歌舞伎俳優・市川猿之助さん宅で倒れていた父・段四郎さんと母親死亡、本人は意識もうろうで搬送…遺書のような書き置き

市川猿之助さん宅で倒れていた父・段四郎さんと母親死亡、本人は意識もうろうで搬送…遺書のような書き置き

 18日午前10時過ぎ、東京都目黒区目黒の歌舞伎俳優・市川猿之助さん(47)の自宅で、猿之助さんと両親の3人が倒れているのが見つかった。警視庁目黒署によると、母親(75)は現場で死亡が確認され、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(76)も搬送先の病院で死亡が確認された。猿之助さんは搬送時、意識があったといい、警視庁が詳しい状況を調べている。

 目黒署幹部によると、猿之助さん宅を訪れたマネジャー2人が倒れている3人を発見し、「猿之助を迎えに来たら、(猿之助さんの)意識がもうろうとしている」と119番した。

 猿之助さんは地下の自室で倒れており、近くで遺書のような書き置きが見つかった。母親と段四郎さんは2階の居間であおむけに倒れていたという。

倒れていた猿之助のそばに遺書のようなものが見つかる、両親は死亡 本人は意識もうろう状態で病院搬送

 歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が18日午前10時20分ごろ、東京都目黒区内の自宅で両親と倒れているのをマネジャーが発見、119番通報した。母親と父親は死亡が確認され、猿之助は意識がもうろうとしている状態で搬送された。警視庁目黒署の調べでは、遺書のようなものが倒れていた猿之助のそばで見つかっており、現場の状況から猿之助が両親を巻き込み、自殺を図ったとみて死因など詳しく調べている。

 亡くなった父親は歌舞伎俳優の市川段四郎さん(本名・喜熨斗宏之、76)。警視庁によると、3人は自宅2階のリビングで倒れていた。母親は現場で死亡が確認され、父親は救急搬送先の病院で午前11時22分、死亡が確認された。

 同庁は両親の死因などに加え、猿之助が書いたとみられる遺書らしいものの内容を確認。解明を進めるものとみられる。薬物や一酸化炭素(CO)中毒を招く練炭の存在については明らかにされていない。

 猿之助をめぐっては18日発売の「女性セブン」が一門の弟子筋、劇場スタッフらに対する性加害を報じていた。歌舞伎の「澤瀉(おもだか)屋」で力を持つ猿之助からキスをされたり、地方興行の宿泊先で体を触られるなどの性被害の関係者が告白が掲載されている。

市川猿之助、自宅で両親と倒れ病院に搬送 憶測飛び交う「一家心中しようと…」

18日、歌舞伎役者・4代目市川猿之助とその両親が自宅で倒れていると報じられた。ツイッター上が騒然となり、憶測も飛び交っている。

■マネージャーが通報

一部メディアによる報道では、午前10時20分頃に東京都目黒区にある猿之助の自宅で、猿之助のマネージャーから「本人(猿之助)と両親の意識がもうろうとしている」と119番通報があったとのこと。

猿之助に意識はあったものの、母親は現場で死亡が確認。父親は意識不明の状態で病院に搬送され、その後死亡が確認された。また、自宅の地下からは遺言と見られる文書が見つかったとのこと。

現在、警視庁目黒署や東京消防庁が現場の状況を調査している。

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■ツイッター上が騒然

このニュースはツイッター上で話題になり、「市川猿之助」「猿之助さん」がトレンド入り。

「え、猿之助さんどういうこと?」「市川猿之助さん一家どうしたのだろう」「えっ!? 市川猿之助さん何があったのっ!?」と動揺するユーザーのコメントが多数上がった。「猿之助さん無事であれ…」「どうか助かって」と願うユーザーも。

■「無理心中」の憶測も

また、同日には猿之助のセクハラ・パワハラ疑惑も報じられていた。

そのため、「パワハラ、セクハラを暴露されて無理心中なのかねぇ」「一家心中しようとしたのかな…」といった憶測も飛び、「無理心中」「一家心中」もトレンド入りした。

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猿之助さん「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」

18日、東京・目黒区で、歌舞伎俳優の市川猿之助さんが意識がもうろうとした状態で見つかり、両親は死亡しましたが、猿之助さんが「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の話をしていたことが分かりました。

18日、目黒区の自宅で歌舞伎俳優の市川猿之助さんが意識がもうろうとした状態で見つかり、別の部屋で見つかった両親は死亡しました。

猿之助さんは病院に搬送され、一時は入院していましたが、歩ける状態まで回復し、19日に退院しています。

司法解剖の結果、両親の死因は向精神薬を服用したことによる中毒死とみられることが分かっていますが、その後の捜査関係者への取材で、猿之助さんが「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の話をしていたことが分かりました。

自宅からは猿之助さんの遺書とみられるものも見つかっていて、警視庁は当時の状況を詳しく調べるとともに、今後、猿之助さんからも事情を聞く方針です。

聴取に「家族会議した」と市川猿之助さん

 東京都目黒区の自宅で倒れているのが見つかった歌舞伎俳優市川猿之助さん(47)が警視庁の事情聴取に、死亡した両親と「家族会議をした」と説明していたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。

『ひるおび』八代英輝氏、猿之助さん両親の死亡時刻のズレ「猿之助さんがご存じの可能性」発言に視聴者ざわつく

5月19日放送の『ほるおび!』(TBS系)で、弁護士の八代英輝氏(58)が18日に亡くなった市川猿之助(47)さんの母親(75)と父親である市川段四郎さん(76)の死因について言及する場面があった。

18日午前10時15分頃、都内自宅の半地下にある自室で意識もうろうとした状態で倒れているのをマネージャ―が発見し通報。2階のリビングに母親と段四郎さんが仰向けで倒れており、その場で母親の死亡を確認。段四郎さんも搬送先の病院で死亡が確認された。猿之助さんは命に別状はないが、意識障害がある状態だという。

猿之助さんが倒れていた近くには遺書のようなものがあり、その後の捜査により、それとは別に“財産を親族以外の関係者に相続させる”といった内容が書かれた書置きも分かっている。さらに、2階リビングに倒れていた両親には2人で1枚の布団が掛けられていたことも明らかになっており、19日の朝から現場検証と死因解明のため2人の司法解剖が行われている。なお、捜査関係者によると練炭や薬の空き瓶などは見つかっていないという。

この状況について、八代氏は「ご両親がフローリングで横たわっている状態で布団が一枚かけられていたと。これは、ご両親自身がそこで横たわって布団をかけたとは考えにくい状況だと思うんですね」と指摘し、「例えば亡くなった方の目を閉じるとか、布団をかけるとか、そういった行為は第三者というよりは近親者の行う行為が想定される」と大胆に持論。

続けて、母親と父親が亡くなった時間が違うことや猿之助さんが別の場所に倒れていたことについても、八代氏は「布団をかけてそれから、猿之助さんが自死を図ったとすると、ご両親が亡くなられる、あるいは意識がなくなるタイミングと猿之助さんが半地下に移られて自死を試みられたタイミングは少し時間的なズレがあるのかなという風に現状では感じます」と、憶測を踏まえたうえで自身の見解を語った。

また、両親の死亡時刻にズレがあることについても「どうやってズレが生じたのかについては猿之助さんがご存じの可能性がある」ともコメント。捜査関係者によると練炭や薬の空き瓶などは見つかっていないというが、八代氏は「他の可能性としては、睡眠薬。あと、柔らかい布で絞めるという。柔らかいもので首を絞めると索条(さくじょう)痕は残らない可能性はある」と、生々しい例をあげて説明していた。

元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏(46)は、2人の死因について「首を何かで絞められた場合は索条(さくじょう)痕が残りますので、そういったものは(見つかっていない)ない」と話しつつ、「ただ首全体を腕などで圧迫した場合は、わからない」と語った。

現状では猿之助さんの母親と段四郎さんが、どういった経緯でリビングに倒れていたのか、死因は何なのかといった理由はまったくわかってない。そうした状況下で憶測を語った八代氏には「八代さん本質に触れちゃったね」「こんな無責任で下衆な憶測推理遊びする意味ないのでは」「八代英輝の妄想推理」「猿之助さんの両親の死因を具体的に考察するのは色々と問題があるのでは?」など、さまざまな意見が寄せられていた。

「家族会議した」と猿之助さん 3人は一家心中図った疑い

警視庁は19日、歌舞伎俳優市川猿之助さん(47)の東京都目黒区の自宅で倒れているのが見つかり死亡が確認された両親について、司法解剖の結果、向精神薬中毒で亡くなった疑いがあると明らかにした。病院に搬送された猿之助さんが18日、警視庁の事情聴取に両親と「家族会議をした」と話したことが捜査関係者への取材で判明。一家心中を図った疑いがあるとみて、警視庁は経緯を調べる。猿之助さんは19日、退院した。

市川猿之助さん性加害疑惑 「性的スキンシップ」求める 劇場関係者らが証言「女性セブン」報道

 両親に外傷や注射痕はなく、発見された18日か前日に死亡したとみられる。警視庁は向精神薬の一種である睡眠導入剤のようなものを口から大量に摂取したとみている。19日午前に始めた現場検証と家宅捜索を午後も続けたが、関連する薬物や容器は見つからなかった。スマートフォン複数台などを押収した。

 警視庁は両親の血液を調べるなどして薬物の特定を急ぐ。猿之助さん宅には土足痕など、一家以外の第三者が関与した形跡はなかった。

 亡くなったのは歌舞伎俳優の父市川段四郎さん(76)と母喜熨斗延子さん(75)。

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市川猿之助、なぜ両親も…「母親は一生懸命に息子を応援」と鰻屋の女将 スキャンダル後の胸中とは

 18日、歌舞伎俳優の市川猿之助さんと両親が自宅で倒れているのが見つかった。母親はその場で死亡が確認され、父・段四郎さんは病院に搬送後、死亡した。猿之助さんは意識がもうろうとした状態で発見されたが、現在は命に別状はないとされる。猿之助さんは歌舞伎界のトップ役者の一人で、両親にとっては自慢の息子。しかし、事件当日発売の女性週刊誌では、スキャンダルが報じられていた。思いつめた末の悲劇なのか。しかし、なぜ両親までも……。事件を読み解くための背景を探った。

 市川猿之助さん一家が行きつけにしている東京・浅草の老舗の鰻料理店「うなぎ 小柳」。

 雷門から徒歩4~5分くらいのところにある。

「うちの店はあと2年で創業100年なんですよ」

 と女将は話す。そんな店に猿之助さんはやって来た。女将によると、猿之助さんが初めて来てから、かれこれ15年か20年くらいになるという。

「猿之助さんは鰻はうちの店以外は食べられないと言ってくれるのよ。『他の店で鰻を食べたら骨がのどにひっかかった』と言ってました。食べ歩きが好きな人ですから、自分に合う店を選んでいたんじゃないかな」

 この店に通うようになったのはファンの差し入れがきっかけ。

「猿之助さんがまだ亀治郎さんだった頃、ひいきのファンがうちの店の鰻を、明治座で公演中の猿之助さんに差し入れたんですよ。それから猿之助さんがうちの店に食べに来るようになりました」

 いつも必ず注文するメニューは決まっている。鰻重の最上級の「松」(税込み3520円)と「きも吸い」(税込み110円)。記者も同じものを注文して食べてみた。ご飯の上の鰻は柔らかい。甘くもなく、辛くもなく、さっぱりとしている。

「猿之助さんはビールは2人で1本くらい。それほど飲まれなかったですね」

 父親の市川段四郎さんも母親も店に来たことがあるという。

「奥様はとってもかわいがっていて、息子さんを一生懸命、応援している人で、いつも息子さんの舞台を見に行っていました。うちの店には猿之助の舞台を見終わった後、和服で来ることが多かったですね。とってもかしこい方で、人を見る目がある。段四郎さんはやさしい感じの人でしたね」

 猿之助が最後に来たのは今年1月14日(土曜)。

「1月の歌舞伎座公演の時ですね。午後7時頃、急に電話があり、4~5人で来ましたよ。2階でみんなで食べてました。元気な様子だったのに、こんなことが起きてびっくりしてます」

◇梨園のスキャンダルは珍しいことではないが

 両親は布団がかけられた状態で2階で発見され、猿之助さんは地下室で倒れていた。両親の死因は向精神薬中毒とみられている。

 事件の真相は明らかになっていないが、猿之助さんの精神面に少なからず影響を与えたと思われるのが18日に発売された雑誌「女性セブン」(小学館)の報道だ。同誌では、スタッフや共演者、弟子へのハラスメント疑惑が掲載された。暴言を吐くなどのパワハラに加え、優越的な立場を利用した性的な強要があったという衝撃の内容で、発売前の同誌の取材に対し猿之助さんは「答える義務はありません」と答えたという。

 報道の内容が事実なのか、事件の引き金が女性セブンの報道だったのかはわからない。ただ、報道と事件のタイミングから考えると、まったく影響がなかったとはいいきれないだろう。 

 一方、梨園のスキャンダルは珍しいことではない。例えば、中村芝翫(しかん)はたびたび不倫報道がされているほか、市川海老蔵も隠し子がいたことが報道で明らかにされている。業界に詳しい関係者は「歌舞伎界には昔から性に寛容なところがある」と話す。

「歌舞伎では男性が女形(女性の役)を演じるため、男女両方の芸を訓練していきます。その中で、性的な好みが男性や女性を行き来することがあります。歴史をひも解くと江戸時代に女形の修行の一環として少年が男性と関係を持つことが行われていました。今なら犯罪ですが、当時はこうしたことも芸の肥やしとされていたという歴史があります」

 今回の事件では、父・段四郎さんと母親も亡くなっている。目立った外傷などはなかったとされる。世間では「なぜ両親も」といぶかしむ声があがっている。先の関係者は「『猿之助』の名前を汚すことに対して、申し訳ない気持ちを強くもってしまったのではないか」と、親子の心境を想像する。

「猿之助」とは、先祖代々襲名されている名前「名跡」(みょうせき)だ。猿之助さんは2012年に四代目「市川猿之助」を襲名した。名門「澤瀉屋」(おもだかや)を率いる立場だ。当然、その名は“重い”。「猿之助」家の芸風は、「古典的な歌舞伎を革新する進取の気風が持ち味」とされ、実際に猿之助さんはその名に恥じない活躍を見せていた。

 父親の段四郎さんはセリフ回しと荒事系の所作を得意として、敵役や脇役などで活躍を見せる歌舞伎俳優だった。しかし、体調不良が続いており、長い間、舞台に立つことができていなかったとされる。

「一般の人たちからすれば想像はしにくいかもしれませんが、歌舞伎一本で生きてきた人たちにとって名前に傷がつくことは耐え難いことです。今回の報道がきっかけの一つとなり、段四郎さんも猿之助さんも『役者生命が終わった』と感じてしまったのかもしれません」

 真相はどこにあるのか。

猿之助さん「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」

18日、東京・目黒区で、歌舞伎俳優の市川猿之助さんが意識がもうろうとした状態で見つかり、両親は死亡しましたが、猿之助さんが「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の話をしていたことが分かりました。

18日、目黒区の自宅で歌舞伎俳優の市川猿之助さんが意識がもうろうとした状態で見つかり、別の部屋で見つかった両親は死亡しました。

猿之助さんは病院に搬送され、一時は入院していましたが、歩ける状態まで回復し、19日に退院しています。

司法解剖の結果、両親の死因は向精神薬を服用したことによる中毒死とみられることが分かっていますが、その後の捜査関係者への取材で、猿之助さんが「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の話をしていたことが分かりました。

自宅からは猿之助さんの遺書とみられるものも見つかっていて、警視庁は当時の状況を詳しく調べるとともに、今後、猿之助さんからも事情を聞く方針です。

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市川猿之助、元刑事が推測「両親のご遺体発見後に後追いを図った可能性も」

 歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が18日午前、都内の自宅で倒れ、意識もうろうとなって救急搬送されてから一夜明けた19日、猿之助宅で警察による現場検証が行われた。また、両親の遺体を司法解剖した結果、向精神薬中毒で亡くなった疑いがあることが明らかになった。元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は20日、デイリースポーツの取材に対し、警察の捜査ポイントなどについて見解を示した。

 亡くなったのは猿之助の父で歌舞伎俳優の四代目市川段四郎さん(76)と母の喜熨斗(きのし)延子さん(75)。段四郎さんは搬送先で死亡が確認され、延子さんは自宅で死亡が確認された。共に外傷や注射痕はなく、発見された18日か前日に死亡したとみられる。

 また、病院に搬送された猿之助が警視庁の事情聴取に両親と「家族会議をした」と話したことも判明。一家心中を図った疑いがあるとみて、警視庁は経緯を調べている。猿之助は19日に退院した。

 司法解剖の結果、警視庁は向精神薬の一種である睡眠導入剤のようなものを口から大量に摂取したとみているが、19日の現場検証と家宅捜索では関連する薬物や容器は見つからなかったという。警視庁は両親の血液を調べるなどして薬物の特定を急ぐ。猿之助宅には土足痕など、一家以外の第三者が関与した形跡はなかった。

 この「司法解剖」について、小川氏は「死因が分からない場合、行政解剖か司法解剖が行われます。行政解剖は事件性がない場合で、今回は司法解剖ですので、あくまで一般論ですが『事件性がある可能性もある』という場合も司法解剖で死因を究明します。事件性があるかどうかの確認でもあるわけです」と説明した。

 その上で、同氏は「死因が『向精神薬中毒の疑い』と公表されましたので、後はその薬品を誰が準備したのか、猿之助さんか、ご両親なのか、本人を含めて3人分の量があったのかなど、合わせて捜査が進められると思います」と推測した。

 今後の捜査ポイントについて、小川氏は「猿之助さんは自殺未遂、ご両親は自殺とみられるということであれば、いつ、誰によって、そういう行為(自殺)をしようといった話になったのかが気になります。今後、猿之助さんから、さらに詳細な話を聞く必要がある。亡くなったご両親の遺書はなかったか、周囲の者に悩み等を話していなかったか、あるいは、そういった話はなく突発的だったのか等を調べるための周辺捜査も行われるでしょう」と解説した。

 警視庁が自宅からスマートフォン複数台などを押収したことも報じられた。

 小川氏は「スマートフォンの押収も、そうしたやりとりがなかったかを調べるためだと思います。ご両親のご遺体は既に死後硬直が始まっていたことから、これは私の推測になりますが、猿之助さんが、ご両親のご遺体を発見した後、後追い自殺を図った可能性も考えられる。警視庁は、事件性(自殺教唆や自殺ほう助)も視野に入れて捜査は継続されると思われます」と指摘した。

みちょぱ 市川猿之助に「期待されてたばかりにちょっと残念」「復活してくれたらいいんですけど…」

 タレントの“みちょぱ”こと池田美優(24)が21日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。歌舞伎俳優・市川猿之助(47)が都内の自宅で倒れている状態で発見され救急搬送、父で歌舞伎俳優・市川段四郎さん(76)と母の喜熨斗(きのし)延子さん(75)が死亡したことについて言及した。

 18日午前10時15分ごろ、猿之助のマネジャーが、猿之助と両親がともに都内の自宅で倒れているのを発見し、119番。母親(75)は自宅で、歌舞伎俳優で父親の市川段四郎さん(76)は搬送先の病院でそれぞれ死亡が確認された。猿之助は半地下の自室で意識がもうろうとした状態で見つかった。捜査関係者によると、猿之助は警察に「前日に死んで生まれ変わろうと家族で話した。両親は睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしたという。警視庁は今後、猿之助の回復を待って事情を聴き、両親が死亡したいきさつなどを詳しく調べる。

 MCの「爆笑問題」田中裕二から「猿之助さんは『ワンピース』とか今度は『鬼滅(の刃)』とか若い人たちも注目するような舞台なんかもやってましたけれども」と話を振られると、みちょぱは「そうですね。バラエティーとかも私も何度かお会いしたこともありました」と明かした。

 その際には「普通に面白く場を盛り上げてくださったりとかするし」と言い、「いろんな世代に歌舞伎を注目してほしいっていう目線でこういうこともやられていたので。私は実際に見に行ったことはなかったですけど、あっ、行きたいなって思わせてくれるようなことをやってたので、これから期待されていたばかりにちょっと残念というか。元気になって復活してくれたりしたらいいんですけど、どうなのか…」と語った。

市川猿之助「事件」を聞き“盟友”香川照之は号泣 梨園の“後輩役者”たちからは「復帰嘆願書」が!

「次の世で会おうね」――。

 5月18日、歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が、父・市川段四郎さん(76)夫妻とともに自宅で倒れているのが発見され、病院に搬送された。一命を取り留めた猿之助が、キャンバスに書き残していたのが、舞台で共演した俳優(40代)にあてた冒頭の文言だという。

【画像】猿之助(当時は亀治郎)と市川中車を襲名する前の“盟友”香川照之と息子の市川團子

 猿之助は19日に退院したが、段四郎さんと母・喜熨斗延子(きのしのぶこ)さん(75)は死亡が確認された。

「両親の死因は、司法解剖で向精神薬中毒と判明しました。猿之助さんは警察の事情聴取に『死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ』と話しています。猿之助さんの自宅には、処方された睡眠導入剤・ハルシオンが大量にありました。両親はそれを飲んだようです。一家で心中を図ったのでしょう」(社会部記者)

 自宅には、複数の遺書が残されていた。

「猿之助さんによる(前述の)共演者への書き置きのほか、その男性に自分の遺産を相続させたい旨の遺書もあったといいます。また、段四郎さんも遺書を残しており、そこにも相続について書かれていたようです」(同前)

 事件当日が発売日だった「女性セブン」が、猿之助のセクハラ・パワハラ疑惑を報じていた。舞台で共演した役者や劇場スタッフに、役や仕事を盾に、過剰な性的スキンシップを求めていたという。

「記事が出ると知った猿之助さんは、明治座で公演中だった主演舞台の関係者に謝罪行脚していました。顔面蒼白で頭を下げたといい、かなり報道を気に病んでいる様子でした。

 母・延子さんはプライドの高い方で、息子の不祥事で一生、世間から後ろ指をさされることに、耐えられなかったのかもしれません」(舞台関係者)

 一方、報じられた猿之助の“乱行”について「かねてから心配していました」と語るのは、テレビ局関係者だ。

「酒さえ入らなければ、こんなにいい役者さんはいないんですが……。

 2020年、猿之助さんは大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)に出演し、注目を集めました。劇中で堺雅人さんを追い詰めた『詫びろ!』というセリフは、彼の“鉄板ネタ”。銀座や六本木の高級クラブで披露しては、女性たちに大ウケして、本人もご満悦でした。しかし最近では、ドラマを見ていない若い女性も増えてきて……。酔いの回った彼は露骨に不機嫌になり、『部屋にテレビ置いてないなんて、貧乏なの?』『君の親は水商売をしていることを知っているの?』などと執拗に女性に問い詰めて、ハラハラさせられることも多かったです」

 だが、この程度ならば酒席ではよくあること。一段とひどくなったのが、コロナ禍に突入してからだったという。松竹の関係者が語る。

「大っぴらに飲み歩けなくなり、身内の歌舞伎仲間と、人目をはばかり高級ホテルの部屋を借り切って、宴会を開くようになりました。それがストレスだったのか……。次第に過激な会になっていったのです。

 猿之助さんはいわゆる“キス魔”で、酔うとすごく距離が近くなる。『女性セブン』で報じられたような濃厚接触がたび重なり、ご本人に直接、苦言を呈したこともありました」

 そんな猿之助をここ数年、支えてきたのが、従兄に当たる香川照之(57)だった。

「いま、誰よりも打ちひしがれているのは、香川さんでしょう。事件の一報を聞いて、号泣したと聞いています。猿之助さんが2007年に、NHK大河ドラマ『風林火山』でテレビドラマに初出演した際には、香川さんが『従弟の亀治郎(当時)をよろしく』とあいさつ回りをしていました。一方、香川さんが市川中車を名乗って歌舞伎に挑戦した際に、サポートしたのが猿之助さん。2人の関係はいわば“盟友”です。香川さんが、2022年の性加害問題から歌舞伎界に復帰できたのも、猿之助さんの尽力があってこそ。猿之助さんが歌舞伎界を離れることになれば、ほかに後ろ盾のない香川さんが、今後も歌舞伎役者として活動するのは絶望的でしょう」(歌舞伎関係者)

 今回の事件を悲しむのは、香川だけではない。別の歌舞伎関係者は「猿之助さんがいなくなれば穴は大きい」と嘆く。

「演出も主演もできて、脚本まで書けるのは、梨園では猿之助さんだけ。猿翁(えんおう)さん(三代目市川猿之助)も、脚本までは書きませんでしたから。昨今は『ワンピース歌舞伎』で主役を務めるなど、歌舞伎人気を支えてきました」

「女性セブン」では、若手役者へのハラスメントを告発された猿之助。梨園では、「すでに告発した“犯人探し”は終わっています。猿之助さんに切り捨てられて、恨みを抱えた関係者の腹いせとも……」(前出・歌舞伎関係者)という。「昼の部が始まったばかりの歌舞伎座に、事件の第一報が届くと、『ざまあみろ』と言い放った役者が、いるとかいないとか……。猿之助さんの不遜なところを嫌っていた人も多いのです」(同前)。

 だがその一方で、高価な服を買えばすぐに、お下がりとして後輩に譲るなど、面倒見のよさでも知られていた。

「猿之助さんがこのまま表舞台から身を引くことになったらと、かわいがられていた後輩連中は『裏方でもいいから、猿之助さんを歌舞伎界に復帰させてほしい』という嘆願書を集めて、松竹に提出しようと話し合っていますよ。このまま退場させるにはあまりにも惜しい人材だからです」(前出・歌舞伎関係者)

 実際、猿之助の量刑はどのように考えられているのか。前出の社会部記者が語る。

「一家で話し合って心中したということになれば、死刑もありうる殺人罪ではなく、せいぜい自殺ほう助や承諾殺人での立件になると見られます」

 若狭勝弁護士もこう話す。

「承諾殺人罪ならば、被害者が2人でも量刑は懲役10年程度。自殺ほう助罪なら7年ほどでしょう。両親が自殺し、それをはかなんだ猿之助さんが後追い自殺を図ったということになれば、罪に問われない可能性もあります」

 ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン――。その言葉どおり、猿之助の主演舞台は、香川照之の息子・市川團子(だんこ)と若手俳優の中村隼人(はやと)が代役を務めて続けられると発表された。一度は自ら死を選んだ猿之助が、舞台に戻る日は来るのか――。

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市川猿之助を自殺幇助で逮捕へ「両親は別の薬物摂取の可能性も」「ビニール袋、薬のパッケージをゴミに」

歌舞伎俳優の市川猿之助(47)と両親が5月18日、東京都目黒区の自宅で倒れているのが見つかり、両親が死亡した事件で、警視庁捜査一課は猿之助を自殺幇助罪で近く逮捕する方針を固めたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。

自殺の過程で浮上した複数の疑問点

 警視庁は父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(76)と母親の喜熨斗延子(きのしのぶこ)さん(75)の死因は、いずれも向精神薬中毒とみられると発表している。

 捜査関係者が明かす。

「当初、捜査一課は殺人容疑を念頭にチャート図を作成し、捜査をスタートさせていた。猿之助は事件後、入院先の病院内で『家族で死んで生まれ変わろうと話し合った』『(両親は)自分が用意した向精神薬を約10錠、自ら飲んだ』と説明。その過程で複数の疑問点が浮かび上がったのです」

 司法解剖の結果、両親の体内からは睡眠導入剤「サイレース」などの成分であるフルニトラゼパムが検出された。薬物鑑定に詳しい法科学研究センター所長の雨宮正欣氏が解説する。

なぜ一家心中の証拠を“隠滅”しようとしたのか

「フルニトラゼパムは眠れない人の最後の切り札として使われることが多い。翌日ボーッとしたり、運動機能に強い作用を起こすこともあり、睡眠薬の中では比較的危険性が高い。1回の量は0.5mgから2mgですが、呼吸困難などの重大な症状が起こるのは約1g程度。致死量は約6gと言われています」

 捜査関係者によれば、基礎疾患や年齢を考慮すると、現実的に死に至るには少なくとも300~400錠が必要とされる。

「そのため、両親はフルニトラゼパムに加え、別の薬物も摂取した可能性がある」(前出・捜査関係者)

 さらに疑問なのが、猿之助の当日の行動だ。両親が意識を失うのを見届けた後、猿之助は2人に白色のビニール袋を被せている。

「猿之助は病院内の聞き取りで『両親が動かなくなった後、ビニール袋を取り外し、薬のパッケージと共に家の近くのゴミ置き場に捨てた』と話していた。事件当日は燃えるゴミの日で、清掃事務所は午後12時半前後にごみを回収。“犯行”を裏付ける物証は、すでに失われてしまった。2人の死因はビニール袋を被せたことによる窒息死ではなく中毒死ですが、なぜ一家心中の証拠を“隠滅”しようとしたのか、謎が残る」(同前)

警視庁は猿之助を逮捕する方針を固めている

 今後の捜査はどう展開するのか。

「自殺という目的のために睡眠薬やビニール袋を用意するなど、自殺を容易にする援助を行った場合、刑法第202条の自殺幇助罪に抵触する可能性が高い。警視庁は近く猿之助を逮捕する方針を固めている。自殺幇助罪の刑事罰は、6カ月以上7年以下の懲役または禁錮です」(同前)

 Xデーはいつになるのか、捜査状況が注目される。

 5月31日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および6月1日(木)発売の「週刊文春」では、今回の心中現場にも最初に駆け付けた恋人が小誌に語った猿之助との驚くべき関係、心中事件に残された“3つの謎”、猿之助が孤立を深めていったターニングポイント、突然、澤瀉屋の“後継者”となった香川照之の恍惚と不安、香川の母・浜木綿子や寺島しのぶらが味わった「梨園の女」の悲劇などを8ページにわたり詳報する。

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猿之助「恋人に捨てられた」報道に梨園関係者ショック「 “金づる” としか思ってなかったなんて!」

「私は、Aは今も病室にいて、傷心の猿之助の手を握って看病しているものだとばっかり思っていました。今回の報道には、歌舞伎関係者全員がショックを受けています」

 ある歌舞伎関係者が、憤りを押し殺してこう語る。6月1日発売の「週刊文春」が、マネージャー兼恋人とされたA氏が別の人物と仲睦まじくしている姿とともに「猿之助は恋人に裏切られていた」と報じたからだ。

 5月18日に、自宅で両親と倒れているのを発見された市川猿之助。父の市川段四郎さんと母の延子さんは死亡している。猿之助は、A氏に対し、「次の世でも会おう」として、遺産を相続させる旨の遺書を残していたと報じられている。

「それなのに、猿之助のことなんかまるでそっちのけで、他の人を引っ張り込んでいたわけでしょう。これでは、猿之助がかわいそうすぎる。猿之助のことを “金づる” としか思っていなかった様子がありありと伝わってきました」(同)

「週刊文春」の直撃を受けたA氏は、猿之助が死のうが「関係ありませんね」と答え、まったく悲しくないのかという質問には「はい。全然」と答えたと報じられている。

 前出の関係者が続ける。

「猿之助は、Aに10年間にわたり献身してきました。Aに惚れた猿之助が悪いといえばそれまでですけど、Aは、自分を養子にして全財産を相続させるという遺書も見てるわけですよね。それで、よく何もなかったかのような顔をできるもんだなと。

『週刊文春』には『猿之助逮捕へ』とも書かれていて、いま梨園はズドンと落ち込んでいます。もともと2024年の公演『スーパー歌舞伎2 鬼滅の刃』の演出で復帰させようという計画がありましたが、逮捕されては、執行猶予がついたとしても微妙でしょう」

 梨園には、いまも猿之助のシンパが多いという。Aは、今回の対応によって、「間違いなく梨園には出入りできなくなった」とこの関係者は力を込めた。

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市川猿之助さん、きょうにも逮捕へ

 歌舞伎役者の市川猿之助さんの両親が死亡した件で、猿之助さんが母親の自殺を手助けした疑いが強まったとして、警視庁がきょうにも逮捕する方針を固めたことがわかりました。

 先月18日午前10時すぎ、東京・目黒区の市川猿之助さん(47)の自宅で、猿之助さんと両親が倒れているのが見つかりました。母親は現場で死亡が確認され、父親は搬送先の病院で死亡しました。両親の死因は向精神薬中毒とみられ、猿之助さんも自殺を図ったとみられています。

 警視庁は猿之助さんから話を聞くなど当時の経緯などを慎重に調べていましたが、その後の捜査関係者への取材で母親の自殺を手助けした疑いが強まったとして、警視庁が市川猿之助こと喜熨斗孝彦さん(47)をきょうにも逮捕する方針を固めたことがわかりました。

 猿之助さんは自身の睡眠薬を両親に手渡したとみられていて、任意の調べに対し、「家族会議をした。両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしていました。

 警視庁は父親が亡くなった経緯についても慎重に調べています。

TBS「THE TIME,」、市川猿之助容疑者がきょうにも逮捕報道…安住紳一郎アナ「容疑者という呼び方に変わりました」

 TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は27日、歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者が母親の自殺ほう助の疑いで同日中にも逮捕されることを報じた。

 総合司会で同局の安住紳一郎アナウンサーは、このニュースを伝える際に「市川猿之助容疑者という呼び方に変わりました。きょうにも逮捕ということです」と伝えていた。

 事件は、5月18日に東京・目黒区内の自宅で父親で歌舞伎俳優の市川段四郎(喜熨斗弘之)さん(76)と母・喜熨斗延子さん(75)が自宅で倒れているのが見つかり、いずれも死亡。猿之助容疑者は、もうろうとした状態で発見され病院に搬送されていた。

 猿之助容疑者は警視庁の事情聴取に対し「家族会議をした」とし、「(家族で)死んで生まれ変わろう」などと説明。警視庁は一家心中を図った疑いがあるとみて、経緯を調べていた。同居していた両親は自宅の2階リビングで発見され、司法解剖の結果、向精神薬中毒で亡くなった疑いがあることが判明した。

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市川猿之助容疑者「間違いありません」容疑を認める

母親に対する自殺ほう助の疑いで逮捕された歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者が警視庁の調べに対して、「両親が自殺する手助けをしたことに間違いありません。私も両親の後を追って自殺するつもりでした」と容疑を認めていることがわかりました。

歌舞伎俳優の市川猿之助こと喜熨斗孝彦容疑者は先月18日、東京・目黒区の自宅で、意識がもうろうとした状態で見つかり、別の部屋で倒れているのが見つかった母親はその場で死亡が確認され、父親は搬送先の病院で死亡が確認されました。

再逮捕迫る「市川猿之助」 専門家が供述内容から読み解いた「動機の真相」と「犯行時の精神状態」

 市川猿之助容疑者(47)の「再逮捕」のタイミングに注目が集まる一方で、その供述から「一家心中」をはかった当時の様子が徐々に明らかとなりつつある。しかし肝心の「動機」について、いまなお捜査関係者や専門家から疑問の声が上がり、“謎”は解けないままとなっている。

【写真10枚】29年前、慶應大1年生だった猿之助。やはり現在とは雰囲気が全く違う

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「コップに潰した錠剤を入れて水を注いだら、すぐ青色になった」

 6月27日、母親の「自殺」を手助けした自殺幇助の疑いで逮捕された猿之助容疑者は、睡眠薬を両親に飲ませた際の状況について、こう話しているという。

「聴取に対して、猿之助容疑者は“以前、病院から処方された睡眠薬を両親に用意した。睡眠薬はスリ潰して、水に溶かして飲ませた”とも説明しています。実際、母親から検出された睡眠導入剤は水に溶かすと青色に変わるということで、警視庁は“供述に矛盾はない”と見ています」(全国紙社会部記者)

 猿之助容疑者と母親、そして父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(76)が東京・目黒区の自宅で倒れているのが発見されたのは5月18日。リビングの床に並んで横たわっていた両親には布団が掛けられ、死因は向精神薬中毒とみられている。

「母親の体内から検出された2種類の睡眠薬の成分は、猿之助容疑者の体内からも検出されており、“両親のあとを追って自殺するつもりだった”という供述とも一見、矛盾しない。警視庁は現在、“認知症の傾向があった”とされる父親の死亡に猿之助容疑者がどう関与したかについて、慎重に捜査を行っています」(同)

釈然としない「心中理由」

 粛々と進む捜査の裏側で、「いまも腑に落ちない」と一部の捜査関係者から指摘されているのが「動機」だという。猿之助容疑者は「一家心中」を選んだ理由について、

「私に関する記事が週刊誌(女性セブン)に掲載されることを両親に話したところ、家族会議が行われて“みんなでさよなら”することにした」

 と供述。18日に発売された「女性セブン」の記事は、役者やスタッフに対する猿之助容疑者のパワハラや性加害を告発する内容だったが、梨園関係者からは「古くから歌舞伎界でたびたび指摘されてきた問題で、とても一家心中するほどの内容とは思えない」との声がいまも漏れる。

 また「捜査関係者も“疑問は残るが、両親が亡くなっている以上、供述を裏付けるものもなければ、くつがえす材料もない”と話している」(前出・記者)という。

 一方で、社会心理学(犯罪心理)が専門の新潟青陵大学大学院教授の碓井真史氏はこう話す。

「率直にいって、あの週刊誌記事の公表が“一家心中”を決断するほどの出来事だったとは到底思えません。しかし同時に、猿之助容疑者が明らかな嘘をついているとも思えない」

当時の精神状態に注目

 碓井氏が続ける。

「日本の場合、家族を巻き込んだ心中事件における動機の多くは“愛”や“同情心”に端を発するものです。“自分が死んだ後に子供につらい思いをさせたくない”や“病気で苦しむ家族を楽にさせてあげたい”など、第三者から見れば身勝手と映るだけですが、心中を決意した当事者は“残された道はそれしかない”との思考に囚われてしまう」

 ただし今回の事件では「家族会議の結果」で心中が決まったとされ、碓井氏もこの点に関して「本当に家族でどこまで話し合いが行われたのかについては検証が必要」と話す。

「心中の理由について不可解な点があるのは事実ですが、仮に当時、猿之助さんがうつ的な精神状態に陥っていたとすれば、話は違ってきます。うつ状態の人は、客観的には致命的な事態と見えなくても“もうだめだ”と悲観してしまう傾向がある。実際、本当はお金があるのに“ない”と思い込むなど、傍から見れば“大したことない”と思えることでも、当事者が一方的に思い詰めて事件へと発展するケースは存在します」

 現時点で、猿之助容疑者が「うつ状態」にあったかどうかは不明だが、記事が出ることで精神的に追い込まれた猿之助容疑者が「話し合いを主導する」形となった可能性も否定できないという。

「悔やまれるのは、普段からSOSや相談できる相手が身近にいれば、今回のような重大な結果には至らなかったと考えられる点です。両親の死や証拠の存在の有無などから、刑事事件としてこれ以上の動機の解明が難しいとしても、“なぜ、このような悲劇が起きたのか?”の究明は今後も続けられるべきです」(碓井氏)

 舞台が公判に移っても、その取り組みは続くと見られている。

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梅沢富美男「絶対に許さねぇ!」と市川猿之助容疑者へ厳しい言葉…「アイツはとんでもないことをした」

 俳優の梅沢富美男(72)が3日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演。母親に対する自殺ほう助容疑で逮捕された歌舞伎俳優・市川猿之助(本名喜熨斗=きのし=孝彦)容疑者(47)について厳しい言葉で語る場面があった。

 番組では猿之助容疑者のいとこである市川中車(香川照之)が代役を務めた「七月大歌舞伎」昼の部「通し狂言 菊宴月白浪(きくのえんつきのしらなみ)」についてのニュースと、猿之助容疑者の今後について扱った。

 梅沢は「猿之助の話は、セクハラやパワハラの話から始まってさ、親と一緒に自殺したって話になって、捕まってみたら次から次へといろんな話が出てきた。俺は役者として猿之助が大好きだから憶測で言いたくねぇんだよ」と話し始めた。

 口調が変わって「同じ舞台の役者の先輩としてひと言だけ言いたいんだよ。先輩だから言わしてくれよ。アイツはとんでもないことをしたんだよ。舞台に穴を空けた。舞台の役者ならやっちゃいけねぇよ」と強い口調で述べた。

 歌舞伎役者も地方公演で演じる役者も舞台に対しては同じ志でやっているという。「みんな命懸けてるんだよ。命は懸けるんだけど、その底辺にはお客さんがいるんだよ。お客さんに見てもらうんだよ。1人でも2人でも“猿之助が見たい”という人がいるならば、何で穴を空けた。やっちゃいけねぇことだと思う」と語った。

 さらに「歌舞伎座だったら穴を空けなかったのか?明治座だから穴を空けたのか?とんでもねぇ話だ。歌舞伎座でも明治座でも客に変わりはない」と厳しい言葉を続けた。

 そして「パワハラだの、セクハラだのどうのこうの言われているのに何で釈明しない?生き恥を晒して何で出ない?人間はみんな生き恥を晒しながら生きてるんだよ」と今回の件に対する釈明を求めた。

 最後に「猿之助が舞台に穴を空けたことは絶対に許さねぇ!やっちゃいけねぇことだ」と強い口調のままこの話題を締めた。

市川猿之助 父の死で再逮捕なら歌舞伎界から永久追放へ…「猿之助」の名跡も封印危機

「猿之助容疑者は『両親の顔にかぶせたビニール袋を養生テープでとめた』などと供述していますが、そのビニール袋は見つかっておらず、警視庁は犯行後に証拠隠滅を図った可能性があるとみて調べています。

また『家族3人でうどんを食べた後、処方された睡眠薬を水に溶かして飲んだ』との供述も、1リットル以上を飲まないと致死量に至らず、普通なら途中で眠くなって寝てしまうはずです」(捜査関係者)

6月27日、市川猿之助容疑者(47)が、死亡した両親のうち母・延子さん(享年75)の自殺を手助けしたとして自殺ほう助の疑いで逮捕された。猿之助容疑者は5月17日、東京都目黒区の自宅で両親に睡眠薬を服用させ、一家心中を図ったとされる。自らのパワハラとセクハラ疑惑を報じた週刊誌『女性セブン』の発売前日だった。

「家族会議で一家心中を決めた理由について、猿之助容疑者は『あることないことが週刊誌に掲載されることが引き金』だという趣旨の供述をしていたそうです。母親と同じく死亡した父親・段四郎さん(享年76)も、死因は向精神薬中毒の疑いとされています。

今後、父親に関しても何らかの容疑で再逮捕されるとみられています。認知症の症状が進んでいたという父親が自殺の意思表示ができたのか。殺人容疑になる可能性もあります」(全国紙記者)

東京・上野にある寛永寺に、段四郎さんの両親が眠っている一族の大きな墓がある。段四郎さん夫妻、猿之助容疑者の塔婆も見える。お墓は掃除されているが、供え物も、献花も、焼香の跡もない。両親の納骨はまだのようだ。

「その件については、一切お答えできません」(寺の管理事務所)

後援会関係者は言う。

「両親の遺体は荼毘にふすこともできず、安置所にあるようです。猿之助さんが転院したとき、香川さんが面会に行ったそうです。『澤瀉屋のことは任せろ』と伝えた香川さんに、猿之助さんは弱々しく『ありがとう。迷惑かけてすみません』と答えたといいます」

猿之助容疑者に科される刑について渋谷第一法律事務所の寺井友浩弁護士は言う。

「母親だけの自殺ほう助であれば6カ月から最長7年の刑となります。初犯のため4~5年の執行猶予がつく可能性もありました。ですが、今回は両親が亡くなり、併合罪になるでしょう。併合罪とは同一人物が犯した複数の罪ですが、重いほうの罪が優先されます。

父親も自殺ほう助となれば、6カ月から最長7年の刑ですが、2人の自殺ほう助なら初犯でも執行猶予がつかない可能性もあります。自殺の方法を猿之助容疑者が調べていたということですので、過失致死罪などの可能性もあるかもしれません。今後の捜査や供述にもよりますが、故意の殺人となれば最低でも5年以上の懲役刑。自殺が目的であったという情状酌量などで判決的には6~7年の実刑になるのではないかと考えます」

香川照之はほとんど眠らず宙乗りを

歌舞伎関係者は言う。

「猿之助さんは歌舞伎役者を引退する意向だそうです。当初、松竹側は猿之助さんが逮捕されなければ、歌舞伎役者として舞台に立つのは無理でも、演出・脚本家としての道を用意することを考えていたようですが、逮捕によって事情が一変しました。

猿之助さんは今後、歌舞伎界から完全に退かざるをえないでしょう。もう猿之助を名乗ることもできなくなり、以後は本名・喜熨斗孝彦として別の人生を歩むことになります。澤瀉屋の今後については、トップの猿翁さんは病気のため事件について判断できる状態ではないと聞いているので、中車さん(香川照之)の意向も聞き、松竹が総合的に判断することになるでしょう」

7月の歌舞伎座での「七月大歌舞伎」で、中車は猿之助容疑者の代役として宙乗りに初挑戦してる。

「じつは中車さんも事件後眠れず、睡眠薬を常用していましたが、摂取量が過度になるのを避けるため現在はほとんど眠らずに宙乗りの稽古に必死なのです。そのため、かなりやつれていると聞いています」(前出・後援会関係者)

別の歌舞伎関係者は言う。

「猿之助容疑者が父への殺人罪で実刑となった場合は、歌舞伎界から完全追放となり、もう『猿之助』の名跡すら、おいそれと使うことはできなくなるでしょう。澤瀉屋内からも『猿之助の名跡は未来永劫、使われることのない“止め名”にしてはどうか』という話も出ているそうです」

歌舞伎界で“止め名”とは、諸事情により、封印された名跡のことを指す。

「二代続けて早く亡くなった尾上榮三郎や、初代團十郎を刺殺した生島半六など、いわくつきの名跡がそれにあたります」(前出・歌舞伎関係者)

演劇評論家の上村以和於さんはこう語る。

「尾上榮三郎や生島半六以外の“止め名”のケースでは、具体的な名前は避けますが、役者の没後、その妻だった方が『絶対にこの名前は誰にも継がせたくない』とおっしゃって、誰も襲名しない名前もあります。少なくとも今回、猿之助という名跡が“止め名”になってもおかしくはないですね。本来なら猿翁さんが決めることになるのでしょうが、お体のこともあるし、松竹も絡んでくる問題になるでしょう」

猿之助が“止め名”になれば、中車の息子・團子も、五代目猿之助を名乗ることはなくなる。

「本来、團子という名前は将来、猿之助もしくは段四郎になるべき人が若い時代にこれまで名乗ってきた名前です」(前出・上村さん)

團子が猿之助ではなく、段四郎として澤瀉屋を背負う選択肢は残されているようだ。

「そのためにも中車さんにはもっと頑張ってもらわないと困ります。幸か不幸か、香川照之としての仕事がなくなってしまっています。もうこの際、中車に専念してやってもらいたいと思います」(前出・上村さん)

自らの家族だけでなく、歌舞伎界全体に大きな被害を与えてしまった猿之助容疑者。今後の捜査で新事実は明らかになるのか――。

香川照之が10月スタート「TBS日曜劇場」で復帰? 市川猿之助容疑者の“穴埋め”で評価急上昇

 2022年の夏、「週刊新潮」に銀座クラブホステスへの性加害が報じられ、無期限謹慎中だった俳優の香川照之(57)が、秋の番組改編で民放ドラマのキャステイング候補に挙がっているという。

「少し前から局内では“香川待望論”が挙がっていたんです。今回の市川猿之助(47)の一家心中事件で、香川は歌舞伎俳優・市川中車として猿之助の代役をこなしていることから、その声はより強くなっています。実際、ドラマスタッフが秋のドラマで香川の起用を検討しているとも聞いています」(TBS関係者)

 香川の甥、歌舞伎俳優の4代目市川猿之助容疑者が母親の対する自殺幇助容疑で逮捕されたことで、歌舞伎界に激震が走っているが、猿之助容疑者が当主の澤瀉屋はリーダー不在の状況だ。そのため、市川猿翁(83・3代目市川猿之助)の実子である中車を中心に厳しい難局を乗り切ろうとしている。

「市川亀治郎を4代目猿之助に指名した猿翁は一時、香川と同居していましたが、父子の折り合いは悪く、今は香川の自宅近くのマンションに住んでいる。体調が思わしくない猿翁に今回の事件については知らせていないようです」(梨園関係者)

 猿之助一家の心中事件は、明治座の「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」の最中に起こり、香川の長男、市川團子(19)が急きょ代演を務めことで、評価はうなぎ上りとなった。

 7月3日からの歌舞伎座「七月大歌舞伎」昼の部、「菊宴月白波」の斧定九郎役を中車が務めることになっている。

■香川親子の双肩にかかる澤瀉屋の存亡

「猿之助の穴を香川親子が埋めたことで、評価は確かにあがっています。香川は歌舞伎役者として遅咲きのデビューですから、ランクが低い。もともと歌舞伎のギャラは、テレビドラマに比べると各段に安い上に、香川が澤瀉屋を支えるにはそれなりの資金が必要。ドラマ復帰は香川にとっても願ったりかなったりでしょう」(演芸ライター)

 香川は自身のセクハラ問題によって朝の情報番組「THE TIME,」(TBS系)などのレギュラー番組だけでなく、トヨタ自動車やアリナミン製薬など複数のCMも降板させられたため、違約金が残っているという。しかも、自身が手掛けている子供向け昆虫ビジネスへの打撃も小さくない。それだけに、ドラマ復帰を足掛かりに芸能活動を本格復帰させたいところだろう。

「ホステスへのセクハラ問題さえなければ、もともと演技力は高く評価され、数字が取れるだけに、禊が済めば起用したいというプロデューサーは少なくないはず」(ドラマ関係者)

 香川はTBSの人気ドラマシリーズ「半沢直樹」で、名バイブレーヤーとして大ブレークした。昨年10月スターの日曜劇場ドラマ「アトムの童」にも出演が決まっていたが、セクハラ問題で降ろされている。

「局内では香川はすでに社会的制裁を受けたという声もあって、直近で有力候補として挙がるのが10月スタートの日曜劇場。ドラマはスポ根もので、主演は鈴木亮平(40)。他のキャステイングは正式に決まっていません」(前出・TBS関係者)

 香川のセクハラ騒動から1年が経過しようとしている。猿之助容疑者の復帰が絶望視されている今、澤瀉屋は香川が守るしかないだろう。ドラマ復帰が実現するのか注目したい。

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市川猿之助被告の執行猶予付き有罪判決確定

 東京地裁は21日、両親の自殺を手助けしたとして自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎俳優市川猿之助被告(47)を懲役3年、執行猶予5年とした判決が確定したと明らかにした。20日付。

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