「え、同一人物?」「加工アプリってすげえ」アラサー女の“インスタと現実”が落差ありすぎ!人気インスタグラマーに聞く

「え、同一人物?」「加工アプリってすげえ」アラサー女の“インスタと現実”が落差ありすぎ!人気インスタグラマーに聞く

あ、美人なお姉さん♡と思ったら……?ノーマルカメラで撮影した「現実」がこれ。

同じ日、同じ時間に撮ったとは思えない変貌ぶりです…!加工アプリってすごすぎる。

「現実はみんな同じですね…」

アラサー女子の「インスタと現実」を比較するシリーズが人気のインスタグラマー・おしぷりさん(@oshipuri_life)。

盛れるカメラアプリとともに生活する、現代を生きる多くの女性たちには身に覚えがあるビフォーアフターだらけです。

新幹線の席でスタバ♡とおすましした次の瞬間に駅弁を頬張ったり、お正月太りをテクノロジーの力とポージングで華麗に誤魔化したり、顔の大きさからして全然違う「もはや別人」の動画をユーモラスに紹介したり。

「おもしろすぎるし、わかりすぎる」「現実はみんな同じですね…」「なんか元気出る」「めちゃくちゃ好き!!」と14万人以上のフォロワーから熱い支持を集めています。

といっても、おしぷりさんは決して「現実」を卑下しているわけではありません。

思いっきり変顔をして、おいしいものを食べ、ありのままの自分の顔や身体への愛が伝わってくるのが魅力です。

ダイエットしたら盛りたくなった

1990年生まれ、32歳のおしぷりさん。73キロまで太ったことをきっかけに、ダイエット目的でインスタグラムを始めました。現在はYouTubeでも自身の日常を発信しています。

これまでたくさん投稿してきた中で特にお気に入りは、白いキャミソールからのぞくグラマーな胸元に目がいってしまうこの1枚。

「結構前の投稿なんですけど、胸を作るのにピンクのタオルを入れる芸があって、それが自分でも好きなんです」

「すんごいでっかい大判タオルで、さすがにこんなタオル入れて胸作ってる人ワシしかいないだろうなって毎回思います」

ーー「インスタと現実」シリーズをはじめたきっかけは?

もともとインスタを始めたきっかけはダイエット記録で、ただの日記感覚でやっていたんです。

ダイエットのビフォーアフターを載せるようになった時に、どうしてもアフターをいい感じに撮りたいって気持ちが強くて……(笑)

お腹を凹ませたり角度を作ったりして試行錯誤していたんですけど、それを何回もしていくうちに「不意打ちで撮った体型とキメキメで撮った時、全然違うぞ?!この差を載せたら面白いんじゃないか??」と思いつきました。

初めて載せた時に案外好評で、またやってくださいと言う声をもらったので調子に乗って今まで続けてます!

ーーコメント欄も毎回盛り上がっていますが、印象的なものはありますか?

やっぱりインスタと現実って差がすごいんですよね。「え、同一人物?!」「どう考えても違う人」「どうやったらこんななるの?」なんてびっくりリアクションをもらえると嬉しくなります。

最近笑ったのは「現実こんなやばいの?!」みたいなコメントに対して「多分現実の方もブサイク加工してるんですよ!」と、別の人がコメントしてくれていたこと。

「いや現実は何も加工してないわ!!ありのままだわ!」と思わず突っ込まずにはいられないことがありました(笑)

癖が強い投稿のおかげか、癖が強いコメントが多いので見ていて面白いです。

キメ顔で撮ってる?「当たり前にそうだよ」

ーーこのフィルターや加工はすごい…とこれまで感動したものはありますか?

やっぱりTikTokの加工はすごいなあって思います。アプリを使って時間かけて細工しなくても、顔を写すだけで別人級に変わるわけですからテクノロジーって本当にすごい!と感心します。

今は手で顔を触っても加工が外れないフィルターすらありますしね。こうなってくると何が現実で何が加工なのかわからなくなってきますよね。

何十年後かは加工された自分が公式の自分として登録されて、無加工の自分は置き去りになっていくーーそんな時代がやって来るんじゃないのかと勝手に妄想してちょっと怖くなったりもします。

こんなコンテンツを発信してて言うのもなんですが、普段は無加工の自分の方が好きなので、全てが加工された世界にいたら疲れちゃうだろうなぁって思います。

なので、プライベートで写真を撮る時は加工アプリは使わないです。まずは現実を受け止めたい派です!(笑)私と写真を撮る時は加工カメラは使わないでください!

ーーおしぷりさんが思う、加工やポージングで「インスタ用の自分」を作るおもしろさは?

「めちゃくちゃキメ顔で撮ってるんですか?」ってたまに聞かれるんですけど、「当たり前にそうだよ」って言うのが私のアンサーです(笑)。そうじゃなきゃ差を出せない。面白くならない。

キメ顔を撮る時は脳内の篠山紀信が「かわいいよ、めちゃくちゃかわいいよ!もっとちょうだい!」とホメホメしてくれます。

このシリーズをやっていると「加工しない方がかわいいですよ」というコメントもよくいただくのですが、インスタグラムだけにいるキラキラ世界の私と現実の私を比較しているので加工はマストなんですよね。

加工がないとただのアラサー女の決め顔に過ぎないのでキラキラを出すにはアプリに頼らなければいけません!

お菓子作りをしてる時に、え、こんなに入れて大丈夫なの……?ってぐらい砂糖を入れますけど、食べてみたら「あらちょうどいい」ってなりますよね。

それと同じで、これやり過ぎだろ!!ってぐらいがSNSの世界ではちょうどいい加工なんですよね。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏