路上に放置された“迷惑プランター”103鉢 大阪・難波エリアにナゼ? 市が撤去要請も…実は14年前から…
大阪の難波エリアで何者かによって放置された大量のプランター。市は所有者に来週26日(火)までに撤去しなければ処分するとしていますが、果たして持ち主は現れるのでしょうか。
番組取材班が大阪・難波エリアに向かってみると、プランターは歩道の端に丁寧に並べられ、植物は青々と生い茂っていました。
その数、なんと103鉢ものプランターが並んでいました。
見つかったきっかけは、大阪市がなにわ筋線の工事に伴い、駐輪場をつくる場所を探していたところ「この区画がいい」となった場所にプランターが放置されていたということです。
大阪市によると「いつからあったのかは不明」ということですが、番組が調べたところ3年前の2020年、そして5年前の2018年にはすでにプランターが。
さらにもっと遡ると14年前、2009年12月にはすでに置かれていたことがわかりました。
見つかったきっかけは、大阪市がなにわ筋線の工事に伴い、駐輪場をつくる場所を探していたところ「この区画がいい」となった場所にプランターが放置されていたということです。
大阪市によると「いつからあったのかは不明」ということですが、番組が調べたところ3年前の2020年、そして5年前の2018年にはすでにプランターが。
さらにもっと遡ると14年前、2009年12月にはすでに置かれていたことがわかりました。
10年以上前から放置されているとみられる、持ち主不明の大量のプランター。近所で働く人によると、こんな光景を目にしたことがあるといいます。
「おばちゃんみたいな人がホースをホテルからつないで、水をばーって毎日やっているのは見ます。ホテルのものかなと思っていたので、ホテルの人が育てていると思っていた」
実際にプランターの前に立ち並ぶホテル側に話を聞いてみると…
(平野康太郎アナ)「フロントで話を聞きましたが、プランターについては自分たちのものではないということでした。設置時期についても記憶にないということでした」
ほかの2軒にも話を聞きましたが結果は同じ。謎はますます深まるばかりです。
市は来週26日(火)までに撤去するよう求めていますが、持ち主が名乗り出ない場合、道路法第43条に基づく違反により撤去するとしています。
【誰が置いた?】大阪・難波の歩道脇にあわせて103個の樹木を放置の謎 撤去に向け大阪市が調査
27日、大阪市中央区の歩道脇に放置された100個近い樹木の撤去に向けて、大阪市が現地調査を開始しました。
大阪市中央区難波の歩道脇、約30m2区画にわたり並べられたあわせて103個の樹木。大阪市によりますと、これらの一部は近くのホテルが管理しているものという確認がとれていますが、それ以外は市が設置したものではなく、いつ誰が置いたのかわかっていません。
市は27日午前、放置されているプランターの数や現場の状況を確認するため、現地調査を開始しました。
市は12日、付近のエリアで開始する「なにわ筋線」の工事に影響があると見込まれることから、貼り紙で所有者に樹木の撤去を要請していましたが、撤去期限の26日までに所有者は現れませんでした。
市によりますと樹木は少なくとも10年以上前から放置されていて、道路法第43条に基づく違反行為に該当するとみています。今後、市が所有者の代わりに樹木を撤去していく方針です。