「EOS R6 Mark II」が2カ月連続首位…Map Camera1月ランキング

シュッピン株式会社は2月10日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2023年1月1日～1月31日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

1位：キヤノン EOS R6 Mark II 

2位：ニコン Z 5 

3位：ニコン Z 9 

4位：ライカ Q2 

5位：リコーイメージング RICOH GR IIIx 

6位：キヤノン EOS R7 

6位：ソニー α7 IV 

8位：富士フイルム X-T5 

9位：ソニー α7R V 

10位：富士フイルム X-S10

キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」が2カ月連続で新品部門1位を獲得した。2位以下を大きく引き離しての首位だった。キヤノンはこのほか6位に「EOS R7」がランクイン。同社では入荷数が安定していることから、前回9位から順位を上げたとしている。

2位はニコンのフルサイズミレーレス機「Z 5」。同社ではメーカーキャンペーンの影響もあり購入者が増加したという。3位には同じくニコンの「Z 9」が続いた。新品の在庫数が安定してきたことや、中古との価格差が大きくないことから新品を購入する人が多いとコメントしている。

ライカのレンズ一体型カメラ「Q2」が4位を獲得。発売から4年が経過しながらもランクインした理由について同社は、外国人観光客の来店・購入が増えたと分析。1月中旬に実施されたメーカーによる価格改定も後押しになったとしている。

中古デジカメ販売月間ランキング

1位：富士フイルム X-T4 

2位：富士フイルム X-S10 

3位：ソニー α7 IV 

4位：キヤノン EOS R6 

5位：富士フイルム X-E4 

6位：ソニー α7 III 

7位：ソニー α7R IV 

8位：リコーイメージング RICOH GR IIIx 

9位：キヤノン EOS 5D Mark IV 

10位：キヤノン EOS R

中古部門の1位は富士フイルムの「X-T4」が獲得した。X-H2S、X-H2、X-T5らの登場により同機が下取りに出されるケースが増えたことに加え、中古価格が下がってきたことから中古ランキングでも徐々に順位を上げてきたと同社はコメントしている。

2位には同じく富士フイルムの「X-S10」がランクイン。同機は新品の供給不足の影響により中古品の購入者が増えているという。富士フイルムはこのほか「X-E4」が5位を獲得している。

ソニーのカメラも計3機種がランクイン。「α7 IV」が3位、「α7 III」が6位、「α7R IV」が7位を獲得している。

キヤノンは「EOS R6」が4位、「EOS 5D Mark IV」が9位、「EOS R」が10位を獲得した。EOS 5D Mark IVは一眼レフカメラで唯一のランクインとなった。なお、同じく一眼レフカメラの「EOS ７D Mark II」も、ランキング外ではあるが13位に位置づけているという。

リコーイメージングのレンズ一体型カメラ「RICOH GR IIIx」は新品・中古の両部門でランクインした。