「丑の日」はウナギか、牛か サンシャイン池崎さんらが論争?結末は

「丑の日」はウナギか、牛か サンシャイン池崎さんらが論争?結末は

 「土用の丑(うし)の日」に食べるのはウナギ? それとも牛? 30日の丑の日を前に「ウナギ派」と「牛派」が激しい論争を繰り広げ――。鹿児島県鹿屋(かのや)市が放った、そんなストーリーの動画がネットで話題になっている。同市は全国有数の養殖ウナギ生産地である一方、肉用牛も全国の市町村で産出額が2位(2021年)の大産地。さて、軍配はどちらに?

【「ウ」ナギvs「う」し 両派が激突!!!】

 この動画は、鹿屋市出身で「イエェェェーイ」などと叫んで自己紹介するネタで人気のお笑い芸人、サンシャイン池崎さん(41)が出演する「KANOYeah! CITY」プロジェクトの第3弾。池崎さん扮(ふん)する「クリイエェェェーイティブディレクター、池崎慧」が豊かな食や住環境といった鹿屋市の魅力を紹介するウェブムービーで、今回は「土用のうしの日問題」を取り上げた。

 題して「土用の『うしの日』なのに、なんで鰻(うなぎ)を食べるんだ?」。丑の日に向けて、今年も鹿屋産の養殖ウナギをPRしようと意気込む池崎と養鰻(ようまん)業者らの前に、突然乗り込んできた和牛の生産者らが「丑の日はウナギじゃなくても『う』のつくもんば食べればよかと。それなら牛でよかじゃろう!」とにじり寄る。これを機に一大論争が巻き起こり、池崎も巻き込まれていく――という話だ。

 丑の日に食べるものといえばウナギが定番だが、元来は必ずしもそうではなかった。さまざまな食べ物の雑学を紹介している阪急百貨店オンラインストア「HANKYU FOOD おいしい読み物」によると、丑の日は無病息災を願って「う」のつくものを食べるのが古来からの習わし。うどん、ウリ(きゅうりなど)、梅干しなど何でもよかった。

 丑の日にウナギを食べる習慣が定着したのは江戸時代。由来は諸説あるが、中でもエレキテルの発明で名高い蘭(らん)学者、平賀源内の発案だったとする説が有力だ。ウナギ屋に「夏場はウナギが売れなくて困る」と相談された源内が「ならば『土用の丑の日はウナギの日』と店先に張り紙をしては」と提案したところ、その店のウナギがよく売れ、やがて他の店にも広まって定番化したという。

 それなら「牛でよかじゃろう!」という鹿屋の和牛生産者の訴えにも一理ある。動画には池崎さんの他、市民総勢60人が出演。和牛生産者も養鰻業者も皆、本物だ。熱演のかいあって、動画投稿サイト「ユーチューブ」での再生回数は公開から1カ月足らずで約70万回に到達(28日現在)。鹿屋市ふるさとPR課は「予想を上回る数字。丑の日に向けてもっとアピールしていきたい」と手応えを感じている。

 丑の日に食べるのはウナギか、牛か。論争の結末は鹿屋市のホームページなどにアップされた動画で確認できる。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏