京アニ社長が法廷で証言「当社は人のアイデア盗まない」 青葉被告の「盗作」主張をきっぱり否定

京アニ社長が法廷で証言「当社は人のアイデア盗まない」 青葉被告の「盗作」主張をきっぱり否定

 36人が死亡、32人が重軽傷を負った2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第11回公判が2日、京都地裁(増田啓祐裁判長)で開かれ、証人尋問が行われた。出廷した八田英明社長は「当社は人のアイデアを盗んだりする会社ではない」と証言し、「小説をパクられた」とする青葉被告の主張を否定した。

 証人尋問で検察側は、八田社長に青葉被告への思いを尋ねた。八田社長は「被告人の思い込みでこのような事件が起き、断腸の思い。(被害に遭った)家族はつらい日々を過ごしている」と述べた。その上で、「ちゃんとした判決が出ると信じている」と述べた。

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京アニ判決 「自分の目で見たい」 厳しい寒さの中、傍聴席求め409人が列

36人が死亡、32人が重軽傷を負った京都アニメーション放火殺人事件の裁判員裁判で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の判決公判が25日、京都地裁(増田啓祐裁判長)で開かれた。厳しい寒さとなったこの日、地裁近くの京都御苑の広場には傍聴券を求める多くの人が詰めかけ、事件への関心の高さをうかがわせた。

地裁によると、409人が一般傍聴席23席を求めて集まった。

京都市西京区の大学生、佐藤章太さん(23)は「厳しい判決が言い渡されるかもしれない。自分の目で見たい」。これまでの公判に関し、瀕死(ひんし)状態だった被告が法廷に立ったことに触れ「本人の口から動機が明らかになったことの意義は大きい」と話した。

被告は公判の最終盤で「申し訳ございません」と謝罪の言葉を述べた一方、犯行動機に関し一貫して京アニ側による作品盗用を主張した。こうした発言について川崎市の大学生、高村優奈さん(23)は「まだ京アニが悪いと思っているんだなと思った。だからこそ判決では態度に注目したい」と力を込めた。

事件で犠牲となった京アニ社員の親族の姿もあった。作品の絵を仕上げる「着色」のプロとして活躍した津田幸恵さん=当時(41)=の親族という兵庫県加古川市の会社員、薮隆之さん(49)は「犯人の姿を一目見たくて来た」。判決の言い渡しについて「遺族の心に整理をつけるには極刑しかないと思う。(被告には)素直に判決を受け止めてもらいたい」と語った。

「有罪判決ですが主文後回し」京アニ事件、極めて厳しい判決見通し「妄想は放火殺人に影響していない。『やられたらやり返す』青葉被告のパーソナリティー」京都地裁、責任能力認める

速報でお伝えします、判決の言い渡しまで記事を随時更新します。

 25日、青葉被告は午前9時40分ごろ京都地裁に入りました。午前10時半に公判がはじまりましたが、証拠に漏れがあったとして、短い弁論を経て一時休廷しました。

遺族と青葉被告と鑑定医の法廷記録 143日間の長期裁判を振り返る【ドキュメント京アニ裁判】

 午前11時に判決公判が再開され、京都アニメーション放火殺人事件の判決言い渡しが始まりました。青葉真司被告はこれまでと同じ青色ジャージ姿で車いすに乗って法廷に姿を見せました。

結論にあたる「主文」は後回しになりました。

 裁判長は「有罪判決ですが、主文は最後に告げます」と述べました。先に理由などの読み上げを行うことになり、この後、極めて厳しい判決が言い渡される見通しです。

妄想は手段に影響していない 放火殺人は「『やられたらやり返す』というパーソナリティー」

 これまでの裁判の中で検察は「犯行直前にはスタジオの前に13分間座り込み逡巡していた」と当時の状況を明らかにし、「妄想はあったものの、犯行を思いとどまる力や善悪を区別する力を凌駕するものでは到底ない」責任能力はあったと主張しています。

 弁護側は犯行当時は「心神喪失」、善悪を判断し、行動を制御する能力が失われた状態だったとして無罪、または「心神耗弱」で刑を減軽すべきと主張しています。

 裁判長は、判決理由を読み上げる中で争点となっている責任能力についてふれ、「犯行当時、被告人は心神喪失の状態でも、心神耗弱の状態でもなかった」と述べ、青葉被告に善悪を判断する責任能力があることを認めました。

 そして生い立ちに触れながら理由を述べていきました。

 裁判長は、青葉被告が「重度の妄想性障害」であったと認めましたが、その妄想が”犯行にどれだけ影響を与えたか”については、「妄想が犯行動機の形成には影響したものの、放火殺人という手段には影響していない」と指摘。

「放火殺人を選んだのは、青葉被告のこれまでの経験や知識、『やられたらやり返す』というパーソナリティーによるものだ」と述べました。

また、犯行については、「生活に困窮する中で、利益を得ている京アニに恨みを募らせ、放火殺人までしないと”盗用が終わらない”と考えて、犯行を決意、京都へ向かった」と認定しました。

 裁判は、午後0時前に休廷し、午後1時から再開されます。

傍聴希望の男性「同じ氷河期を生きた人として」

23の傍聴席を求めて、朝から400人以上が京都地裁を訪れました。

 傍聴を希望する人たちに話を聞くと、名古屋から来たという20代の女子学生は「昔から京アニが好きで、好きなアニメーターが亡くなったのを知って辛かった。どうなるのか、自分の目で見届けたい」と話しました。

福岡から来たという40代の男性は青葉被告と同年代。「同じ氷河期を生きた人としてもだし、社会で居場所を見つけるのは、自分の中でも人生の課題だった」と話しました。

 これまで裁判は22回開かれ、青葉被告が謝罪の言葉を口にしたのは、21回目の裁判でした。遺族らの意見陳述のあと、検察側から受け止めを求められて、「それはやはり申し訳ありませんでしたという形にしかなり得ない」と初めて謝罪の言葉を口にしています。

「鏡を見た絶望、この体で生きるつらさ」49回手術の負傷者陳述

《36人が死亡し、32人が重軽傷を負った令和元年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の公判が6日開かれ、被告人質問に先立って、負傷者の意見陳述が行われた。重度のやけどにより49回手術を受けたという従業員は「鏡を見たときの絶望。地獄のような手術。この体で生きていくことがつらい」と陳述書に記した》

◇負傷従業員(匿名、検察官が陳述書代読)

「私は京都アニメーションの製作マネジャーです。(事件発生日の)7月18日午前10時半ごろは第1スタジオ1階で仕事をしていました。

被告を4メートルほど離れた場所で見ました。当日は庭の管理の業者が出入りしていたので、(被告の)赤い服を覚えています。ガソリンをまきながら『クソが!』と叫んでいました。

ガソリンを全身に浴び、目に入ったガソリンをふいたとき、体が大きく揺れ、耳が聞こえなくなって、爆発だと気づきました。

とりあえずここから逃げなければと、窓から飛び降りました。外に出ると被告と目が合い、殺されると思いました。手足が血まみれで走れない。もう終わりかと思ったのですが『助けてください、助けてください』と声が出ました。搬送された救急車で意識を失いました。

9月29日に目が覚めると、熱傷は合計で(全身の)94%になっていました。ICU(集中治療室)で5カ月過ごしました。20回皮膚移植をしました。

痛覚を感じないことが多く、もろいところはちょっとしたことで血が出ます。

奇跡だと言われました。手術を49回受けました。今後も増えていくかもしれません。右手人差し指を切断しました。手足切断の可能性もあったので、不幸中の幸いでした。

入院当時、39~41度の熱がありました。汗腺がなく、熱が上がりやすいため体温が高く、保冷剤や扇風機で体を冷やしていました。(外気温が)23度以上あると体に負担があるため、外に出ることは普段ありません。

夫に他のスタッフのことを聞き、もう会えない人がいると聞きました。自分より若く、才能のある従業員が亡くなり、自分が生き残った。現在も精神科のカウンセリングで、生きている罪悪感について話します。

鏡を見たときの絶望、太陽をまっすぐ見ることができず、これから生きること。地獄のような手術、リハビリを行うこと。生き残ったこと、この体で生きていくことがつらい。靴下も自分ではけない。

後輩の遺族に会いました。『応援しています。私たちの希望です』と、右手を握ってくれました。あの後輩に恥ずかしくないように生きようと思いました。今も復帰のめどはたっていません。

京都アニメーションで検索すると、作品より事件のことが出てきます。

作品は、多くの努力でできています。たくさんの人に夢と希望を与え、被告も感銘を受けたはずです。被告はだれのせいにもせず、反省し、責任をとってほしいと思います」

「では青葉さんも罪になるんですね」被告を沈黙させた裁判員の疑問

36人が死亡し32人が重軽傷を負った令和元年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第10回公判が、27日午前10時半から京都地裁で開かれる。この日から証人尋問が行われ、事件発生当時、現場で一部始終を見た目撃者が出廷し、当時の状況について証言する見通しだ。これまでの公判では計7回の被告人質問があり、25日の公判では裁判官や裁判員らが被告に直接質問した。持論を繰り返す被告に、ある裁判員が投げかけた。「青葉さんも罪になるんですね」。法廷は沈黙に包まれた。

「記憶にない」連発

25日公判では冒頭、これまでの検察側の質問を踏まえた弁護側からの再質問があった。

京都を訪れる前日、被告は隣人と騒音トラブルを起こし、その際に「失うものは何もない」と発言している。ただこの日、改めて弁護人に真意を問われた被告は「その記憶はなかった」と主張。さらに「記憶でなく(捜査の)記録に残っているものなのでそう答えた」と説明した。

事件当日、第1スタジオに包丁を持って入ったことやスタジオ内で「死ね」と叫んだことについても「記憶にない」と繰り返した。

当時の記憶について答えることに難色を見せた被告。検察側から「京都に来てからの気持ちや(事件の)意図については当時を思い出したものか」と問われると、小声で「そういうふうになります」と答え、犯行当時の心境については「やけくそという気持ちだった」と話した。

「はなから相談考えず」

午後からは裁判官や裁判員らによる質問が始まった。

自身にとって「10年かけた渾身(こんしん)の力作」(検察側)だった作品は「京アニ大賞」に応募するも落選。この日も自身の作品が会社ぐるみで盗用されたとこれまでの主張を繰り返した。

弁護士への相談など合法的な手続きを通して抗議する方法について考えなかったのかと裁判官に問われたものの、「これまで誰かに何か言って解決したことはない」「はなから相談などは考えていなかった」(被告)。

また京アニにとって自分はどのような存在だと思うかと問われた際には「金になる人」と述べるなど、自分の小説家としての能力に自信を示す場面もあった。

「やってやった」感情乏しく

36人死亡という平成以降最悪の惨事を起こした被告は、これまでの公判で平成13年に青森県弘前市の消費者金融で起きた強盗放火殺人事件を参考にしたと明かしている。同事件ではガソリンがまかれて同社社員5人が焼死、4人が重傷を負ったが、京アニ放火殺人事件ついては「(亡くなるのは)8人ぐらいではないか」と考えていたと説明した。

質問の趣旨は犯行動機へと移る。検察側は「筋違いの恨みによる復讐(ふくしゅう)」と指摘しているが、「京アニに作品を盗まれたことへの恨みはまだありますか」(裁判官)。問いに対し被告はこう述べた。「『やってやった』という感情がもう少し生まれると思ったが、悩むこともある」

20日の公判で涙ながらに被告に質問した遺族らの印象を尋ねる場面もあった。「人がいなくなる、この世から存在が消えてなくなるというのはやはり、そういうことなんだな」。被告は淡々と答えた。

沈黙の被告

犠牲者の中には、アニメの制作に携わっていない人もいた。20日の公判では、入社1年目の娘を失った母親が、被告が盗作されたと主張する作品の制作後に娘は入社したと、被害者参加制度を利用して訴えている。

そうした過程を踏まえ、「知らないことは罪」と京アニ全体に責任があるとの主張を繰り返してきた被告に、ある裁判員の男性が問いかけた。「京アニの従業員の中にはいろいろな業種がある。そのことを青葉さんは知ろうとしなかったのですか」。首をひねり、言葉に詰まった被告。「うぅ、うぅ」。法廷は30秒ほど沈黙に包まれた。裁判員が続ける。「では青葉さんも罪になるんですね」。被告は「至らない部分があり、努力が必要でした」と言葉を絞り出した。

青葉被告に死刑判決 完全責任能力ありと認める 36人殺害の京都アニメーション放火殺人事件

 2019年7月、京都アニメーション第1スタジオに放火し36人を殺害した罪などに問われている青葉真司被告の裁判員裁判で、京都地裁は25日、死刑判決を言い渡しました。青葉被告は目を閉じたまま、最後まで判決言い渡しを聞いていました。法廷内では遺族らのすすり泣く声が聞こえ、青葉被告は裁判長の語り掛けに対しゆっくり大きくうなずきました。その後、車椅子を押され、軽くうつむいた状態で退廷しました。

 午前10時半からの裁判に出席した青葉被告は、これまでの裁判とかわらず落ち着いた様子で、丸坊主姿でした。裁判は開始直後に「証拠の審理に漏れがあった」として一時休廷しましたが、午前11時すぎに再開し、裁判長は「主文後回し」としました。主文後回しが言い渡された際、青葉被告はまっすぐ前を見つめ、微動だにせず聞いていました。

■京都地裁「死刑回避の事情なし」

 京都地裁は、「炎や熱風の中で亡くなった被害者らの悲しみや苦痛は筆舌に尽くし難い。被害者らは在籍期間の長短はあるものの、将来に希望を持って京アニで働いていた全く落ち度のない人たちだ。

 多数の人が働いている時間帯にあえて第一スタジオを狙っているなど犯行の態様は極めて残虐で悪質だ。犯行が露見しないように犯行前には人との関わりを避けたり、事前に道具を準備するなど計画的だ。

 犯行の直前に十数分間逡巡するなど、引き返すことができたにもかかわらず、大量殺人を犯すという強固な殺意のもと実行した。妄想性障害による影響はあったものの、心身喪失や耗弱まで認められない。公判廷で初めて謝罪したが、被告人に真摯な態度は見られない。死刑を回避する事情はない」として、死刑判決を言い渡しました。

■京アニ社長がコメント

 青葉被告への死刑判決をうけ、京都アニメーションの八田英明社長がコメントを発表しました。

 「法の定めるところに従い、然るべき対応と判断をいただきました。長期に渡って重い責任とご負担を担っていただいた裁判員の方々、公正な捜査と関係者への行き届いた配慮に尽力いただきました検察・警察の皆さま、裁判官や書記官その他、裁判の実施に従事いただいたすべての皆さまに敬意を表します。

 判決を経ても、無念さはいささかも変わりません。亡くなられた社員、被害に遭った社員、近しい方々の無念を思うと、心が痛むばかりです。彼ら彼女らが精魂込めた作品を大切に、そして今後も作品を作り続けていくことが、彼ら彼女たちの志を繋いでいくものと念願し、社員一同、日々努力をしてまいりました。

 事件後、当社に加わった若人も少なくありません。これからも働く人を大切に、個々のスタッフが才能を発揮できることを心がけ、可能な限り、作品を作り続けていきたいと考えます。」

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京アニ事件、青葉被告が記者と面会 死刑判決「厳粛に受け止めたい」

 36人が死亡した2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人などの罪に問われ、25日に一審・京都地裁の裁判員裁判で死刑判決を受けた青葉真司被告(45)の弁護人が26日、判決を不服として大阪高裁に控訴した。青葉被告は26日午後、大阪拘置所で朝日新聞記者との面会に初めて応じ、自らも控訴する意思をうかがわせた。

 青葉被告は裁判の時と同様、車いすを押されて面会室に姿を見せた。約20分間、記者と終始、目を合わせて語った。

 青葉被告は死刑判決について、「自分も人間なので、ショックを受けないことはない。厳粛に受け止めたい」と述べた。25日の判決公判までの心境については「プレッシャーを感じていた。30人以上亡くなっているので、極刑は避けられないだろうと思っていた」と説明。裁判に参加した被害者遺族らの表情も思い浮かべながら過ごしたと語った。

 裁判では多くの遺族が意見陳述し、「命をもって罪を償って」と迫る人もいた。判決後、京アニは「無念さはいささかも変わりありません。亡くなられた社員の無念を思うと、心が痛むばかりです」との談話を出した。

 事件で息子を亡くした男性は、青葉被告が記者との面会で判決を「厳粛に受け止めたい」と語ったことに、「心からの言葉として受け止めたい」と話した。

 判決によると、青葉被告は19年7月、京アニ第1スタジオ(京都市)の1階中央フロアに侵入し、事前に準備したガソリンを社員に浴びせかけるなどして放火。3階建てのスタジオを全焼させ、京アニ社員ら36人を殺害し、34人を殺害しようとし、うち32人を負傷させた。

「死刑に処する」繰り返した裁判長 青葉被告が首を左右に振った言葉

 36人の命が奪われた戦後最悪とみられる放火殺人事件で、京都地裁は25日、死刑を宣告した。23回にわたる審理は、凶行に行き着いた被告の半生をも映した。法廷で見守った遺族らは涙ぐみ、納得と無念の言葉を口にした。

 京都地裁で最も大きな101号法廷。88の傍聴席は埋まった。青葉真司被告(45)はこの日も車いすに乗せられて出廷し、証言台の前で法壇を向いた。「主文は最後に言いますが、心神喪失でも心神耗弱でもありません」。増田啓祐裁判長はこう告げて、判決理由の説明を始めた。

京アニ放火殺人事件、被告の弁護人が控訴 一審の死刑判決に不服

 36人が死亡した2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた青葉真司被告(45)の弁護側は26日、求刑通り死刑とした一審・京都地裁判決を不服とし、大阪高裁に控訴した。

 25日にあった一審の裁判員裁判の判決によると、青葉被告は19年7月、京アニ第1スタジオ(京都市)の1階中央フロアに侵入し、事前に準備したガソリンを社員に浴びせかけるなどして放火。3階建てのスタジオを全焼させ、京アニ社員ら36人を殺害し、34人を殺害しようとし、うち32人を負傷させた。

 判決は、青葉被告が事件当時妄想の影響を受けていたと認めたが、放火殺人という手段を選んだのは青葉被告の攻撃的な性格によるものだと指摘。過去の重大事件を参考にするなど「自分の意思で選択した」として完全責任能力を認定し、心神喪失で無罪、または耗弱で減刑すべきだとした弁護側の主張を退けた。

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