19日から配信、「iOS 17」の注目機能をおさらい 通話やメールがより便利に

19日から配信、「iOS 17」の注目機能をおさらい 通話やメールがより便利に

 iPhone向けの最新OS「iOS 17」が、日本時間9月19日に配信されます。iOS 17では何が変わるのか。Appleが公開している情報をもとに復習しておきましょう。

対応機種は?

 iOS 17は以下の機種に対応します。A12 Bionicチップ以降を搭載する機種が対応になっており、iOS 16に対応していた「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」はiOS 17には非対応となりました。

 対応機種は以下の通りです。

iPhone 14

iPhone 14 Plus

iPhone 14 Pro

iPhone 14 Pro Max

iPhone 13

iPhone 13 mini

iPhone 13 Pro

iPhone 13 Pro Max

iPhone 12

iPhone 12 mini

iPhone 12 Pro

iPhone 12 Pro Max

iPhone 11

iPhone 11 Pro

iPhone 11 Pro Max

iPhone XS

iPhone XS Max

iPhone XR

iPhone SE(第2世代)

iPhone SE(第3世代)

連絡先のポスターをパーソナライズ

 iOS 17では、ユーザーが自分を表現する方法として連絡先ポスターのパーソナライズ機能が追加されます。電話をした相手の着信画面に表示されるポスターをカスタマイズできるという機能で、写真の他にミー文字を使用したり、タイポグラフィーやフォントの色を設定したりできます。連絡先ポスターは他社製通話アプリも利用できます。

メッセージアプリの機能拡張

 「メッセージ」アプリでは、新たに追加されるプラスボタンをタップすると、写真やオーディオメッセージ、位置情報などよく送信する項目を表示できます。失せにスワイプすると、それ以外のiMessage対応アプリも表示されます。

 自宅などの目的地に到着したことを友人や家族に自動的に通知する安否確認機能も追加されます。目的地に向かって進んでいない場合には、位置情報やバッテリー残量など指定した連絡先に一時的に共有もします。

 メッセージアプリではこの他にも、キャッチアップ矢印が追加され、会話の中にある最初の未読メッセージにジャンプしたり、返信したいテキストの吹き出しをスワイプすることで簡単に返信できるようになります。また、位置情報を共有するとそれを会話の中でリアルタイムに確認したり、オーディオメッセージを自動的に文字に書き起こす機能も追加されます。

FaceTimeでメッセージを残せるように

 FaceTimeでビデオ・オーディオメッセージが利用可能になり、相手が通話に出ない、不在の場合にはビデオやオーディオメッセージを残しておくことが可能になります。

 また、iPhoneをカメラとして使用することで、Apple TV上のFaceTimeアプリから直接通話を始められるように。iPhoneで開始した通話をApple TVに引き継ぐこともできます。

ホーム画面上でウィジェットの操作が可能に

 iOS 14でホーム画面にウィジェットが置けるようになり、iOS 15ではロック画面もウィジェットに対応しました。そしてiOS 17では、インタラクティブウィジェットになります。ウィジェット内でTo Doリストにチェックを入れる、曲やポッドキャストを再生したり一時停止する、ホームアプリのコントロールにアクセスして、その場でタスクを完了させるといったことが可能です。

「NameDrop」で連絡先を交換

 iOS 17では、AirDropに新機能「NameDrop」が追加されます。NameDropでは、iPhone同士、またはApple Watchと近づけると、共有したい電話番号やメールアドレス、連絡先ポスターが交換できます。

時計や写真を表示できる「スタンバイ」

 iOS 17では、iPhoneを横向きで充電しているとき、離れた場所からでも情報を一目で見られるスタンバイ機能が導入されます。大きな時計やお気に入りの写真などを表示可能。Siriの応答や着信なども大きく表示される。

新アプリの「ジャーナル」

 iPhone純正の日記機能、ジャーナルが追加されます。エントリーには写真や音楽、音声なども追加でき、あとから振り返ることが可能です。また、デバイス上の機械学習を活用し、写真や音楽、ワークアウトなどの直近のアクティビティーを分析し、ユーザーに日記をつけるきっかけを与えます。ジャーナルはエンドツーエンドで暗号化され、iCloudに同期。他の人やAppleもアクセス不可となっています。

 なお、ジャーナルはiOS 17は配信直後には使えず、年内に登場予定となっています。

Safariでテーマ別のプロファイルが作成可能に

 iOSの標準ブラウザ「Safari」では、「仕事」や「パーソナル」など、テーマ別にプロファイルが作れるように。プロファイルごとに履歴や拡張機能、Cookieなどを分けられます。また、プライベートブラウズが強化され、基地のトラッカーがページを読み込めないように完全にブロックして、トラッキングを削除します。

パスワードとパスキーの共有

 信頼できる連絡先グループを作り、パスワードをiCloudキーチェーンを通じて共有できるようになります。パスワードはメンバー全員の間で最新の状態に保たれ、メンバーをいつでも削除可能です。

その他の新機能

 その他、主に以下のような新機能や機能改善が行われます。

「ヘルスケア」に心の健康機能が追加。一時的な感情や日々の気分を記録でき、自分の心の状態と、日光の下で過ごした時間、睡眠、エクササイズ、マインドフル時間などの生活要因との関連性を把握可能に

「マップ」に地図の一部をiPhoneに保存し、オフラインでも利用可能に

AirTagを最大5人と共有して、友人や家族が「探す」で持ち物を追跡すること可能に

一度Siriを起動したら、複数のリクエストを連続して依頼可能に

「Apple Music」に共同作業プレイリストが追加。車のSharePlayを使って、車内にいる全員が再生する曲を追加することもできます(年内アップデート予定)

AirPods Pro(第2世代)が適応型オーディオに対応

「画像を調べる」が一時停止したビデオフレームでも利用できるように

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