グーグル「Pixel 8」の最新リークでわかった賢明な決断

グーグル「Pixel 8」の最新リークでわかった賢明な決断

Pixel 8とPixel 8 Proの予約開始日まで2週間を切り、グーグルの次期スマートフォンシリーズの秘密が数多く暴かれている。最近のリークからは、Androidソフトウェアに隠されたさらなるマジックを披露しようとするグーグルの決断を見てとることができる。

Pixel 8とPixel 8 Proは、Android 14がプリインストールされる最初のスマートフォンになるだろう。10月4日の「Made By Google」イベントに先立って、一部のメーカーが独自のAndroid 14を用意することが予想されていたが、最近発表されたAndroidオープンソースプロジェクトのベータ版終了からのフルリリース移行が遅れたことによって、それも難しくなった。

Pixelというブランドが、グーグルが考えるAndroidスマートフォンのあるべき姿を示すデモンストレーションであることを踏まえると、Pixel 8ファミリーでのAndroid 14の挙動は2023~2024年における基準と見なされる。Android 14は、ソフトウェアの心臓部であり、プラットフォームを駆動する不変の存在だが、消費者が違いを実感するのは個々のアプリだ。そのため、グーグルのコアとなるAndroidアプリの統合は、Pixelプラットフォームの根幹をなす仕事になる。

TelegramのGoogle Newチャンネルを運営するチームは、GoogleフォトがGoogle Chromeに倣って、Android 14の新機能の1つであるグローバル・システム・シェアシートをどのように統合するかを詳しく説明している。これはグーグルおよびサードパーティアプリの開発者が、ショートカットを共有シートに埋め込むことを可能にする機能だ。

写真を共有しようとすると、画像のプレビューとともにGoogleフォトが選んだ4つのショートカットが表示され「リンクを作成」「フォトに送信」「アルバムに追加」あるいは「アルバムを作成」するよう促される。

来夏にはPixel 8aも登場か?

これらのショートカットボタンは、開発者がAndroid 14全般にわたってカスタマイズできる。多くの開発者にとって、現在の共有メニューの柔軟性のなさは、自分たちでコードを書き、UIの要素を作ることを意味しているため重要だ。カスタマイズ可能な共有シートによって、開発者はビルトインシステムをニーズに合わせて調整できるようになり、消費者は複数のアプリを横断して一貫性のある体験を得られることになる。

このGoogleフォトへの機能追加が、いつプラットフォーム全体に展開されるのがいつになるかは微妙な問題はあるが、新しいアプリはPixel 8とPixel 8 Proで来月デビューするはずだ。

写真やビデオには、ビデオ編集用の「音声版消しゴムマジック」などの新機能が追加されることを考えると、Googleフォトを使って新しいテクニックを示すことは、Pixelファミリーを使ってAndroidエコシステムを推進する新たな方法なのだろう。

追記:定評あるコメンテーターのアブヒシェク・ヤダフが、Pixel 8とPixel 8 Proの後に登場すると思われる機種のリーク画像を公開した。

特徴的なカメラバーのおかげで、リークされた画像のスマートフォンがまぎれもなくPixel端末であることが感じられ、その色合いはPixel 7aで見たものと一致している。しかし、曲面仕上げの角と縁は、来るべきPixel 8とPixel 8 Proに私たちが期待しているものが反映されている。

これがPiexl 8aのデザインであるという可能性を確信させる、新旧の系譜も感じられる。

しかしPixel 8aが、Pixel 7aとPixel 6aのときと同様に、Pixel 8シリーズが登場した次の夏に発売されると仮定するなら、この画像はかなり早い時期のリークであることを忘れてはならない。Pixel 8aの場合、発売時期は2024年第2四半期後半になると予想されるが、これまでの報道では、Pixel 8aの発売はPixel 7aの売れ行き次第であるともい言われており、確定的な答えを知ろうとするにはまだ早すぎるかもしれない。

わかっているのは、新しいPixelハードウェアは、それがPixel 8であれ8 Proあれ、あるいは推測されるPixel 8aであれ、OSであるAndroid 14を披露するための強力なプラットフォームとして機能するということだ。

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