジョンの声、歌、すべてが私の心を強く打ちました」

 ザ・ビートルズがグループを結成したイギリス・リバプールにあるザ・ビートルズ博物館には、往年のファンが集まり、“最後の新曲”に酔いしれました。

(「グッド!モーニング」2023年11月3日放送分より)

ビートルズの「最後の曲」完成、2日発売 AIでレノンの声復活

 「ビートルズ」のポール・マッカートニーさんとリンゴ・スターさんはこのほど、同じくメンバーだった故ジョン・レノンが1970年代後半に米ニューヨーク市の自宅で作詞作曲し、録音していた曲を完成させ、世界各地で今月2日に発売するなどと発表した。

曲名は「ナウ・アンド・ゼン」。故ジョージ・ハリソンを加え残っていたメンバーの3人が90年代半ばに完成させる作業に取り組み、マッカートニーさんとスターさんが今年、最終的に仕上げたという。レノンの最初の着想から40年余が過ぎた後に誕生した労作となった。

ハリソンは2001年に死去していた。

マッカートニーさんは声明で、レノンの透き通った声を耳にし、「感情が高ぶった。我々全員が参加した。れっきとしたビートルズのレコーディング」だと誇示した。

スターさんは声明で、レノンの声を耳にし、「そこにいるかのような感じだった。新鮮だった」と振り返った。

マッカートニーさんが「ビートルズの最後の曲」とも称した同曲では、人工知能(AI)技術を生かしてレノンの声を復活させたという。ハリソンが90年代に録音したギターの音も挿入されている。

ビートルズを解散させたのは「レノンだった」 マッカートニーが回想

1970年にビートルズが解散した当時、ファンが非難の矛先を向けたのはリードボーカルのポール・マッカートニーだった。

それから半世紀以上たった今、マッカートニーがBBCラジオ4のインタビューの中で、解散のきっかけをつくったのはジョン・レノンだったと語った。

「ジョンがある日、部屋に入って来て言った。『僕はビートルズをやめる』『すごいスリリングだ。まるで離婚みたいだ』。そして残された僕たちは後始末をしなければならなかった」

マッカートニーは11日に放送された予告編でそう回想している。

インタビュアーは、マッカートニーが半世紀の間、自分が解散の原因とされたことに不満を募らせていたと指摘した。

マッカートニーによると、レノンの脱退は社会正義を追求するためだった。

レノンはオノ・ヨーコさんとともに袋に入り、外見で人を判断してはいけないと訴える「バギズム」運動を展開。69年にはアムステルダムとモントリオールで1週間ホテルのベッドに横たわり、ベトナム戦争などに抗議する平和運動「ベッドイン」も展開した。

マッカートニーは言う。「本当のところは、ジョンはヨーコと一緒に新しい生活を始めていて、袋に入ったり、アムステルダムで1週間ベッドに寝そべったりしていたかったんだ。平和のために。それに反論なんてできやしない」

解散については「自分の人生で最も困難な時期」だったとマッカートニーは振り返り、もしレノンが言い出さなければビートルズはもっと長く続いていたかもしれないと回想、「これは僕のバンドで、僕の仕事で、僕の人生だった。僕は続いてほしかった」と振り返った。

The Beatles - Now And Then - The Last Beatles Song (Short Film)

The Beatles - Now And Then (Official Audio)

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