アップル、9月12日に「iPhone15」と次世代ウオッチ発表へ

アップル、9月12日に「iPhone15」と次世代ウオッチ発表へ

アップルは今年最大の同社製品アップグレードとなるスマートフォン「iPhone15」と次世代アップルウオッチの発表イベントを9月12日に開催すると決定した。

日程は同社ウェブサイトおよび電子メールで明らかにされた。プレゼンテーションは米太平洋時間午前10時にストリーミング配信を開始。イベントはカリフォルニア州クパティーノのスティーブ・ジョブズ・シアターで開催される。ブルームバーグニュースはアップルがこの日に新製品を発表する予定だと27日に報じていた。

今回の新型iPhone発表は、いつもよりアップルにプレッシャーをかけている。売上高は3四半期連続で減少。スマートフォンなどデジタル機器の需要が揺れ動いていることが背景にある。アップルにとって最大の稼ぎ時であるホリデーシーズンで、新製品が成長挽回の助けになる可能性がある。iPhoneとアップルウオッチの売上高は、合わせて同社全体の売上高の半分を超える。

新しいiPhoneはエントリーモデル2種とハイエンドモデル2種が発表される予定。4種とも欧州連合(EU)の新規制に対応するため、充電ポートを「USBーC」に変更する。iPhoneが端子を変更したのは2012年が最後。

30万円超え?ついにUSB採用? どうなるiPhone15、9月12日お披露目か

iPhone(アイフォーン)愛用者にとって待望の新型機「15」シリーズの発表が、間近に迫ってきた。米アップルは29日、米西部時間の9月12日午前10時(日本時間同13日午前2時)から新商品の発表会を行うと発表。複数の現地メディアは、その目玉が「15」シリーズだとみている。最新のiPhoneは、昨年9月16日に発売された現行の「14」シリーズからどう変わるのか。ITジャーナリストの三上洋さんに聴いた。

「15」シリーズでまず注目されるのは、充電用端子だ。

iPhoneはこれまでアップル独自の規格である「ライトニング」を採用してきた。だが、欧州連合(EU)は2022年、スマートフォンなどのモバイル機器に、24年末までに広く使われている「USBタイプC」への対応を義務付ける法案を可決した。

これを受け、多くの米メディアはiPhoneもタイプCに切り替えるとみている。タイプCはデータ転送や充電が速い上、拡張性も高い。三上さんは「EUの方針と合わせてのタイミングで、アップルとしても嫌々、変更するということではないと思う」と推測する。

ほかにはカメラのさらなる機能向上が予想され、インカメラも高画質化される可能性があるという。また、一部機種ではこれまでのステンレス素材に代わり、軽量で強度も高いチタン素材の採用もあるという。

三上さんはこうした機能向上や部品コスト、生産コストの増大から、「14」シリーズでは据え置いた米国での定価は今回、値上げしてもおかしくないとみる。

さらに、日本国内ではこれに円安の影響も加わり、最上位機種の「Pro Max」は、「20万円を超えても当たり前」と予想。今回新たに加わるとみられる最大量2TBストレージは、30万円以上になってもおかしくないとしている。

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