「アジア版グラミー賞」、文化庁が25年にも創設検討…移転した京都で授賞式

「アジア版グラミー賞」、文化庁が25年にも創設検討…移転した京都で授賞式

 文化庁が2025年にも、アジアのアーティストを顕彰する音楽賞の創設を検討していることがわかった。都倉俊一長官が読売新聞の取材に明らかにした。米音楽界最高の音楽賞をモデルにした「アジア版グラミー賞」として、同庁が3月に移転した京都で授賞式を開催し、日本のアーティストらが世界へ進出するきっかけにしたい考えだ。

 文化庁は、京都への移転を契機に文化振興の新たな展開を目指しており、音楽や映像を輸出産業に育てることを目標に掲げている。音楽賞の創設もその一環となる。

 アジア圏のポップミュージックは、「BTS」や「ニュージーンズ」など韓国勢が世界を席巻している。作曲家でもある都倉長官は「日本は国内の市場が比較的大きいために、国内で事足りてしまっていた。海外に出ようというエネルギーは韓国の方が上だ」と指摘。「Jポップを海外に発信するため、世界中に注目されるような音楽賞を京都でやりたい」と語った。

 モデルとなる米国のグラミー賞は1959年に始まり、毎年2月頃にロサンゼルスで授賞式が行われる。世界各国でも放映され、注目度は非常に高い。

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